魂が共鳴するMMORPG「ECHO OF SOUL」の記者発表会が開催―ゲーム概要やサービススケジュールが明らかに

NHN PlayArtは、東京・虎ノ門の同社にて、韓国NVIUSが開発するMMORPG「ECHO OF SOUL」の記者発表会を開催し、ゲーム概要の紹介やサービススケジュールを発表した。

「ECHO OF SOUL(以下、EOS)」は、NVIUSが4年の歳月をかけて制作した正統派MMORPGだ。2013年に韓国でサービスが開始され、2014年にはタイ・中国へサービスを拡大。そして、2015年に日本と欧米でのサービスが開始されることになる。日本版には、日本独自アバターの導入やゲームコントローラの対応など日本市場に適したアレンジが行われ、サービスが行われる予定だ。

ここでは、本作の運営プロデューサーをつとめる鈴木貴宏氏によるゲーム紹介の模様をお伝えするとともに、会場で本作に触れることができたのでそのインプレッションをお届けする。

当初は、3月27日にカウントダウンサイトが公開され、イラストの一部と鈴木氏がプロデューサーに就任したことのみが明かされていた。鈴木氏はその時のマイナス反応をあえて披露し、「グラフィックが古い・前時代的」「棒立ち戦闘(クリックゲー)・量産型」「スズキ」の3点を紹介した。

まず、高性能なPCスペックを活かした美しいグラフィックや新しい戦闘システムなどとの比較について解説。戦闘システムと操作性は簡単で親切なものになっており、オーソドックスなターゲットシステムを採用、しかしクリックするだけではなく、敵の攻撃にあわせて回避するといった戦略性があることをアピールした。

また、20分程度で攻略できるレベル別ソロダンジョンや1500を超えるクエスト、40以上のインスタンスダンジョン、戦場、製作といった充実したコンテンツが用意されている。さらに、低スペックPCでも高グラフィックスを実現したほか、コンテンツの一部を楽しめるモバイルアプリを提供するという。

最後に自虐的に挙げていた「スズキ」の項目については、「がんばります」とサービスへの意欲を見せていた。マイナスと思われている点については、マイナス要素ではなく、今までMMORPGをなかなか遊ぶことのできなかった層にリーチすることができ、「ちょうど良さ」「MMORPGの楽しさ」を体験して欲しいと語っていた。

個性的な5つのクラス

つづいて、クラスの紹介が行われた。本作には、ウォーリア・ローグ・ガーディアン・ソーサレス・アーチャーの5クラスが登場し、ヒーラーは存在しない。ヒーラーは攻撃力や防御力が低く、ソロでのプレイが大変なクラスとなってしまうほか、パーティ募集の際に「ヒーラー待ち」が発生しまうなど、気軽にゲームプレイを行うことが難しくなってしまう。そのため、本作ではヒーラーがいなくても遊べるようなゲームバランスになっているとのことだ。

ウォーリア

ローグ

ガーディアン

ソーサレス

アーチャー

ソウルシステム

本作には、万物の根源であるソウルに関わる特徴的なソウルシステムが存在する。ソウルはモンスターを倒すことで獲得することができ、この状態では“混沌のソウル”と呼ばれる状態になっている。“混沌のソウル”2つを聖域で「希望・純粋・勇気・安息」のソウル1つにに浄化することができる。相互浄化はプレイヤー同士で行う浄化で、“混沌のソウル”1つで1つのソウルを得ることができる。2人で浄化したほうが効率よく浄化を行えるわけだ。

ソウルによって、ソウルスキルを使用することができ、さまざまなバフ効果を得ることが可能だ。ソウルスキルは全4種類存在し、使用するほどソウルスキルの経験値が入りレベルが上昇、バフの効果も大きくなっていくという。

スキルは、各レベル帯で3つ存在するのだが、そのうち2つを選択する形になるためスキルの習得の仕方でプレイヤーの個性が生まれる。最も高いレベル帯では1つのみ選択でき、それが究極スキルだ。究極スキルにソウルをのせて使用することが可能だ。

CBTに先立ってフォーカスグループテストを実施

すでにサービス他が提供されている韓国では、開発会社であるNVIUSの対応が早いことでも高い評価を受けているとのことで、日本でもユーザーからのフィードバックを大切にしていきたいという。そのため、CBTに先立ってフォーカスグループテストを北海道・東京・愛知・大阪・福岡の5都市のネットカフェで5月の土日に実施。4月22日には参加者募集サイトがオープンされ詳細が公開されるそうだ。

サービススケジュール

5月のフォーカスグループテストに続き、6月にはCBT、7月にOBTが実施され、正式サービスに移行される予定だ。

今野杏南さんがオープニングプロモーションプロデューサーに就任

最後に、運営チームを揺るがした問題点として「女性キャラクターに魅力が足りない」と指摘。解決のために、今野杏南さんが本作のオープニングプロモーションプロデューサーに就任することが発表された。

今野さんは、4月25日、26日に幕張メッセで開催されるニコニコ超会議内の同社ブースに出演。詳細は明かされなかったが「超今野杏南のいろんな動きを収集してみた」ステージでいろいろな動きを収集するとのことだ。

プレイインプレッションをお届け

会場には多数の試遊台が設置されており、短い時間ではあったが本作に触れることができたのでインプレッションをお届けする。5つのクラスは性別が固定となるが、髪型や体型などを変更することができ、自分好みのキャラクターを作ることができそうだ。

やはりグラフィックに関しては、最新のタイトルには劣ってしまうがものの、普段からグラフィック品質を落としてプレイしているユーザーにとってはさほど気になることはなそうだ。かえって、軽快に動作し、会場ではノートパソコンでも問題なくプレイすることができた。

モンスターをターゲットし、マウスの左クリックによる攻撃や、数字キーのショートカットによる攻撃スキルの発動など、誰もが直感的に操作できる戦闘システムとなっている。インターフェースもわかりやすく、クライアントも日本語版となっており、ローカライズもほぼ完了しているようだ。

すべてにおいて、鈴木氏の言葉通り、ちょうど良く仕上がっており、MMORPG初心者にとってプレイしやすいタイトルになりそうだ。

ECHO OF SOULサービス終了

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