「サドンアタック」優勝はクラン「iZoNe」！接戦の連続、延長戦実施で会場は沸きまくった真夏の熱すぎる頂上対決！オフライン決勝レポート

決勝戦進出クラン

クラン名「Adult.V」

クランマスター：Bigslaw

メンバー
Slyd1ni
Jeybek
Wajesk
ovkn:D

「SACTL 2012」の決勝大会おいては彗星のごとく現れた新参者に過ぎなかったが、前回大会「SAOMT 2013 spring」では、あの“巨星”NabDを完膚無きまでに叩き潰し、ストレートで勝利。わずか2回の決勝大会進出で一気に頂点まで登り詰めた。新しい戦術を生み出すべく常に研究を怠らない姿勢と、卓越した個人技は、他のクランの追随を許さない。今もっとも勢いがあり、まさに“最強”と言えるクラン。

クラン名「iZoNe」

クランマスター：iZ［1］Delpiero

メンバー
iZ［2］ApoCalys
iZ［3］ziNovif
iZ［4］Liavely
Mr.iZ［0］Ne

「無冠の帝王」という名前がこれほどふさわしいクランは他にない。頂点を極めるまであと1歩。そんなチャンスを何度となく得ながら逃してきた。だがその実力を疑う者は誰もいない。光る個性と高い技術、1対1で負けない勝負強さ、鮮やかな試合運びと見事な連携。そのすべてが美しい。

クラン名「nG.team」

クランマスター：Mason[NG]

メンバー
Mafin[NG]
Baxter[NG]
Ga1stO[NG]
Seupx[NG]

前回大会「SAOMT 2013 Spring」で見事3位となった「alive.L」のメンバーが新たに結成したクラン。前回大会準決勝では「Adult.V」と互角の戦いを演じ、後に王者となる「Adult.V」を最も苦しめた。今大会はシード権を捨て、あえて1回戦から参戦しながら見事に決勝大会に進出。

クラン名「Kmn-Gaming」

クランマスター：KMNGAMiNG：KG-

メンバー
KMNGAMiNG：KP-
KMNGAMiNG：NK-
KMNGAMiNG：OJ-
KMNGAMiNG：XX-

言わずと知れた日本サドンアタック界No.1の人気クラン。しかし、日本代表クランでありながら、前回大会「SAOMT 2013 Spring」では2大会連続3位の屈辱を味わい、失意の中解散。だが彼らはよみがえり、見事決勝大会への切符を手にした。「ブロンズコレクター」と呼ばれたまま、またも無残に散ってしまうのか、それとも“奇跡“を起こし、我々の心を魅了してくれるのか…。

準決勝第1試合

会場では通路にも来場者があふれ、満員御礼でスタートした「SAOMT 2013 Summer」初戦では、クラン「Kmn-Gaming」のちょっとテレ気味の決めポーズがやはり登場。ナイフ戦での先攻後攻を決めて激戦がスタート。

第1MAP：第5補給倉庫

Kmn-Gaming 8-6 nG.team

「第5補給倉庫」は、人気マップ「第3補給倉庫」をモチーフに作成されたマップで、通路が多く、戦闘箇所が限られているため作戦や対応力が重要。C4爆弾の設置解除よりも遭遇地点での撃ち合いで勝負が決する場合が多い。

Kmn-Gamingは序盤は慎重な動きで陣形を展開、複数での立ち回りで人数差を作らない作戦のnG.teamも個人技も光る攻撃で攻めるが、Kmn-Gamingがラウンドを取る。

第2MAP：プロバンス

nG.team 9-5 Kmn-Gaming

「プロバンス」は、ヨーロッパの旧市街地を再現したマップ。壁抜き、壁越しグレネードなどの研究量が勝負を左右する。爆破ポイントにC4爆弾の設置が完了した後の攻防戦に注目。

早い展開が続き、1対1で個人技が光りまくる。1人で3キルを達成するなど会場もかなり沸いていた。終盤はnG.teamの個人技と合わせて流れを持っていかれ、nG.teamが1本を先取。

第3MAP：デザート2

nG.team 10-6 Kmn-Gaming

「デザート2」は、アフリカ北東部の砂漠を舞台にしたマップ。スモークやフラッシュなどの投擲物の使い分けが重要。状況に応じたポジショニングが要求される。

Kmn-Gamingはまとまって行動し、ハンドガンで対応する作戦を展開。ロングからの性格なショットを連続したnG.teamが最終的にラウンドを取り、nG.teamが決勝へのチケットをもぎ取った。

準決勝第2試合

大抽選会のあとは、準決勝の第2試合が開始。来場者はさらに増えて立ち見も。それぞれのメンバーが映像で紹介されると友人やファンから大きな声援をもらっていたぞ。もちろん両クランも気合の入ったポーズを披露！さすが関西会場ということで笑いに関しては、なかなか厳しかった。

