【ぶるてぃあ強化月間】未公開のイラストや異界ダンジョン「天空の妖怪城」の情報も!「ブルーティアーズ」韓国開発会社NextPlayにインタビュー後編

エヌ・シー・ジャパンが運営する、爽快ドミノ狩りアクション「ブルーティアーズ」。本作の開発を手がけるNextPlayにインタビューを実施しているので後編を紹介していこう。

8月13日に掲載したNextPlay電話インタビューでは、日本独自のアップデート「ぶるてぃあスイカの名産地」に関係する内容をお聞きしたが、後編となる本記事では、大型アップデート「鋼鉄の都市」未公開のアートワークや情報をドーンとお伝えしていくゾ!

大型アップデート「鋼鉄の都市」について

――機械やロボットがテーマとなった経緯は何ですか?

NextPlay:以前からブルーティアーズにさまざまなビジュアルコンセプトを適用してみたいと考えていました。トランスフォーマーに出てくるロボット軍団のようなコンセプトも、その中の一つです。作業を進める中で、エリア全体のコンセプトを機械軍団にすることで方向性が定まりました。プレイヤーの皆様には要望やアイデアなどをどしどし日本の運営チームに寄せていただきたいと思います。皆様のご意見を積極的にゲームに反映したいと考えております。

――新マップ「アイアンシティ」をデザインされるとき、重点を置いた点は何ですか?

NextPlay:ファンタジーの世界で「機械都市」と「機械軍団」というコンセプトはともすると違和感を抱かせる恐れがあるので、既存のうずまき海岸のマーマンと似たようなデザインにし、賢いイメージの未来型宇宙マーマンを作りました。このように従来のゲームコンセプトに自然な形で溶け込むように特に注意を払いました。

――3つのボス モンスターをデザインされるとき、重点を置いた点は何ですか?

NextPlay:「マーメイド女王イノ」は、設定自体に面白味を持たせようとしました。当時マーマン種族には「女性」がいなかったので、マーマンにボブカットのカツラをかぶせると面白いのでは?という発想から出発しました。

固定型の巨大ボス「ドクター ドルトン」は、ブルーティアーズで初めて試みられる形のボスであり、デザイン的にもそうですし、ダメージを特定のタイミングに集中させるなど戦闘パターンを強く意識して作られました。既存のボスとの差別化を図るために、可愛らしさから脱却してスタイリッシュで威圧感のあるボスにデザインしようとしました。

――ペットを実装するに至った経緯は何ですか?

NextPlay:プレイヤーと一緒にブルーティアーズのワールドを冒険する仲間を作りたいと思いました。また、そのペットに様々な能力を与え、ゲーム プレイに役立つようにデザインしました。各国のプレイヤーの皆様から、モンスターをペットにして連れて回りたいというご要望もあり、モンスターもペットとして登場するように開発しました。

――これまで実装が頓挫したアップデート関係のアイデアがあれば教えてください。

NextPlay:頓挫したというよりは企画レベルでのデザインは終わったものの、開発スケジュールの都合上、優先順位が下がってしまい、まだ開発に着手できていないものがたくさんあります。例えば次のようなものです。

■ペット同士で決闘を行うためのシステム
■毎日特定の時間にマップがオープンされ、マップ上のさまざまなハードルを飛び越えながらタイムを競う運動会形式のダンジョン
■様々なミニゲームが楽しめる暴風の港ゲームセンター

――アバターや武器などのグラフィックではどういった部分に重点を置きましたか?

NextPlay:今までブルーティアーズのアバターは可愛らしさを前面に押し出してきましたが、年内に行われる「天空の妖怪城」アップデート以降は、洗練された、カッコいいアバターも実装していく予定です。また、さまざまなアバターをカスタマイズできるよう、組み合せのバリエーションを増やしていく予定です。

現在、目や鼻、口などのアバターのパーツも追加で開発中です。グラフィックのグレードアップ作業は、スペシャルダンジョンの装備のデザインを変えることから始まりました。天空の妖怪城のように今後新たに追加されるダンジョンや装備はさらにグレードアップしたグラフィックとデザインになると思いますので、ご期待ください。

――スマートフォンやタブレット版も開発されているのでしょうか?

