「ウィザードリィオンライン」“ミスカトニック大学分校”に続く待望のサブダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」が実装！

GMOゲームポットは、「ウィザードリィオンライン」において、本日2月24日に新ダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」の実装を含むアップデートを実施した。

新ダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」解禁！

本日2月24日定期メンテナンスにて、「アルバロア」「エゼルシャーン」ワールドに新たなサブダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」を実装いたします。

「蒼の洞窟」の流れを汲むダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」では、凶悪なモンスターや「深き坑道」が雇った傭兵団が目撃されており、冒険者ギルドからの依頼を受けて探索を進める冒険者たちにとって、行く手を阻む大きな障害となることでしょう。

最難関のダンジョンともなる「イルヴァンボーレ鉱山」。2015年3月17日定期メンテナンス開始前までの期間にダンジョンを踏破した冒険者には、名誉ある称号「深き坑道の採掘士」が贈られます。あなたの挑戦をお待ちしております。

新ダンジョン登場記念「イルヴァンボーレ鉱山」限定アイテムドロップ率アップ！

本日2月24日定期メンテナンス終了後から3月24日定期メンテナンス開始前までの期間中、新ダンジョン「イルヴァンボーレ鉱山」の登場を記念して、イルヴァンボーレ鉱山のアイテムドロップ率20％アップイベントを開催いたします。

今回の期間はなんと1ヶ月！アイテムが入手しやすいこの期間にぜひ、新たに登場したダンジョンに挑み、強力な武具を入手しよう。

新スフィアアバター「ハーピュレイセット」が登場！

2月18日のアップデートにて、ホワイトスフィアに新しいレアアバター「ハーピュレイ」セットを実装いたしました。持ち前のユニークなスキルを使用し、敵の戦意を挫き、味方を高揚させる新しい職業「道化師」。

「ハーピュレイ」セットは、道化師らしさが溢れるなかにも、光るフォーマルさがポイントとなっております。道化師のあなたはもちろん、そうでない冒険者にも魅力的な逸品です。

ハーピュレイ

伝説の道化師にして「真実の愛の道化師」とも呼ばれ、童話や物語で常に名が出る「道化師ハーピュレイ」が着ていた紫色の道化服が今回のテーマです。

貴族や王族に飼われて常に側に付き従い、主人や客人を楽しませることを生業にしている「道化師」には、主を守る最終防衛ラインとして戦う顔も持っている。

ハーピュレイとは百年ほど前に実在した、伝説的な道化師の名前である。ハーピュレイはディメント王家の一つに連なる「バレーイン公爵」に飼われた道化師で、その卓越した話術と滑稽な振る舞いはどんな道化師も足元にも及ばず、常にルールの逆を行い笑いを誘い、風刺・毒舌でも大いなる笑いを取っていた。

また、ハーピュレイは主人であるバレーイン公爵に対しても慇懃無礼な態度をとったりすることで周囲の笑いを誘ったが、バレーイン公爵はそんな不遜な態度にも決して怒ったりしなかったためロード・オブ・ミスルール（無礼講の王）とも呼ばれ、その懐の広さを王侯貴族から庶民に至るまで賞賛された。

そんなバレーイン公爵の命を狙う者たちがいた。彼らは、実績・実力ともにアザルス大陸最高と言われた暗殺集団「イスデッド兄弟」を雇い入れた。イスデッド兄弟とは、血のつながりはないが本当の兄弟以上に信頼し合った仲間だけで構成された殺し屋集団で、その潜入・暗殺技術は盗賊や忍者のものだと言われている。

彼らは殺した相手の胸に「isded」と彫り込むことで、自分たちの実力をアピールし、次の依頼につなげていた。その証拠から、彼らに殺された王侯貴族の数は百でも足りないと言われている。また、後世の調査によると、どれもこれも利権争いで同族から依頼されたものばかりだったとも言われている。

そのイスデッド兄弟がバレーイン公爵の屋敷に潜入し、衛兵たちを音もなく殺して行った先に待ち構えていたのがハーピュレイである。

小馬鹿にしたように踊るハーピュレイに斬りかかったイスデッド兄弟の何人かは、目にも留まらぬ早さで首が落ち、首を失った体はハーピュレイと共に踊ったという。一体何をされたのかわからぬまま、イスデッド兄弟は次々にハーピュレイに倒された。ただ踊っているようにしか見えないハーピュレイ…実はその手の間には暗器が隠されており、細くて目にも映らないような鋭い鋼線でイスデッド兄弟は倒されていたのだ。

イスデッド兄弟をたった1人で殲滅したハーピュレイは彼らの雇い主を吐かせ、その王族のもとに忍び込み、斬首したとも言われている。

賊を打ち取ったハーピュレイの功績を讃えて、バレーイン公爵はアロカコック地方の領土をハーピュレイに与えたが、これを拒否し、死ぬまでバレーイン公爵の側で道化としてあり続けたという。

一説にはハーピュレイは女性でバレーイン公爵を慕っていたが、身分違いなので命を賭して一生側にいることを選んだとも言われている。世の妻のどれほどが一生の間、主を笑わせ続け、その生命を守り続けることができようか…それを成し遂げたのは道化師ハーピュレイだけなのかもしれない。この説から、主と道化の関係を超えた愛の話としても後世に伝わっている。

その夢のすべてを壊すような一説によると、バレーイン公爵が男性だったのは間違いないが、ハーピュレイが男だったのか、女だったのかは定かではないらしい。もしかするとすべてを超越した愛の形があったのかもしれない。