新職業「パスファインダー」実装も発表!「メイプルストーリー」運営チームのお仕事が紹介された「Maple Community Day」レポート

ネクソンは、2Dアクションオンラインゲーム「メイプルストーリー」のオフラインイベント「Maple Community Day」を、本日6月22日に実施した。

今回開催された「Maple Community Day」は、通常のオフラインイベントとは趣向が異なり、事前応募で当選した100名程のプレイヤーをネクソン本社に招待。

「メイプルストーリー」に関わる様々な仕事を紹介して、より運営サイドを身近に感じてもらおうというものだ。

また他にも、グループごとにゲーム内の「称号」をデザインするワークショップや様々なグッズが当たるプレゼント抽選会、さらにアップデート情報も飛び出すなど盛りだくさんの内容となっていた。

司会を担当した岸大河さんとミネラル姐貴さん。
パネルディスカッションに登壇した「メイプルストーリー」運営チーム。

合間には「メイプル」の最新情報も!?パネルディスカッションコーナー

本コーナーでは、デザインチーム、WEB企画チーム、マーケティングチーム、ローカライズチーム、運用チームのそれぞれより「メイプルパネルディスカッション」が行われた。

まずはデザインチームより「ゆるうさぐるみ」を例に挙げてアイテムが実装されるまでが説明された。最初に指定されたテーマが“かわいいJK・JCが持っていそうなアイテム”ということで、ギャルやロリ、それともサブカル系かなど、どんな可愛さなのか? という方向性を決めるのだという。

以下のような膨大なラフデザイン案が挙がった後、ようやく完成品が出来上がることになる。

可愛いアバターをデザインするのは得意なメイプルだが、実は苦手なジャンルもあるという。それが“セクシー路線”。メイプルのキャラクターたちはデフォルメされた体型であるため、なかなかしっかりとキマらないのだとか。

水着アバターがあまり登場しないのはそういった理由なのだとか。

そこで、ジャケットでお腹を隠したり、体のラインを見せないデザインにするなど「メイプル式 着やせ術」でうまくごまかしながらデザインをしているそうだ。普段何気なく見ているアバターなどにも、実は色々な工夫が施されているのだろう。自分のお気に入りも一度じっくり観察してみるのも面白いかもしれない。

また、会場ではメイプルキノコに行ってほしいアクションを来場者から募り、イベント中に制作するという試みも行われた。寄せられた意見は「燃えてほしい」「目が光ってほしい」「ロケットでどこかに飛んでいってほしい」「カサがはずれて中から“かりあげ”が出てきてほしい」など。イベントの最後には、これらの意見を全部盛り込んだジェスチャーが披露された。

次に紹介されたのがWEBディレクターのお仕事について。「何をどういった構成で載せるか?」「どんなデザインにするか?」「どこにリンクをはるか?」など、どんなWebサイトを作るか検討するのが主な業務になるという。

過去のメイプルWebサイトも例として紹介。

そんなメイプルWebサイトだが、みんなが見てくれない……という悩みがあるのだという。そこで今回は、メイプルのWebサイトの隠しコンテンツや面白い点などが紹介されていた。

エイプリルフールの際は、公式サイトが落書きのようなデザインになったり、オフラインイベントの特設サイトっぽくなったり……。
バーニングメイポン特設サイトでは音声にもこだわって作られているそうだ。

続いては、マーケティングチームの業務内容についてだ。マーケティングと一言で済ますと簡単だが、実は以下のような様々な業務を担当しているそうだ。

サプライズとして「MapleParty2019」が11月に開催決定したことも発表。今回はなんと、過去最大規模での開催になるそうだ。

次に紹介があったのがローカライズチーム。韓国で開発された「メイプルストーリー」のコンテンツを日本でプレイできるように翻訳するのが彼らの仕事だ。2018年冬の大型アップデート「BlackMage」では、実に文字数約340,000字、原稿用紙に換算すると850枚分ものボリュームを担当したのだとか。

翻訳業務を行うにあたり、心がけていることは「情報収集の徹底」「日本実装時の文言チェック」「単純な日本語化ではないローカライゼ―ション」などがあるそうだ。

思わず「えっ...!?これって何?」と思ってしまうようなおもしろ(誤訳?)アイテム名も紹介された。ちなみに浄水シリーズや胸幅のあるホブはプレイヤーの間で定着しているため、修正の予定はないそうなので安心してほしい。

最後にお願いとお礼として今後も誤字脱字や誤訳、用語統一を引き続き修正していく予定であること。また、食べ物にちなんだかわいいNPCが今後登場予定であることも明かされた。

最後は運用チームのお仕事について。運用チームの大きな業務としてメイプラーへアップデートをお届けすることが紹介された。

また、ここで次回のアップデート情報も公開。次期アップデート「アドベンチャー」が7月10日に実装予定であることが発表された。

このアップデートでは、新規職業として「パスファインダー」が追加。7月10日から24日にかけて事前作成キャンペーンが行われ、7月24日よりプレイが可能になる。

アップデートが待ちきれないプレイヤーのために、6月26日からゲーム内イベント「アドベンチャーボックス」も実施される。モンスターを倒してコインをゲット、集めたコインで様々なアイテムと交換できるようだ。さらにWebイベント「アドベンチャーメイポン」も実施予定だ。新機能なども追加されているようなので楽しみに待とう。

今回の発表では以上の内容となったが、次期アップデートではまだまだ盛り沢山の内容が仕込まれているそう。残りのアップデート情報は、「メイプルニコ生散歩路」で発表される。

自分たちが考えた称号がゲーム内に実装!メイプルワークショップコーナー

イベント後半では、ゲーム内の「称号」をデザインするワークショップも開催された。新しい称号のデザインと名前、余裕があればパラメーターを参加者がグループ毎に考え、それぞれスケッチブックにデザインするというもの。ネクソンによる審査の結果、最も評価の高かった称号は後日ゲーム内に実装される。

運営チームの作成例

ワークショップ中は、各グループとも和気あいあいといった様子で称号を考えている様子が印象的だった。また、運営チームのメンバーがそれぞれのテーブルを回っておりプレイヤー間だけでなく、運営チームとも交流を図っていた。

今回参加者が考案した称号は以下の通り。大賞を受賞したCグループの称号「放置中」は実際にゲーム内への実装が決定した。また、デザインチーム賞、細田ヒカル賞を受賞した2作品も、今後実装を検討したいとのことだった。

デザインチーム賞 細田ヒカル賞
大賞

イベントの最後には特大WebMoneyホログラムカード5,000円分や“ゼロの剣”などがあたるプレゼント抽選会も実施。大盛り上がりの中「Maple Community Day」は終了した。

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