海洋都市ヨコハマに“龍神バハムート”が襲来!「FFXIV」プロジェクションマッピング映像作品のリハーサル上映をレポート

「ファイナルファンタジー」誕生30周年を記念し、6月10日・11日にヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルにて上映される「ファイナルファンタジーXIV」プロジェクションマッピング映像作品「海洋都市ヨコハマ『龍神バハムート、襲来』」。公開に先駆けて行われた、リハーサル上映の模様をお届けする。

「ファイナルファンタジー30周年×横浜」コラボレーション企画では、横浜の名所や名産品が「ファイナルファンタジー」仕様になるなど、さまざまな企画が展開される。

そんなコラボ企画のメインイベントとして、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの壁面を使用し、「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」のプロジェクションマッピング映像作品「海洋都市ヨコハマ『龍神バハムムート、襲来』」の特別上映が行われることになった。

本作品は、古の時代より交易で栄えた偉大なる海洋都市“ヨコハマ”を舞台に「ファイナルファンタジー」でお馴染みの召喚獣“バハムート”と光の戦士たちの激闘をかつてないスケールで描いた、完全オリジナル作品だ。

ここでは、「海洋都市ヨコハマ『龍神バハムムート、襲来』」の本上映に先駆けて行われた、リハーサル上映の様子をお届けする。

「海洋都市ヨコハマ『龍神バハムムート、襲来』」は全てが完全オリジナルの作品

リハーサル上映には「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が登場。また、「FFXIV」の大ファンで自身も神奈川県出身であるアイドルの小池美由さんも駆けつけ、「ファイナルファンタジー」の30周年や「FFXIV」について熱い想いを語った。

左から吉田直樹氏、小池美由さん

まずは吉田氏より、開幕の挨拶が行われた。吉田氏は、横浜を舞台に非常に大きなスケールでプロジェクションマッピングを行えることを開発者としても、一ゲームファンとしても非常に嬉しく思っていると述べた。

この、イベントは企画がスタートしてから2年の歳月が掛かったことを明らかにし、場所選びや映像制作など様々な苦労が合った末、ついに公開できることを嬉しく思っていることと、協力してくれた横浜市への感謝の気持ちを表した。

つづいて、小池さんが挨拶。今回は「FFXIV」が好きだという気持ちだけでこのような場に呼んでもらい嬉しく思っていると述べ、最大でどのくらい連続でゲームをプレイしたことがあるか聞かれた際には、「最高で22時間です。24時間まで出来なかったことが悔しい!」とコメントし、「FFXIV」への愛を表現した。

吉田氏も小池さんの成長ぶりには驚いているようで、オンラインゲームが持つ難しいイメージを楽しそうにプレイしてくれることで払拭してくれて、とても感謝していると述べた。

ここで話題は、今回のプロジェクションマッピングへと移る。まず、なぜ横浜で実施されたのかと聞かれた吉田氏は、スクウェア・エニックスの前身であるスクウェアは横浜市が発祥だということもあり30周年という節目の年に「ファイナルファンタジー」シリーズを横浜市で盛り上げたかったと語る。また、横浜市がビデオゲームというものに深い理解を示してくれたことも理由の一つだとした。

また、映像の制作秘話を聞かれると、実際にゲームに使っているキャラクターモデルなどを全て映像制作チームに渡していることを明かす。またこの映像のためだけにモーションキャプチャーを行い、脚本を描き下ろした完全オリジナル作品になっていることをアピール。制作には、スクウェア・エニックスの「FFXIV」チームもクオリティチェックやアイデア出しという形で参加。製作に半年以上の時間をかけ、大勢の人が一丸となって作り上げた作品となっていると語った。

最後に、吉田氏は「壁面に単純に映像を投影するだけではなく、ビルのデザインや凹凸を生かした映像作りになっている点に拘った。この映像が、巨大なスケールで映し出されることでどのような映像体験ができるのかという部分に注目して欲しい」と本映像の見どころを紹介した。

海洋都市ヨコハマ、火の海に沈む。

トークセッションが終了し、辺りもだんだんと暗くなってきたところで、いよいよメインとなる「海洋都市ヨコハマ『龍神バハムムート、襲来』」が上映されることに。

まずビルに映し出されたのは巨大な時計。中心には「ファイナルファンタジー」シリーズ最新作である「XV」という文字盤が現れ、1つ、また1つと時を逆送りにしていく。カウントが0になったところで現れたのは「FFXIV」でもお馴染みのマザークリスタルだった。

そこからは、“ナイト”や“白魔道士”、“黒魔道士”に“竜騎士”といったジョブが登場し、様々なシチュエーションで冒険している様子を映し出していた。

驚くのは、立体の表現の仕方だ。ビルの窓や形を利用することで、現実の世界で変化が起きていると錯覚するような体験をすることができる。また時には俯瞰視点になったり、壁一面に“でぶチョコボ”が映し出されたりと斬新な構図は見ていて飽きない。

終始、和やか雰囲気で進んでいく映像美に酔いしれていたところ、不意に「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」に黒い影が差す。そう、あの「バハムート」が横浜の地に降り立ったのだ。

ここからは空気がガラリと変わり、バハムートとの緊張感溢れるバトルが行われる。BGMも変わり、親の声より聞いたという人も多いだろう「試練を超える力」が流れ、否応にもテンションが上がる。

果たして光の戦士たちは、この強敵に打ち勝つことができるのか。続きは、ぜひ自分の目で確かめて欲しい。

開催概要

タイトル:海洋都市ヨコハマ「龍神バハムート、襲来」
場所:ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
日時:6月10日~11日
上映時刻:19:20~/19:50~/20:20~/20:50~/21:20~(天候等の都合により、変更になる可能性があります)
上映時間:約10分間
WEBサイト:http://www.finalfantasy.jp/30th/yokohama
観覧エリア:コスモワールド付近運河沿い、カップヌードルミュージアム付近運河・海沿い、汽車道等

※観覧エリアではサウンド付でお楽しみ頂けます。

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