「ロストアーク」アサシンなど新クラスの実装予定も!“柵レイド”の真相も明らかになったプロデューサーインタビュー

「ロストアーク」アサシンなど新クラスの実装予定も!“柵レイド”の真相も明らかになったプロデューサーインタビュー

2020年10月24日 00:00

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ゲームオンが2020年9月23日にオープンサービスを開始した、新作オンラインRPG「ロストアーク」。サービス開始から約一ヶ月を迎える本作について、日本運営プロデューサーを務める嶋田真人氏にインタビューを行った。

豪快なアクションで複数の敵をなぎ倒す迫力あるバトルや、特徴的なカメラワークで展開するドラマチックなストーリーが魅力の新作オンラインRPG「ロストアーク」。サービス開始前の事前登録者数は10万人を突破、CM動画は300万再生(※インタビュー取材時。現在は400万再生を超えている模様)を突破するなど、今話題のタイトルだ。

2020年9月23日に待望のオープンサービスを迎え、10月からは怒涛の3か月連続大型アップデートを控える本作について、オープンサービス開始後の手ごたえや、今後の予定などを、日本運営プロデューサーを務める嶋田真人氏に聞いた。

「ロストアーク」日本運営プロデューサーの嶋田真人氏

オープンサービス開始から一ヶ月を迎えた「ロストアーク」の今

――「ロストアーク」プレイヤーにとっては生放送などでお馴染みですが、改めて自己紹介をお願いします。

嶋田氏:「ロストアーク」の日本運営プロデューサーを担当している嶋田です。よろしくお願いいたします。過去には「レッドストーン」で約5年ほどプロデューサーを担当していて、その後はいくつかのモバイルタイトルを担当していました。そこから今回の「ロストアーク」に携わって今に至るという感じですね。

――「ロストアーク」は期待のタイトルだけに、立ち上げ時はプレッシャーなどもあったのではないでしょうか。

嶋田氏:久しぶりのPCタイトルだったので多少の不安はありましたね。基本的な土壌は変わっていなかったのですが、やはりコロナの影響で今までできたことができなくなってしまったことが大きかったです。ゲームオンといえば、オフラインイベントを想像される方も多いと思うんですけど、プレイヤーの方に情報を伝える場がオンラインに限られてしまったので、新しいことを含め、今までとは違う手法にチャレンジしていくことになりました。

――動画系の施策はかなり多かった印象です。特にCM動画「この世界は、青春みたいだ。」は、オンラインゲームの魅力が詰まっていて大きな話題になっていました。

嶋田氏:CMに関しては先日300万回再生を突破して凄く高評価をいただいていますし、YouTube上でもたくさんのポジティブなコメントをいただいております。この動画は130秒の長さがあるのですが、多くの人がしっかりと最後の方まで視聴していただいているようで、共感を持って見ていただけているのかなと思います。

――たしかに、YouTubeの広告は表示されても普通はすぐスキップします。

嶋田氏:そうなんですよね。このCM動画からチャンネルに来てくれる方もたくさんいたりして。我々から言うのも少しおかしいですが、CM動画に関してはバズったかなという印象はありますね。

――登場する人たちのその後とかも気になる内容になっていて、ぜひ続編動画も見てみたいです。

嶋田氏:作りたいねっていう話はあがっています。ただ第二弾って凄くハードルが上がるじゃないですか(笑)。なので、慎重に検討しているところです。

――楽しみにしています。それではオープンサービスを開始しておおよそ一ヶ月が経過した「ロストアーク」の現在についてお聞きしていこうと思います。まずはオープンサービスを開始しての手ごたえはいかがでしょうか?

嶋田氏:先にサービスを開始している韓国では、サービスを開始したときに凄く盛り上がっていたんですよね。ネットカフェランキングでもローンチ時は1位、2位という順位で、現在でもアップデートがあれば10位以内には入るくらいの勢いがあるタイトルです。

それが日本でもサービスできるということで、ある程度のボリュームは予想していたんですが、MMOの大作がここ何年か出ていない状態で、下火になってきている現状もありました。ですが、実際にオープンサービスを開始すると、その予想を良い意味で裏切るくらい皆様に注目していただいて遊んでもらっています。

――嶋田さんとしては、モバイルタイトルの運営を経て久々のPCオンラインタイトルになると思いますが、プレイヤー層に変化などはありましたか?

嶋田氏:担当していた過去のタイトルに関しては、ちょうどMMORPGが流行っていた時期だったので当時の若い世代が親のPCを借りて遊んでいたというパターンが多かったですね。自分が担当することになった時期は、そこから時間も経っていたので30代くらいのMMO全盛期を体験されている方がメインでした。モバイルタイトルに関しては若い方が多かったですね。

「ロストアーク」に関しては、正当なMMORPGなので30代の方が一番多いかなと思っていたのですが、実際に蓋を開けてみると30代の方と同じくらい20代前半の方が多くて、それが結構意外でしたね。今回はCMがバズったというのもありますが、YouTubeに力を入れていたのでそこが上手く噛み合ったのかなと思います。ゲームの部分に関しても、社内でテストプレイをしていたときに若い世代はクォータービューが凄く新鮮に映ったようで、そこが逆に良いみたいです。

――それは意外な結果ですね。マウスクリックでの移動などは馴染みが無い方も多いんじゃないかなと思っていたのですが。

嶋田氏:他社さんのタイトルになるんですけど、「リーグ・オブ・レジェンド」っぽい操作感なども若い方に刺さっている要因になっているんじゃないかなと思っています。

――CBT実施は5万人、事前登録者数は10万人を突破していましたが、現在のプレイヤー数はいかがでしょうか?

