【World of Warships連載:第4回】航空母艦の操作はまるでリアルタイムストラテジー!空母と航空機の操作を紹介

Wargamingが9月17日より正式サービスをスタートしたオンライン海戦ストラテジー「World of Warships」を遊ぶ上で知っておきたいポイントを全4回で紹介する。最終回は、駆逐艦・巡洋艦・戦艦とは全く異なる操作で楽しめる航空母艦と航空機を紹介する。

全4回の記事を通して「World of Warships」の魅力と基本操作を紹介する本連載。前回までは駆逐艦・巡洋艦・戦艦に搭載された主砲や魚雷の操作を紹介してきたが、今回お届けするのは航空母艦(空母)と航空機の操作だ。

空母は、航空機が発着する甲板を備えた大型艦で主砲は備えておらず、搭載する武器は副砲と対空砲のみだ。いずれも最低限の攻撃力しかないため、砲撃戦ではまず勝つことができないだろう。そんな空母の最大の武器が、戦闘機・爆撃機・雷撃機からなる艦載機だ。これらの艦載機について解説しよう。

見ての通り空母には巨大な甲板を搭載。左右に副砲と対空砲を備えている。

空母はマップ全体を俯瞰する視点で操作でき、味方艦の動きを把握することが可能だ。味方艦が向かう先に敵がいるかを探る索敵や、敵空母や大型戦艦への爆撃・雷撃攻撃など独特の戦闘スタイルが求められ、戦場の司令塔といった存在だ。

空母は上空から戦場を見ることができる。航空機の視界に入った遠くの敵艦も視認可能だ。
敵艦を発見できれば味方艦の画面にも表示されるので砲撃が期待できる。
使用する機会は少ないが、ズームすることも可能だ。

3種類の艦載機を使いこなせ!

艦載機は数機で1つの編隊を組んでおり、その編隊ごとに指示を出すことになる。戦闘機や対空砲から攻撃を受けると、機数が減少していき、0になると編隊そのものが消滅する。空母に搭載できる航空機の数には上限があるため、全ての艦載機が撃墜されてしまうとただの的になってしまうため無理のない運用を心がけよう。

戦闘機

戦闘機は航空機と戦う機体で、艦隊を爆撃機や雷撃機から守ったり、味方の爆撃機や雷撃機を敵戦闘機から守るといった幅広い役割を担っている。爆撃機や雷撃機が攻撃態勢に入った際に、戦闘機が攻撃していれば敵の命中率が低下するといった効果もある。また、移動速度が速いため索敵にも適している。

戦闘機への指示は攻撃したい敵航空機をクリックすれば自動で戦闘を行ってくれる。同じ機数であれば、爆撃機や雷撃機相手で負けることは無いと思うが、近くに戦闘機がいる場合は、先にそちらを排除するのがおすすめだ。なお、敵戦闘機を相手にする場合は、複数の戦闘機編隊で攻撃すると効率よく倒すことができる。

飛行速度の速い戦闘機は索敵にも適している。

爆撃機

爆撃機は敵艦の上空から急降下して爆弾を投下する機体で、駆逐艦や巡洋艦への攻撃に適している。爆弾自体では大きなダメージを与えることはできないが、命中すれば高い確率で火災を発生させることができ、ジワジワとダメージを与えることが可能だ。

ただし、敵艦に接近するため対空能力の高い艦船への攻撃は避けたほうが良いだろう。

飛行速度の速い戦闘機は索敵にも適している。

雷撃機

敵艦近くの海上に魚雷を投下する雷撃機は、空母にとって最も大きなダメージを与えることのできる機体だ。機体の数だけ魚雷を発射することができ、敵艦の至近距離に投下できるので命中率も高い。さらに高確率で発生する浸水によるダメージも大きい。

魚雷の発射範囲はガイドが表示されるのでわかりやすい。

魚雷は横一列で川の字のように発射されるため、敵艦の横から進入するのが理想だ。ただし、敵艦も魚雷の間を縫うように移動するので、2つの編隊でハの字に発射したり、両側から挟みこむような攻撃を行い、確実に仕留めたい。

