初めてMMOシミュレーションをプレイする人にもオススメ!丁寧な作りが光る「信長の野望 覇道」レビュー

初めてMMOシミュレーションをプレイする人にもオススメ!丁寧な作りが光る「信長の野望 覇道」レビュー

2022年12月24日 16:00 コメント 0
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「信長の野望 覇道」をレビュー。戦国シミュレーションゲームの金字塔「信長の野望」シリーズをMMOシミュレーション化したタイトルの魅力を紹介する。

コーエーテクモゲームスからリリースされた「信長の野望 覇道」は、PC/スマートフォン向けのMMOシミュレーションゲーム。「信長の野望」といえば、戦国シミュレーションというジャンルを作り上げたシリーズといっていい、金字塔的作品。そんな作品の名前を冠するだけあって、本作はMMOシミュレーションゲームの中でも高いクオリティの作品に仕上がっていた。この記事では、そんな本作の魅力を紹介したい。

「団結の力」をコンセプトとしてMMOシミュレーション

「信長の野望」は戦国シミュレーションゲームを主な柱として、さまざまなゲームジャンルの派生作品がリリースされている。そんな中本作は、多人数でプレイするMMOシミュレーションとして作られており、基本的なゲームシステムも一般的なMMOシミュレーションゲームを踏襲。そこに本作のコンセプトである、「団結の力が戦国を制する」に基づいた味つけがなされている。

一般的なMMOシミュレーションゲームは、自国内のマップとワールドマップという2つのマップから構成されている。自国内のマップでは主に内政を行い、ワールドマップでは領地を増やすため戦闘を仕掛けていく。本作でもこの基本的な構造は一緒だ。

内政のメインは、施設のレベルアップ。手持ちの資源を投じて民家や水田、材木所などの施設をレベルアップすると、より多くの資源が獲得できるようになる。この結果、ワールドマップでの戦闘に必要な兵士を大量に動員できるようになっていく。兵士を動員するための兵舎も施設のひとつなので、強化するためには資源が必要なのだ。

一般的なMMOシミュレーションにおける内政と比べて本作の内政はシンプル化されている。メニューから施設を選んでレベルアップするだけでOK。箱庭的に領地内に配置する必要はない。人によっては物足りなく感じるかもしれないが、筆者が思うに恐らく、シンプル化したのは「団結の力が戦国を制する」というコンセプトにフォーカスするためだろう。

「団結の力が戦国を制する」というコンセプトは、自国内のマップよりワールドマップ側によく表れている。まず本作においてプレイヤーは織田信長や武田信玄といった戦国大名ではなく、戦国大名の家臣という立場だ。

プレイヤーはゲームスタート時、織田家や武田家、上杉家といった大名家の中から所属する家を選択し、その家臣となる。目的はその大名家の威信を増やすこと。威信を増やす方法は領地の獲得なので、一般的なMMOシミュレーションゲームと同様、最終的にできるだけ多くの領地を占領すればOK。…ではあるのだが、大名そのものではなく家臣なので、他にもその大名家に所属するプレイヤーがいる。これが他のMMOシミュレーションとは異なる点だ。

他のプレイヤーと協力して領地を増やしていく…という意味では、一般的なMMOシミュレーションにおける「ギルド」のようなものではないかと思った人もいることだろう。しかし、「ギルド」と違い、プレイヤーが自分の家を設立することはできない。また、ギルドにはギルド用のクエストをはじめとした様々な専用コンテンツが提供される。しかし本作の「大名家」にそうしたものはない。そもそも本作においてギルト的な機能は「一門」というかたちで用意されている。

「一門」はプレイヤーが自由に設立でき、資源を寄付したり連携して城を攻める「攻城戦」が行えたりといった専用ンテンツが楽しめる機能だ。大名家という大きな集団の中での小集団であり、一門同士は大名家の中で成果を競うライバルという位置づけ。つまり、大名家と「一門」とで異なるかたちの協力…すなわち「団結」が表現されているわけだ。

