「VALORANT」の常識をぶっ壊す新エージェント「ネオン」が参戦!アビリティの特徴や気になるプレイ感をお届け

ライアットゲームズがサービスを行うPC向けタクティカルFPS「VALORANT」。1月11日に配信が予定されている「Episode 4:ディスラプション」で実装される、新エージェント「ネオン」の先行プレイレポートをお届けする。

1月11日に配信が予定されている「VALORANT」の新シーズン「Episode 4:ディスラプション」。ここでは、魅力的なガンスキンがラインナップされた新たなバトルパスや、新スキン「プロトコル781-A」の追加など、様々なアップデートが実施される。その中でも大きな目玉となるのが、ネオンの実装だ。

ネオンは、スプリントなどの加速アビリティを使い、「VALORANT」の常識を覆すスピーディーなバトルスタイルが特徴のデュエリストだ。ここでは、新エージェント・ネオンのアビリティ性能を解説すると共に、プレイフィールをお届けしていこう。

驚異的なスピードで戦場を突き進み、稲妻よりも速く相手を打ち倒す

ネオンは、「VALORANT」では初となるスプリント(ダッシュ)強化を持つエージェントだ。これまでもブリンクアビリティを持つエージェントは存在していたが、ネオンが持つアビリティは移動性能と攻撃性能が一体となっており、体感としてこれまでのどのエージェントよりも速いスピード感で戦うことが可能だ。

それ故に、使いこなすには練度が必要になるが、敵を倒せば倒すほどメリットがあるパッシブ効果を持ち、熟練した動きのネオンは一人で戦況を覆すほどの爆発力を見せるだろう。その他のアビリティに関しても、高性能なものが揃っているため、非常に強力なエージェントとなりそうだ。

ハイギア(E)

ネオンを象徴するアビリティが、この“ハイギア”だ。Eキーを押すと、武器を構えるか、もう一度Eキーを押すまで、画面下部のチャージゲージが続く限りスプリントの速度が上昇する。また、強化スプリント中にオルト射撃ボタンでさらに加速でき、一般的なFPSのスライディング撃ちのような要領で使用可能だ。

このアビリティで特筆すべきは、スライディングモーション中に武器の構えが完了するという点。「VALORANT」というゲームはストッピングが重要で、基本的には走り撃ちは避けるべき行為だ。しかしネオンはスライディングからすぐに射撃モーションに入ることができるので、死角から急に飛び出して攻撃するといった芸当ができる。

ブリンクアビリティという意味では、ジェットの“テイルウィンド”などもこれまでに存在していたが、あちらは移動が終わってから武器の構えが入るので、攻撃までにワンテンポ遅くなってしまう。移動と攻撃を同時に行うことができるのがネオンの最大の魅力と言えそうだ。

走り撃ちは弾がかなりばらけてしまうが……。
スライディングを活用すればかなりの精度で射撃ができる。

リレーボルト(Q)

直線的に飛ぶエネルギーボルトで相手をスタンさせるという分かりやすいアビリティ。オブジェクトに当たると一度だけ跳ね返るという特性を持つので、マップを熟知しているプレイヤーであれば視界外や物陰に潜むプレイヤーを仕留めることもできるだろう。

エネルギーボルト自体に攻撃判定はなく、オブジェクトに触れた真下の地面に円形の爆発が起こるという性能なので、壁だけでなく天井などにバウンドさせ、その下にいる相手を炙り出すなど使用法は多岐にわたる。

使用感としてはフェニックスの“ホットハンド”によく似ているが、弾速の速さやバウンドを用いたトリッキーさではネオンに軍配が上がるだろう。ただし上手く使用するためには知識が必要なこと、スタンは自分も対象であることなど、ピーキーな設定になっている。

ファストレーン(C)

こちらも「フェニックス」の“ブレイズ”によく似たアビリティ。一定距離、もしくはオブジェクトに当たるまで延びる2本のエネルギーラインを前方に送り出す。視界を妨げる壁は、敵が通過するとダメージを与える。

ブレイズで生成できる壁が2本になったイメージで、視界を遮る壁としての役割はもちろん、左右の視界をシャットダウンすることで、敵から攻撃を受けづらいトンネルのような使い方もできるだろう。“ハイギア”と組み合わせて、壁から突然スライディングダッシュで接近するという使い方も面白そうだ。

一見すると「フェニックス」のアビリティと比較して上位互換に見えるが、回復効果が無かったり、曲げることができなかったりと、小回りは“ブレイズ”のほうが利く印象。差別化はしっかり出来ていると感じた。

オーバードライブ(X)

ネオンが全パワーを解き放ち、移動速度が上昇。「発射」で、移動中も高い射撃精度を持つ強力な電撃ビームを放つことができる。電撃ビームは、ボタンを押したと同時に着弾し、ボタンを押している間は常に放ち続けることが可能だ。細かなエイムやリコイルコントロールも必要無いの非常に使いやすい。

また“ハイギア”はスライディング中のみ移動と攻撃を両立できたが、“オーバードライブ”は強化スプリント中にも攻撃ができる。つまりアルティメット中のネオンは、高速で動き周り続けながら、リコイルが必要無いビームを発射し続けるという恐ろしい性能に化けるのだ。もちろんスライディングも使用可能なので動きに緩急を付けることも可能だ。

極めつけは、アルティメットアビリティ発動時にチャージゲージが全回復する効果が付与されている。さらに、効果時間は敵をキルするたびにリセットされるので、上手くいけば一生走り続けることもできそうだ。

プレイヤーのやり込みに応えてくれる新エージェント!

以上が新エージェント・ネオンの性能だ。「VALORANT」では類を見ないほどの猛スピードで戦場をかき回し、圧倒的な破壊力を持つアルティメットで試合を決定づける、非常に強力なエージェントだと感じた。一方で、スピード感に慣れが必要だったり、投げ物を使いこなすのに知識が必要だったりと、プレイヤー側でのやり込みも必要になってくるだろう。

使いこなすことができれば、間違いなく強いキャラクターなので、実装された際はぜひ一度プレイしてもらいたい。ネオンが追加される「Episode 4:ディスラプション」は、1月11日に配信予定だ。

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