【World of Warships連載:第2回】主砲のAP弾とHE弾って何?弾を命中させるには?艦船の移動操作や主砲の撃ち方を紹介

Wargamingが9月17日より正式サービスをスタートしたオンライン海戦ストラテジー「World of Warships」を遊ぶ上で知っておきたいポイントを全4回で紹介する。第2回は、艦船の移動操作と主砲の撃ち方を解説する。

全4回の記事を通して「World of Warships」の魅力と基本操作を紹介する本連載。今回は、艦船の移動方法といった基本操作と弾の撃ち方を解説していこう。

艦船の基本操作

艦船の基本操作は以下のとおりで、キーボードとマウスを使って行うことになる。わかりやすい操作となっており、特にFPSのプレイ経験があればすんなりと馴染めるはずだ。なお、航空母艦の操作は異なるので、その際に別途説明する。

キーボード

「W」増速
「S」減速
「A」取舵(左旋回)
「D」面舵(右旋回)

「1」主砲:AP弾
「2」主砲:HE弾
「3」魚雷

「Shift」カメラ切り替え
「M」マップ表示

マウス

「マウス移動」照準
「左ボタン」選択武器発射
「右ボタン」フリーカメラ視点変更
「ホイール」ズーム

艦船の移動

「W/S」で前後に移動し、「A/D」で左右に旋回可能だ。海に浮かんでいる艦船はスクリューによって動くため前後にしか移動することができない。左右に移動するためには舵を切ってぐるりと回る必要があり、車の操作を想像するとわかりやすいだろう。大型艦になるほど、舵を切ることや増速減速がゆったりとしたものになる。

そのため、砲撃に集中しすぎてしまい、目の前に島が迫ってすぐに減速や舵を切っても間に合わないことも。速度変更は段階的に固定で設定することができ、前進4段階・停止・後進1段階が用意されている。

油断していると島影から敵艦が飛び出してくることも。

砲撃は簡単!狙って撃つ!

砲撃の基本は敵艦を狙って撃つだけと至ってシンプルだ。艦船に搭載されている兵装は、主砲・副砲・対空砲・魚雷の4種類で、プレイヤーが操作するのは主砲と魚雷のみとなる。副砲は敵艦船が近づいた時、対空砲は敵航空機が近づいた時に自動で発砲する。

手法は、画面中央に各砲塔ごとの照準が表示され、緑色であれば発射準備が整っている状態で、マウスの左クリックで発射可能だ。照準がオレンジ色の時は、砲塔が回転中か、弾薬を装填中なので発射することができない。照準以外にも左下のアイコンでも各砲塔の状態を確認することができる。

弾薬の装填には一定の時間が必要で、画面下のアイコンに残り時間が表示される。小型艦であれば数秒で再装填可能だが、戦艦の大口径な砲門になると30秒ほどの時間がかかってしまうので、慎重に狙って発射しよう。

AP弾とHE弾を使い分けよう

主砲の砲弾にはAP弾とHE弾の2種類がある。それぞれ特徴があるので正しく理解して使用しよう。

AP弾は装甲を貫く金属の塊で、与えるダメージは小さいものの、着弾する場所によっては大きなダメージを与えることができる。弾薬庫やエンジンなどが存在する甲板よりも下を狙うと効果的だ。

HE弾は、弾の中に火薬を詰め込んだ爆弾だ。着弾すると爆発し、火災などを引き起こす。甲板よりも上の艦橋や砲塔を狙うのが良いだろう。

序盤のうちは確実にダメージを与えられるHE弾がおすすめだが、慣れてきたら敵艦の状態や戦況に応じて使い分けよう。

狙いを定めよう

手法の操作は“狙って撃つだけ”とシンプルだが、実際に敵艦に当てるのはなかなか難しい。より多くの弾を命中させるために以下のポイントに注意しよう。

着弾には時間がかかる

主砲を発射してから着弾するまでには、敵艦までの距離に応じた時間がかかる。大型艦になると10秒近くかかることもあり、敵艦を照準の中央に合わせて発射してもかすりもしないだろう。着弾時に敵がどこにいるのかを予測して照準を合わせなければならない。「Shift」を押すとズームカメラに切り替えることができ、表示される目盛りを参考にしながら照準を合わせていくのがおすすめだ。

マウスの左ボタンをシングルクリックすれば1発のみ発射できるので、慣れないうちは、初弾で着弾位置を確認してから、残りの弾を発射すれば命中率が上がるはずだ。

敵艦の速度によるが進行方向のやや前方を狙うと当てやすい。
表示される目盛りを参考にしながら補正していこう。

移動は前後だけじゃない

前述のとおり、戦闘中は自艦も敵艦も移動しているのだが、もちろん旋回してくる場合もある。敵艦と自艦が並走している場合はわかりやすいのだが、敵艦が自艦に向かって移動してくる際はズームカメラのメモリが参考にならず、気がついたら接近した駆逐艦が魚雷を発射しているなんてこともしばしば発生する。「Alt」キーを押すと敵艦との距離などの情報を見ることができるので、適度に確認するとよいだろう。

また、敵艦の速度も重要だ。目盛りを参考にしすぎて単調に撃っていると、気が付かないうちに敵が減速していて当たらないこともある。敵艦が何を考え、どのような行動をしようとしているのかを意識しよう。

横向きであれば当てやすいが…。
正面だと被弾面積が小さく、距離を把握しづらい。

砲塔の回転には時間がかかる

砲の向きを変えるための砲塔は、口径が大きくなるほど回転するのに時間がかかる。大型艦になると、砲塔を180度回すくらいなら、艦船自体の向きを変えてしまったほうが早いのではないかと思ってしまうほどだ。そのため、敵艦が現れるであろう向きに予め砲塔を向けておくようにしよう。

また、戦艦で駆逐艦を相手にする際には、駆逐艦の移動速度が砲塔の回転速度を上回ってしまい照準を合わせること自体が難しいことも。駆逐艦は近づかれる前に対処しておきたい。

戦艦になると砲塔の回転に多くの時間を要する。
しかし、口径が大きければはるか遠くの艦船を狙うことも可能だ。

次回は魚雷の撃ち方を解説

今回の移動と射撃の基本操作を理解したら、ゲーム開始直後に選択できる艦船は操作できるはずなので、早速挑戦してみて欲しい。最初のうちはCo-opモードでAIを相手にすれば、気兼ねなく練習できる。

9月26日掲載予定の次回は、小型艦の頼もしい武器である魚雷を紹介しよう。魚雷をマスターすれば戦艦とだって渡り合うことができるぞ。

次回は新しい世界が広がる航空母艦と航空機操作を解説

魚雷は主砲以上に難易度が高いので、あとはひたすら慣れるしかない。主砲と魚雷を使い、駆逐艦・巡洋艦・戦艦を自由に乗り回そう。最終回となる次回は9月28日掲載で、航空母艦と航空機操作を解説する。今まで見たことのないような、マップを俯瞰した視点による新しいゲームプレイを紹介しよう。

コメントを書く

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

World of Warships関連ニュース

新作ゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報

おすすめオンラインゲーム情報