「ドフス」ついに実装される13番目となるクラスの魅力を知ろう！仕掛けた爆弾を巧みに操る新クラス「策士」を先行体験、爆破は漢のロマンか！？

2012年2月29日にAnkama Japanが運営する「ドフス」において、13番目となる「策士」が日本サーバーに実装される。編集部ではさっそく新クラスの先行体験をしながらお話を伺うことができたので紹介していこう。

「ドフス」とは？

「ドフス(Dofus)」は、フランスで2004年に登場したMMORPG。Adobeフラッシュを用いて開発され、他のMMORPGでは見られないターン制を採用している。翻訳言語は現在8言語、日本アニメーションとフランスのコミックの影響を色濃く受けた「ドフス」では、質の高い2Dグラフィックを使ったユーモアたっぷりの世界が広がっている。高スペックでない端末、MacやLinuxでもプレイができ、リリースから7年余り、そのアカウント数は3000万を超えている。

ユーザーに支持される魅力的な世界観やデザイン

Ankama Japanによると、本作は特に世界観やデザインにおいて、たくさんのユーザーからの支持を得ており、もともとフランス生まれのゲームということもあって、あまり日本では見られないキャラクター絵柄のタッチを気に入ってプレイする人も多いとのことだ。また海外のRPGらしいしっかりとしたファンタジー色の強いストーリーも奥深い設定が多く、ゲーム内で入手できる読み物を集め、「物語を読みながら」楽しむプレイヤーも少なくない。

さっそく「ドフス」で遊ぶ！

また、マップやダンジョンも広大で、どんなプレイヤーでもさまざまな楽しみを見いだせるように作られているのも大きな特徴だ。ゲーム内のコミュニティーも活発で、特に「世話好き」なプレイヤーが多く、新規プレイヤーに対するパーティーやギルドへのお誘いやゲーム指南など、初級から上級まで楽しいコミュニケーションが取れる場所となっている。

「ドフス」は、シミュレーションRPGというジャンルのゲームということで、プレイヤー同士でダンジョンに登場するモンスターや攻略方法など、膨大な量の情報を交換して楽しんでいるようである。また、フランスと日本ではアップデートの時期が若干ズレることがあり、フランスの公式サイトから自分で更新情報を翻訳して入手している猛者もいるとのことだ。

女性プレイヤーも多く、アクション性が強いゲームは苦手な人でもじっくり楽しめるといった声も多く、年齢層の高いプレイヤーも結構多いとのこと。新クラスに関しても興味を持っている人が多く、日本でのサービスを発表した時はかなり反響があったらしい。

「ドフス」の公式サイトをチェック！

新クラス「策士」

専門：爆弾による戦略
お気に入りの武器：剣、弓

新クラス「策士」は爆弾を仕掛ける戦略マスター。誰よりも上手く火薬を操り、敵に向かって容赦なく爆発させる。爆弾が仕掛けられた場所を偶然通りがかり、火の粉が吹っ飛ぶのを目撃したら、彼らはキミのすぐ側にいるはず！策士の強みは、爆弾を操るその力にあるのだ。爆弾を一列に並べ、そこを通過する全ての人にダメージを与える壁を作ることだってできてしまうのである。

策士の道を極めるには、思いのままにボンブ（爆弾）を操れるようになること。そのために必要なのが呪文「起爆装置」「ボンブート」「磁力」だ。主な属性を選択することは、自分の防衛呪文を決めることにもつながるぞ。ボンブはそれぞれ特性を持っているので、1つに絞るのが難しい場合は、複数の属性を選ぶ道もある。近接バトルにおいて離れたところからダメージを与えたいなら、剣(ダメージ的中率100％)や弓(ダメージ的中率95％)がオススメだが、他の武器(ダメージ的中率90％)ももちろん使える。

ボンブ（爆弾）を使ったトリッキーな「策士」をプレイ！

新クラス「策士」はどちらかというと中級者～上級者向けの、トリッキーな攻撃方法が魅力のキャラクター。見た目も素早く動けるような軽装備スタイルで、専用の装備も盗賊や海賊をイメージしたようなデザインになっている。お気に入りの武器は「剣」「弓」。

まず、通常攻撃以外の比較的ベーシックな戦法として挙げられるのは、

1.ボンブ（爆弾）を敵に直接投げつける
2.ボンブ（爆弾）を任意の場所に設置し、起爆装置で爆破

といった爆弾を利用した近～中距離からの攻撃がメインとなるのではないだろうか。最初は呪文のレベルは低いので、置く場所や距離も制限されてしまうのがちょっと痛い。ボンブ（爆弾）最大で3つまで設置することができ、ターンが過ぎるごとにどんどん大きくなっていく。言うまでもないが、大きくなったボンブ（爆弾）のほうが威力が大きいぞ。

さらに、ボンブ（爆弾）には策士ボンブ（火属性）・投ボンブ（風属性）・水ボンブ（水属性）といった属性が設定されているので、敵の苦手な属性を狙っていくのがオススメ。また、自分のステータスにも知性（火）、運（水）などの属性が設定されているので、きちんと考えながらポイントを割り振らなければせっかくのボンブ（爆弾）の威力も半減してしまう…。だがこれをいろいろ悩みながら考えることが楽しみの1つでもあるのだ。

ボンブ（爆弾）を適当に置きながら遊んでいると、だんだんと「連鎖や敵の行動を読みながら」設置できることがわかってくる。また、呪文のレベルを上げていくと設置できる距離や、爆破した時の効果範囲も広くなるので、「どの属性をどれだけ強力にしていくか」といった成長のさせ方も重要となってくる。また、隣接したボンブ（爆弾）を蹴り飛ばす「ボンブート」といったこれまたトリッキーな呪文も存在、ボンブ（爆弾）から逃げていく敵の真横に蹴り飛ばして、起爆装置で遠くから爆破ON！といった戦略も可能となる。うまく決まれば最高の花火を見ることができるぞ！

「磁力」という呪文は、ボンブ（爆弾）や敵を引き寄せることが可能。うまくやればボンブ（爆弾）の真っ只中に引き寄せて、誘爆でボカンッ！も可能。ここで1つ注意しなければならないのは、ボンブ（爆弾）の爆風は敵・味方関係なくダメージを食らうのだ。PvPなどでは、一歩間違えば仲間のみならず、自分も巻き込まれてしまうことも。爆弾の使用は慎重に、そして大胆に。ちなみに設置したボンブ（爆弾）はある程度ダメージを与えると消えてしまう。

また、クラスにはそれぞれ専用の装備が用意されており、全身すべて揃えると、かなりのステータスアップや、障害物を無効にする能力が付与されるなどさまざまな恩恵が受けられる。ポイントの割り振りも含めて、どうしても強化できないステータスは装備で補ってあげるのも賢いかも。

この新クラス「策士」は、初心者や「剣で最前線でバシバシ戦いたい！」というプレイヤーにはちょっと不向きな印象。ボンブ（爆弾）を投げつけるだけでダメージを与えることはできるが、それだけではこのクラスの醍醐味は味わえないかも。設置する場所や、ターゲットの移動のクセ、さらには属性も考えるとかなり奥深く、使えば使うほど「こうやればいいんだ！」といった発見が多いクラスになっている。腕に自身があるプレイヤーはもちろん、初心者でも腕に自信のある人は触ってみてほしい。