発射後は命中するのを祈るのみ。

攻撃方法は、攻撃対象をクリックしての自動攻撃のほか、「Alt」キーを押せば手動で雷撃指定ができる。手動雷撃は魚雷の発射角度を狭くすることができるので、慣れてきたら手動雷撃にチャレンジしてみよう。

ここまで読んでいただければわかると思うが、雷撃機の操作は、爆撃機に比べてもプレイヤースキルに大きく左右され、チームの勝敗にも大きく影響するので心してかかりたい。

チームの勝敗を左右する艦載機の操作

空母が搭載している艦載機は強力で、使いこなすことができればチームの勝利に大きく近づくことができる。これから紹介するポイントに気をつけて制空権を手に入れよう。

爆撃機と雷撃機は戦闘機に勝てない

爆撃機と雷撃機が戦闘機に狙われたら勝ち目はない。護衛の戦闘機を一緒に行動させるか、敵戦闘機を発見したらすぐに逃げるようにしよう。

しかし、長距離を逃げる際に、移動速度の速い戦闘機に追いつかれてしまうことも多い。そんな時は、逃げ切ることは諦めて、近くにいる対空能力の高い味方艦の上空に逃げるのも手だ。

攻撃を命中させることができたとしてもこちらの被害も大きい。

弾薬切れに注意しよう

爆撃機や雷撃機は攻撃を行ったら、都度空母に帰還して弾を補充する必要があり、特に移動指示をしなければ発射後に自動で空母に帰還する。

戦闘機の場合も、一定量の弾薬を撃ち終えた段階で補充しなければならない。敵戦闘機に攻撃している場合は、離脱することが難しいため、弾薬が無くなったあとは一方的に攻撃される状態になってしまうのだ。残りの弾薬はアイコンで表示されるので、常に注意をはらい弾薬が少ない場合は無理せずに空母で補充させよう。

戦闘機の能力差は埋められない

国やTierの違いによって、搭載できる艦載機の種類が異なり強さもさまざまだ。残念ながら、能力の低い戦闘機が高い戦闘機に勝つことはなかなか難しい。その場合は、味方艦の対空砲が届く範囲で戦闘をしたり、敵戦闘機を引き付けながら、別の場所で爆撃機や雷撃機で攻撃するといった戦い方をとるようにしたい。

敵空母を狙う

戦闘開始直後に敵の空母を真っ先に狙うという手もある。航空機を画面の端から敵空母がいそうな場所まで移動。発見次第一斉に攻撃を行い、空母を撃沈できれば大きな戦果だ。

味方の空母と連携しよう

複数の空母が戦闘に参加する場合は、味方空母と連携し、一緒に航空機を移動させるのも手だ。強力な戦闘機だったとしても、戦闘機3編隊で相手をすれば勝つことも可能。また、先に敵空母を1隻でも沈めることができればその後の制空権を握ったも同然だ。

ひとりじゃ勝てない!みんなで勝利をつかめ!

全4回の連載で紹介してきたように本作の操作はいたってシンプルなのだが、奥が深いゲーム性を兼ね備えている。砲撃だけをみても、敵艦の種類や弾の種類、敵艦の航路や速度といったさまざまなことを考えなければならず、さらに着弾する位置によっても与えるダメージが変化する。全てを最適にコントロールすることはできないが、やれることを積み重ねていくほど勝利に近づくことができる。

また、敵チームと戦う対戦ゲームである本作だが、敵を倒すことよりも味方チームといかに協力するかが重要だ。対空能力が高い駆逐艦であれば、前線で魚雷を発射するよりも戦艦に寄り添って対空攻撃に専念するほうが良い場合も多い。

どんなに上手い人でもFPSのようにヘッドショットで連続キルするようなことは難しく、ひとりだけの活躍で勝利することはできないが、チームの全員がそれぞれの役割でベストを尽くせば、大きな差となって結果に現れる点が面白い。少しでも本作が気になった人は是非触れてみて欲しい。

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