大名家ごとに「威信」を競うという形式や「一門」といった要素を除けば、本作のワールドマップ要素は基本的に一般的なMMOシミュレーションゲームを踏襲したものといえる。自分の保有する武将を編成し、敵NPCや領地へ派兵。戦闘に勝利することで、武将の育成や領地の占領が行える。

戦闘はフルオート。プレイヤーは見ているだけでOKだが、そもそも見ている必要すらない。戦闘後に届く戦闘報告を見るというスタイルでもプレイ可能。なので、戦闘の勝敗は編成にかかっている。そしてここでも影響してくるのが「団結の力」だ。

本作の武将たちには、「縁(えにし)」というものが設定されている。これは「四天王」「赤備え」などといった、史実や逸話上での人間関係をベースにした要素で、同じ「縁」を持つ武将を同一部隊に編成することでスキルが連鎖しやすくなるという効果が発生。プレイヤーだけでなく武将同士の「団結」もしっかり考えなければならないわけだ。

ちなみにプレイヤーは本作において大名系の家臣という立場だが、自分にとっての主君も武将として保有できる。たとえば筆者は今回織田家でプレイしたが、部隊のメインとして使っていた武将は織田信長だ。家臣が主君を使うこの形式、現実的に考えると違和感が残るが、MMOシミュレーションゲームということを考えると筆者的には許容範囲といったところ。

厳密に地位が管理されて、自分の地位以下の武将しか使えない…というのも戦国シミュレーションとしては悪くないが、やはりMMOシミュレーションなら縛りなく自由に武将を編成したいと思うからだ。なお、もちろん他家の大名であっても獲得すれば自由に部隊へ編成できる。

MMOシミュレーションが初めてという人にもオススメ!丁寧に作られた一作

本作はゲームシステムだけを見ると、一般的なMMOシミュレーションゲームとそう大きく変わらない。しかしプレイすると、頭一つ飛び出たおもしろさを感じる。これは「団結」というコンセプトにフォーカスしてゲーム内の各要素をまとめあげているということも大きいが、その前にチュートリアルの功績が大きいように思う。

MMOシミュレーションゲームというのは、ゲームを構成する要素が多い複雑なゲームジャンルだ。シミュレーションゲームをプレイし慣れている人にとっては「そう? 普通じゃない」と感じられるかもしれないが、RPGと比べればキャラクターの数もパラメーターも段違い。しかもキャラクターだけでなく領地内の施設まで育成しなければならない。最近のMMOシミュレーションは黎明期の作品と比べて随分手厚いチュートリアルを用意しているが、それでもまだ説明不足に感じる部分が少なくないように思う。

しかし本作のチュートリアルは違う。MMOシミュレーションに必要な要素をあますことなく説明してくれる。しかも冗長になることなく。プレイヤーが何をするべきなのか、段階的に過不足なく学べるようになっていると感じた。これならたとえばMMOシミュレーションが初めてという人でも、「何をすればいいのかわからない」という状態になることはないだろう。こうした丁寧な作りは、「信長の野望」が長年にわたって培ってきたノウハウのなせる業だと感じた。

「たかがチュートリアル、ゲーム内容そのものではなく説明に過ぎないじゃないか」と思う人もいることだろう。ただ、どんなに内容がよくできていても、的確な説明がないためにその良さを理解できないということは少なくない。

本作のコンセプトである「団結の力が戦国を制する」もまさにそう。「大名家ごとに威信を競う」「大名家内の一門で協力して領地を占領する」「戦闘にあたっては同一の縁を持つ武将を、なるべく同一部隊に配置する」といった要素が「団結」という言葉と丁寧なチュートリアルによってに説明られることで楽しみ方が明確にイメージできるのだ。このためMMOシミュレーションファンはもちろん、はじめてMMOシミュレーションをプレイするという人でも楽しめると思う。

ところで本作は、武将の獲得をガチャで行うスタイルになっている。この時、ガチャの演出で登場する十文字すずというキャラクターが非常にかわいい。一見の価値ありの演出なので、そういう意味でも是非本作を一度お試しあれ。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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