NextPlay:今のところ開発予定はありません。

韓国の状況について

――残念ながら韓国でのサービスが終了となりましたが、その理由は何ですか?

NextPlay:韓国市場では成績が良くなかったのですが、それによって学んだ点もたくさんあります。韓国で見つかった改善点をグローバル バージョンではしっかり修正・補完しましたので、良い肥やしになったと思います。韓国でのサービスは終わっても、継続して修正や開発を進め、他の国で良い成績を挙げている韓国のゲームは他にもたくさんあります。ブルーティアーズも日本だけでなく中国や台湾で順調にサービスを展開しており、引き続き開発を行っています。韓国でのサービスが終わったとして不安を感じる必要はありません。ご安心ください。

――韓国のプレイヤーからはどういったご意見がありましたか?

NextPlay:キャラクター間のバランスや、スキル不足に関するご意見が多かったので、バランスを大幅に改善しました。今後も修正を続けていく予定です。新規スキルも35レベルのスキルをはじめとして、バリエーションを増やすために準備を行っているところです。8月のアップデートで公開された新規スキルは天空の妖怪城アップデート以降に力を発揮するものになります。

――日本の運営チームとはいつもどういった議論を行っていますか?

NextPlay:FSのミランダさんと直接コミュニケーションを取っており、日本のプレイヤーからのご意見や改善点などの確認、日本独自のイベントやガチャ商品の企画など日本サービスに必要な様々な開発などについて話し合っています。

――日本のプレイヤーからはどういったご要望がありましたか?

NextPlay:日本の伝統文化を活かしたアバターの開発や、新しいスキル、覚醒クラスの導入、クライアント クラッシュの改善、ギルド単位または友達と楽しめるコンテンツの追加などがありました。

日本の伝統文化を活かしたアバターの実装については、日本の運営チームとオープン時期を調整中であり、侍の鎧など日本風の装備アイテムのデザインも考えています。日本風のコンテンツやデザインは他の国でも人気がありますので、グローバルアイテムとして使うことも可能だからです。クライアント クラッシュは、ネットワークの状態や、OSなど様々な要素が複雑に絡んで起きる問題ですので、分析するのにかなり時間がかかりました。OBTのときから引き続き改善を行い、4月24日のアップデートのときに決定的な修正内容を反映させました。OBTのときと比較して大きく改善されていることが実感できると思います。

8月のアップデートで、35レベル スキルが新たに追加されました。新しいスキルは今後も引き続きアップデートしていく予定です。覚醒クラスは以前韓国で公開されたものと同じ形ではなく、現在のブルーティアーズに合うように最適化作業を行い、しっかりトリ―ミングした上で公開する予定です。日本のプレイヤーの皆様から一番ご要望の多かったのが、コミュニティ システムです。今現在メッセンジャー形式で友達とトークできるシステムを検討中です。他にもギルド同士で楽しめるコンテンツや結婚システムなど様々なコミュニティコンテンツを検討しています。

日本独自のスイカアイテムについて

NextPlay:日本の運営チームのブルーティアーズ担当者から、暑さを吹き飛ばす爽快な日本独自の夏イベントを企画したいという提案があり、そこからいろいろなアイデアを考えました。夏を代表する果物であるスイカを使ってモンスター狩りをする、といったギャグの要素を取り入れたら面白いのではないかと考えました。いくらモンスターを叩いても割れない丈夫なスイカですので、たくさんご利用ください。

今後のブルーティアーズについて

――現在ブルーティアーズ以外に、続編もしくは開発中のタイトルはありますか?

NextPlay:今は既存のサービス国や、東南アジア、ヨーロッパなどブルーティアーズのグローバル サービスのために全力を尽くしており、続編や新規タイトルは今のところ準備しておりません。

――ありがとうございました。

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