5つ穴石版やふたり乗りドルボードも登場!「ドラゴンクエストX TV 東京ゲームショウ2015 出張版スペシャル その2」をレポート

千葉・幕張メッセにて4日間にわたって開催された「東京ゲームショウ2015」。ここでは9月20日にスクウェア・エニックスブースにて行われた「ドラゴンクエストX TV 東京ゲームショウ2015 出張版スペシャル その2」をレポートする。

このイベントはニコニコ生放送にて配信中の公式番組「ドラゴンクエストX TV」の特別版で、プロデューサーの齊藤陽介氏、タレントの椿姫彩菜さん、ディレクターの齋藤力氏、チーフプランナーの安西崇氏、Vジャンプ編集部のサイトーブイさんという、おなじみの面々が登場。今回のステージでは仲間モンスターとの「パーティ同盟バトル」への挑戦と「ドラゴンクエストX」の新情報の紹介が行われた。

左から椿姫彩菜さん、齊藤陽介氏、齋藤力氏。 安西崇氏(左)とサイトーブイさん。

まずは、バージョン3.1で新たに実装されたクエスト「パーティ同盟バトル」にチャレンジ。このモードは「冒険者ひとり+仲間モンスター1匹」または「冒険者ふたり+仲間モンスター2匹」のパーティで野菜三銃士に挑戦するバトルで、最大で「冒険者4人+仲間モンスター4匹」の計8人パーティを組むことが可能になっている。

現時点での全体の勝率は「26.3%」とかなり低いが、安西氏によると実装初日の勝率はもっと低く、20%を切るくらいだったそうだ。続いて、よく使用されている人気の職業と仲間モンスター、勝率の高い職業と仲間モンスターのランキングもあわせて紹介された。人気の僧侶の勝率が低いが、これは参加数が多いために順位が上がりにくいという数字のマジックの部分もあり、「全体の勝率が上がれば、僧侶の順位も上がってくるのではないか」と安西氏は分析していた。

気になるゲスト陣のパーティ構成だが、齊藤プロデューサーは戦士とフォンデュ、椿姫さんは賢者とドラキー、齋藤ディレクターは僧侶とホイミスライム、サイトーブイさんはスーパースターとねこまどうでプレイすることに。解説役の安西氏は「ドラキーが“まりょくのうた”を持っているので、ドラキーを軸にフォンデュとねこまどうという魔力中心の構成はいいんじゃないでしょうか」と分析していた。

バトルのほうだが、序盤から手こずり、なかなか銃士ナスビスに効果的にダメージを与えることができない。そうこうしているうちに銃士トマトスが出現し、2体の敵を同時に相手にすることに。味方同士の連携も悪く、椿姫さんがサイトーブイさんのねこまどうに「何やってんの?」、「なんで杖で殴ってんの?」と本気で毒つく場面も見られた。結局、最後まで形勢を変えることができず、野菜三銃士の猛攻の前にあえなく敗北となった。

あまりのダメダメっぷりに齊藤プロデューサーが「もう1戦」と頼み込み、リベンジマッチが行われることに。ここで、安西氏が「攻撃役は“ガンガンいこうぜ”にしておいたほうがいいですよ」とアドバイスしたところ、サイトーブイさんのAIが「バッチリがんばれ」になっていたことが発覚。作戦を変更するのを忘れていたそうで、「あるあるですね」(齊藤プロデューサー)、「皆さんもちゃんと確認しましょうね」(椿姫)と、ゲスト陣は事前の作戦確認の重要さを説いていた。