第1MAP：第5補給倉庫

Adult.V 7-2 iZoNe

両クランとも序盤は様子見で慎重な動き。だが遭遇戦では激しい打ち合いが展開。3人連続キルも飛び出し魅せるプレイ続出のAdult.V。声も出しまくって集中したAdult.Vがまずは1本先取。

第2MAP：プロバンス

iZoNe 10-8 Adult.V

グレネードでのキルも多く、しっかり見ながら当てる個人技も多数。人数差を作ってから敵を追い込むのが上手なAdult.VはiZoNeのねばりある戦いにやや苦戦。iZoNeが1本を取る。

第3MAP：デザート2

iZoNe 8-8 Adult.V

グレネード、スモークなどの投擲アイテムをうまく利用し、一気にラッシュをかけて距離を縮めるiZoNe、地形を生かした絶妙な動きとポジショニングでAdult.Vも大胆に攻める。両クラン粘り抜いた最終ラウンドではなんと引き分けで延長戦に突入！

延長戦：デザート2

iZoNe 5-2 Adult.V

延長戦スタート前には両クランともミーティングを実施。グレネードの応酬や遠距離からの性格な攻撃で開幕から熱い展開に。決勝戦のような盛り上がりを見せ、最終ラウンドで1対5となり、決勝へ進んだのはiZoNeとなった。

次期アップデート発表

新マップ「Colonial Palace」

爆破モードでブラジルの「Pelourinho」という地域をモチーフにしたマップ。韓国では実装しておらず、今後の大会にも使用されるかも？

新モード「AI-Botモード」

プレイヤーと同じ姿で行動する人工知能キャラクターを相手にウェアハウスなどのマップを楽しめるモード。韓国では実装済み。ただしこの内容は開発段階であり実装が決定したものではないので続報を待とう。

新アイテム「Dog Grenade」「Panda Grenade」

2013年3月に販売した「Cat Grenade」に続いて動物「犬」「パンダ」のグレネードが登場予定。エフェクトもその動物に合ったエフェクトが発生。

新規キャラクター「パンダキャラクター」

チャイナ服を着たパンダがサドンアタックに登場予定。また、日本オリジナルのパンダキャラクターも制作中。日本から提案して作成されたのが左のデザインで、日本向けにもっとブラッシュアップしたデザインが登場するとのことだ。

新規キャラクター「篠崎愛」さん登場

今年のサドンアタックのCMキャラクターでもある「篠崎愛」さんがゲームに登場予定。音声収録もすでに実施済みで実装は間近か！？ヒットボックスは変わらない仕様。

決勝戦

雌雄を決する決勝戦の前に、ネクソン「坂下智久」氏からステージ裏からの中継映像が。さらに「サドンアタック」CMキャラクターでもあるグラビアアイドル「篠崎愛」さんから決勝戦へ向けて応援動画も公開された。

第1MAP：第3補給倉庫

iZoNe 9-5 nG.team

「第3補給倉庫」は、C4設置ポイントの位置の関係上、非常にBLUE TEAMが有利なマップ。直線の経路が多いため、スナイパーの技術が勝利のカギを握る。RED TEAMでいかに多くのラウンドを取得できるかが重要。

直線からのスナイパーの攻撃や狭い部屋での激しい銃撃戦が続き、iZoNeが連続でラウンドを獲得していく。L字角で一気に3人連続キルを披露するプレイヤーも。まずはiZoNeが一本先取。

第2MAP：クロスポート

nG.team 8-7 iZoNe

北アフリカの港を舞台にした象徴的な建物が並ぶマップ。RED TEAMのラッシュ作戦をいかにBLUE TEAMが対応できるかが重要。スナイパー同士によるロングレンジ対決が見所。

ダクトを詰めていく作戦でラッシュをかけるnG.team。フラッシュやスモークを多用し、相手のクセまでも試合中に分析していく両クランメンバー。わずかな隙間からグレネードを投げ込み、nG.teamが1本を取り最終決戦へ。

第3MAP：ドラゴンロード

nG.team 9-9 iZoNe

「ドラゴンロード」は、中華街をモチーフにしたマップで、RED TEAMによるB設置ポイントへの攻め方が勝負の鍵を握る。BLUE TEAはいかに相手の位置を予測して設置ポイントを守れるかが重要。

雑居ビルが乱立するマップで、さまざまなルートが入り混じるこのマップではビルの合間からのグレネードや、階段での遭遇戦など会場も思わず声が出る展開が。さらにシーソーゲームが続き、まさかの引き分けで決勝でも延長戦へと突入！！

延長戦：ドラゴンロード

iZoNe 4-0 nG.team

集中力をいかに維持できるかが勝利のカギとなった延長戦では、ちょっとのミスも許されない緊迫した戦いに。4人抜きを魅せるiZ［3］ziNovif選手や階段での接近戦も繰り広げ、一気に攻め上げて4ラウンド取ったiZoNeが見事優勝となった。MVPにはiZ［3］ziNovif選手が獲得したぞ。