本日3月1日よりHappyTukにサービスが移管されたアクションMMORPG「トキメキファンタジー ラテール」。移管と同時に行われた大型アップデートの内容を紹介していこう。
アクションMMORPG「トキメキファンタジー ラテール」って何?
「トキメキファンタジー ラテール」は、可愛らしいキャラクターを操作して楽しむことのできる、横スクロール型アクションMMORPGだ。3頭身の可愛らしいキャラクターグラフィックが人気で、特に豊富なファッションアイテムで自由に着飾ることのできる着せ替え要素が多くのプレイヤーに親しまれている。
日本では2007年よりサービスが行われている歴史あるタイトルで、今まで実装されたアップデートにより膨大なコンテンツが収録され、遊びごたえも抜群だ。アクションRPG「CLOSERS」などを運営するHappyTukへの移管にあわせて、大型アップデートが実装された。ここでは、新規職業「アグニ」や新マップなどが追加される大型アップデートの内容をお届けしよう。
HappyTukでのサービス開始!移管・新規登録キャンペーンも
アップデート情報の紹介に入る前に、移管&新規登録キャンペーンを紹介しておこう。本日3月1日15時より、HappyTukにサービスが移管された「トキメキファンタジー ラテール」。移管手続きを完了した人には、声優「花江夏樹」さんと「加藤英美里」さんの声が設定された「声変わリング」や、リアルグッズが当たるキャンペーンが開催中だ。
手続きを忘れてしまった人や、これからはじめる人も安心してほしい。7月31日までに新規登録を行えば、新規アイテムやペット(タイトル2種、マント、エモーション、ペット)がプレゼントされるぞ。
新規職業「アグニ」が実装
移管と同時に行われる大型アップデート「REBORN」にて、新規職業「アグニ」が実装されます。アグニは「マーセナリー」を成長させることで、転職できる炎と巨大な武器「ギガントポール」を操る4次職業となります。
ストーリー
新大陸 東方大陸
東方大陸は種族、民族、国家間による争いが絶えず、より強き者の存在が求められた。その中でも、特別な力をもって生まれ、神に近づいた者は「超人」として畏れられた。数百年のもの間、多くの命が消え、そして生まれたが、7人の超人はそこに君臨し続けていた。
- デイモス教団の頂点「闇の城隍バイス」
- 光の連合の盟主「剣神ジスカド」
- 世界で最も強い者「凶王バルドリーグ」
- 巨大な雪原地域の支配者「吹雪の女帝イーオー」
- 禁地、幻獣の沼の支配者「竜王アドキーナ」
- 巨大な地下世界の頂点「冥王シャイニック」
- ベールに包まれた古代カーリー族の女王「魔女メディア」
様々な勢力が入り乱れる東方大陸。しかし、それでも力のバランスだけは維持されていた。ところが、モス王国の起こした征服戦争により、そのバランスは脆くも崩れ去った。デイモス教団はデイモスの信仰により結束した狂信者の軍を送り込んだが、モス王国は魔石で生み出したキメラの軍でそれを迎え撃った。そして、その裏では東南部の砂漠地域を掌握するための魔の手が伸びようとしていた。
砂漠地域の覇者、ジュード王国は同盟を結んでいる光の連合に支援を要請し、全ての国力をもって滅亡をかけて戦う覚悟を見せた。今、東方大陸に再び戦乱の風が吹き始めた。
アグニ
混沌の中から世界が生まれ、火の神アグニは「太陽」を創造した。アグニはその後、自分の信者、火の巫女「エリーンヌ」との間に子供を授かった。
やがて、アグニの子孫たちが生まれ、そこに小さな村が作られた。彼らは皆が血族であり、「家族」のように暮らしていた。村の財政は傭兵(マーセナリー)として依頼を受け、任務を遂行して得た報酬で維持されており、その中でも「最強の傭兵」が族長となる掟が作られた。アグニ族は東方大陸最強の傭兵集団と恐れられ、砂漠民族にとって伝説のような存在となった。彼らは「家族」に害をなす者には容赦がなかった。「いかなることがあろうと、アグニ族には手を出すべからず」気がつけば、彼らは周囲の者たちにとって畏敬の対象となっていた。
…突然、アグニ族に災いが訪れた。強力なモンスターと屈強な砂漠の民族を引き連れ、モス王国の軍隊が襲って来たのだ。アグニ族の戦士の多くは無残にも殺され、「家族」は捕虜として連れていかれた。35代目の族長は悩みながらも、一縷の望みをかけて自分の後継者である息子を逃がす決断を下した。もはや、この東方大陸には安住の地はない、そう判断したのだ。
最後のアグニが逃れた先は、ジエンディアのベロス。見知らぬ異国の地で独り、最強の戦士であった父の背を追いかけ、力のみを追求する。すべてはモス王国への復讐のため。太陽神の末裔の旅が始まる。
マーセナリー(1次職業)
戦場を駆け巡る熱き炎。その心は誰よりも激しく燃え滾っている。
巨人を相手にするために生み出された武器「ギガントポール」を激しく振り回し、強烈な一撃で相手を殲滅する。
フレームロード(2次職業)
炎を統べる者。遥か昔、まだ世界が混沌の中にある時代。世界を蝕む深淵の中で、偉大なる神「アグニ」より生み出された炎は世界を照らし、新たな生命を創り出す。
マグマフォース(3次職業)
すべてを無に帰す炎の化身。その熱き魂を制する者のみが偉大なる「アグニ」へと昇華する。彼らの血は「生命の根源」とも言われ、終末の証として畏れられた。
アグニ(4次職業)
太陽を創り出した「古神アグニ」の末裔。炎の根源とも言えるその力と祝福は、神なき後も子孫へと受け継がれていた。彼らの持つ炎の力はすでに「万物の理」を超越しており、触れるものは塵すら残さず虚空へと滅せられる。