作戦の見直しが効いたのか、2戦目は打って変わって序盤から的確にダメージを与える順調な展開。銃士ナスビスの動きを止めて連続で攻撃を打ち込むなど、しっかりHPを削っていき、素早く撃破することに成功する。銃士トマトスを倒す前に銃士キュリトスが現れ、ピンチになるかと思われたが、うまく集中攻撃を加えてトマトスも撃破。残る銃士キュリトスも危なげなく倒し、見事にリベンジを果たした。あまりの理想的な勝ち方に「信じられない」といった様子のゲスト陣。ちなみに、椿姫さんは全員が固まらずうまくバラけていたこと、ニコ生ユーザーのコメントでのアドバイスなどを勝因に挙げていた。

5つ穴石版やふたり乗りドルボードの登場など驚きの情報が満載

ゲームデザイナーの堀井雄二氏。
ゲームデザイナーの堀井雄二氏。

ここからはゲームデザイナーの堀井雄二さんも参加し、さまざまな新情報の紹介が行われた。最初に公開された情報は「10月10日から毎月10日は「X(テン)の日」になる」というもので、第1弾として毎月10日にゲーム内のどこかに現れる「クーちゃん」に話しかけると、プレゼントチケットがもらえるという企画を実施。堀井氏によると「クーちゃん以外にも何か現われる」とのことなので楽しみにしておこう。

次の情報は「達人のオーブ」に関するもので、なんと4つ穴の石版に5つめの穴を開けられるようになるという。鑑定後に石版を捨てたり、上書きしたりすると「石版ポイント」が加算されていき、このポイントが一定値に達すると好きな場所に穴を追加できる。過去に捨ててきた石版もさかのぼってカウントされるので、「ぜひ、ご活用いただければ」と齋藤ディレクターは語った。さらに、3つ玉の宝珠もレベルアップに必要な達人ポイントを少なくするとのことで、これまで使い勝手が悪いとされていた3つ玉が活用しやすくなるので、より幅広い宝珠の組み合わせを楽しめそうだ。

「やるきのジャーミィ討伐タイムアタック大会」も開催される。強ボスのやるきのジャーミィに職業重複なしの条件で挑戦し、最速タイムを競うというイベントで、優勝チームには全員に1000万ゴールドが進呈。ランキング200位以内に入ったパーティにも賞金が贈られる。さらに、参加者には全員に参加賞として「宝珠の香水」がプレゼントされるとのことだ。開催期間は10月1日から10月10日の22時まで。

さらに、3.1後期のアップデートで「ふたり乗りのドルボード」が登場することが明らかに。今回公開されたのは「れんごく天馬」の動画で、安西氏によるとスペシャルふくびきの上位の景品になるそうだ。ただ、れんごく天馬以外のカラーバリエーションである「黒竜丸」や「レジェンドホース」は「ドラクエXショップ」に入るので、確実に入手したい人はこちらを利用するといい。また、もう1種類のバリエーションも、ゲーム内で入手可能になるとのことだ。

以前から紹介されていた「バトルロード 協力プレイバトル」もついに登場。育てたマイモンスターをそれぞれ1匹ずつ操って4人で強敵に挑むというモードで、詳細は10月5日発売の週刊少年ジャンプに掲載されるそうだ。

ただ、サイトーブイ氏より「ゲーム内容に触れなければいいよ」という許可を得て、スクリーンショットが何枚か公開。カウンターで受付をしているわたぼう、バトル開始前とバトル中の画面などが紹介されたのだが、なんと対戦相手のひとりにリーネがいることが発覚。冒険者たちをさんざん苦しめてきた強敵の登場に会場からはどよめきの声が上がっていた。なお、報酬が「まほうのこびん」となっているが、これはあくまで仮とのことなので安心してほしい。

さらに、今年も10月10日14時から「ドラゴンクエストX TV 秋の大運動会10時間スペシャル」を配信。バージョン3.1後期の情報紹介のほか、地味祭や第2回アストルティア★ハッピーくじ大抽選会など、さまざまな企画を実施予定とのことだ。また、Ver.1~3がすべて1本に詰まった豪華版「ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ」の情報も公開。12月3日にWii U/PCで発売予定で、価格はどちらも4800円となっている。

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