新規職業「アグニ」の特性
アーマーゲージ(ARP)
マーセナリー系職業がSPゲージの代わりに使用する特殊なゲージ。固有の防御効果を持ち、一定時間ごとにチャージされる。
ARPがチャージされていると、ステータス効果が付与され、より強力な力を発揮する。ARP保有時は、キャラクターの防御力、抵抗力、ガード値が0となるが、追加能力値と追加効果が発生する。
ARPはキャラクターの防御力に応じて変動。ARPを全て消費すると一定時間後にチャージされるが、敵からのダメージを受けると減少するため注意が必要だ。
スキル
メルトダウン
マグマの力を武器に込めて回転し、後方の敵を攻撃する。
インフェルノ
前方にマグマを発生させて敵を燃やし尽くす。
マグマブラスト
自分の足元をマグマ地帯にして、その地帯に激しく打ち下ろすことで前後方の敵を攻撃する。
新地域・新クエスト追加
新規職業「アグニ」のストーリーが展開される新地域「ジュード王国」、新ダンジョン「太陽の宮殿」「太陽神の地下祭壇」が追加される。それに伴い、関連したストーリークエストも追加されている。
ジュード王国の東方国境地帯
領主バジルは数十年前、身分を隠し、傭兵として活躍するジュード国王と共に、傭兵団を創設した。傭兵団はその優れた能力を発揮し、ジュード国王が王座を継ぐ際には、国王を守る近衛兵へと変貌するまでになった。
貴族になったバジルは、かつて自分の生まれた、巨大な東部地帯の開拓を開始した。そして、都市より安全で、発展を遂げた「オアシス都市」東部国境地帯が誕生した。
時は流れ、モス王国の侵攻により都市が崩壊し、国が危機に見舞われると、バジルは自分の全てを捧げた兄弟であり、君主でもあるジュード国王とその一家、そして彼らが守ろうとした都市を全て取り戻すことを決意した。
二人のバトルロードと数千の大軍
モス王国の侵攻によってジュード王国は焦土と化そうとしていた。国境が崩れればこれ以上は耐えられない、決死の戦いが続いたが敵の勢いは衰えず、ジュード王国の存続はもはや、風前の灯火とも思えた。
その時、国境付近に支援軍が出現した。
バトルロードのレオとローズマリー。二人の合流で状況は一転することになる。
ジュード王国の首都
南部砂漠の覇者、ジュード王国。
遥か昔、南部砂漠のいくつかの民族は、水や自然の豊かな地域を独占しようと、争いを始めた。その中でメルト族長ジュードは、勇猛な部族の戦士を率いて次々と砂漠の民族を支配下に置いていった。そしてついに王国を興すまでに至った。
王国は水が豊かな「メルテル湖」付近に建てられた。そして、大規模な植林が行われた。例え自分の代で実を結ばずとも、子孫にとって住みやすい環境を造るための政策であった。
ジュード国王の子孫は先祖の意志を継ぎ、国力増強に取り組んだ。その結果、ジュード王国は周囲の国から「砂漠の宝石」と呼ばれるまでに繁栄するまでになった。
侵攻のはじまり
東方大陸では多くの戦争が繰り広げられ、たくさんの民族と国が生まれては消えていった。しかし、ある時からモス王国の軍事力が増大し、瞬く間に周囲の国を飲み込み始めた。
ジュード王国もモス王国の標的となった。配下となるよう要求されるが、彼らは戦う道を選んだ。しかし、卑劣な手段により脅迫された他の民族が、ジュード王国の敵として立ちはだかる。その中には、奇妙な姿のモンスターや、「魔石」の力で超人的な力を身に着けた者の存在もあった。
今まさにジュード王国に、漆黒の暗雲が立ち込み始める…
新ダンジョン「太陽の宮殿」
メルト族長ジュードは、自分たちこそが太陽神の真の子孫であると主張し、いくつかの部族と共に王国を造りあげた。そして、神の祝福を受ける象徴として巨大な宮殿「太陽の宮殿」を配置した。
そのことが、太陽神アグニを絶対神とする砂漠の部族たちの反発を買うことになった。太陽神の血やその意思を継承したアグニ部族は、力で勢力を拡大したメルト部族を認めなかった。また、自分たちが真の子孫であり、同じ神に仕える者は皆、王国に服従するべきだという強引な振る舞いに怒りを隠すことができなかった。それは他の民族も同じであった。
やがて、太陽の宮殿は一部の者には畏怖の対象となったが、王国との融合を拒否した砂漠民族にとっては憎悪の象徴となっていった。
新ダンジョン「太陽神の地下祭壇」
古の時代、太陽神に仕える火の巫女たちは生きた獣を供物として燃やし、神に捧げる燔祭を行っていた。太陽神はその呼びかけに応え、砂漠の暑さから保護する祝福を与えた。
いつしか太陽神アグニが忽然と姿を消してしまった。それでも太陽神に仕える者たちは燔祭を続けていた。ジュード王国にとって、燔祭は太陽神に王国の平和を願い、その祝福を受ける国の政となっていたのだ。
地下祭壇には太陽神に捧げる貴重な宝物が多く存在していたため、幾度となく盗賊に狙われたが、一度たりとも盗賊の進入を許すことはなかった。
太陽神の地下祭壇はジュード王国の民にとって、他の何にも変えられない宝物であり、心の安息の場であり、信頼と意志の象徴であった。
数多くのファンに楽しまれている「トキメキファンタジー ラテール」。長年遊んできたプレイヤーはもちろんだが、オンラインゲーム初心者やアクションゲームが苦手な人でも楽しむことができるので、今回のアップデートを機にはじめてはいかがだろうか?
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