嶋田氏:ピークタイムに関しては2つあるサーバーが混雑するくらいの勢いがあります。「ロストアーク」は、サーバーの構成が他のタイトルと異なっていて、他タイトルであれば1つのサーバーに数千人くらいの規模が普通なのですが、本作では1つのサーバーで数万人というプレイヤーが入れるようになっています。その2つが混雑するという状況から推測してもらえればと思います(笑)。

――まだ気が早いかもしれませんが、今後もしかしたらサーバーの追加などもあるかもしれませんね。

嶋田氏:現状、AMANサーバーはいっぱいいっぱいの感じですが、KHARMINEサーバーは少し余裕があるので、今後の動向を見ながら検討したいと思っています。

――CBT実施時はマジシャンの「サモナー」、次いで「バード」の人口が一番多かったようですが、オープンサービスではいかがでしょうか?

嶋田氏:CBTから上級クラスが4つ追加されているのですが、10レベル帯ではその4つが圧倒的に多いです。上級クラスに転職する直前でスキルの確認をされている方が多いんでしょうね。レベルが上がるにつれて、その差はならされているので、クラス分布は結構バランスが良いですね。

――本作はカンスト後から様々なコンテンツが解放されるつくりになっていますが、プレイヤーの進捗はいかがでしょうか?

嶋田氏:現在のアクティブプレイヤーの大半はキャラクターレベル50に達しています。凄く早いですよね(笑)。その後はアイテムレベルを上げていくことになるのですが、アイテムレベルはエンドコンテンツに挑戦し始める325くらいの方が多いです。ちなみに昨日時点で最も高い方では、アイテムレベル430が最高でした。

――実際にオープンサービスを開始して、本作はどのような点がプレイヤーから評価を受けていると感じますか?

嶋田氏:「ロストアーク」は、良く言えば全ての点でクオリティが高いんですけど、悪く言ってしまうと特出している部分があんまり無いんですよね。「ロストアーク」を皆さんに広めていくときに、どうやってアピールしていこうかという部分は凄く悩みました。

プレイヤーの方の反応を見ていても、「ストーリーが凄くしっかりと作り込まれている」とストーリー面を評価していただけることもありますし、「戦闘が楽しい」という方や、「演出がめちゃくちゃかっこいい」という方など様々です。そういった状況なので一概にこれとは言えないんですけど、基本的に皆さんのメインの目的が装備レベルを上げることになると思いますので、そういった成長・育成要素が好評いただいているのかなと思います。

――逆に現在、運営チームやプレイヤーからの声で課題だと感じていることはありますか?

嶋田氏:ゲーム内では、経済バランスが少し偏っていてデフレが起こっています。通貨取引所でクリスタルをゴールドに交換できるのですが、ゴールドの価値が高くなっています。ゴールドは装備強化やハウジングなど様々な部分で使用することもあってか、なかなか取引所にも出づらいというのが現状です。今後の経済バランスは課題だと感じています。(10月21日に供給バランスに対する対応が実施された)

ゲーム外ですと、まだまだ「ロストアーク」というタイトルが全ての方にリーチができていないかなと感じていて、「ロストアーク」という名前を世に発信していかなければと感じています。これは自分の体感もありますが、今回初めてMMORPGを遊びましたという人や、パソコンで初めてゲームを遊びましたという方をSNSなどでよく見るんですよね。「ロストアーク」は、これまでのMMORPGプレイヤーだけでなく、コンシューマーも含めたゲームが好きという大きな枠に届くんじゃないかと思っています。そういった方たちに広げられるような施策やアピールは今後していきたいと考えています。

――実施予定の施策などがあれば教えてください。

嶋田氏:いくつかありますが、今力をいれているのはYouTubeなどの動画系です。動画系のコンテンツは好評を得ているのでこれからもどんどん公開していく予定です。ゲーム内では、例えば新しく入ってきた人向けのログインイベントや友達紹介キャンペーンなど、横の繋がりで広がっていくようなこともやっていきたいですね。

――課金周りについてもお聞きしたいのですが、本作はクォータービューのタイトルなので引きの画が多いと思うのですが、アバターの売れ筋などはいかがでしょうか?

嶋田氏:私もクォータービューのタイトルなのでアバターの需要はそこまでかなと思っていたのですが、やはり皆さんが一番購入されているのはアバターアイテムでした。今回、日本のオープンサービス記念のアバターを販売していて、それが一番の売れ筋ですね。「ロストアーク」は、アバターのディティールがこっていて、細かい部分まで作り込まれているんですよね。それが皆さんに伝わったのかなと思っています。

――この質問は課題……とはちょっと違いますが、「ロストアーク」は柵がめちゃくちゃ硬いという話題をよく聞きます。一部では“柵レイド”などと呼ばれているとか。

嶋田氏:あぁ~、ありますね! この柵を壊した先に「モココの種」があるんですけど、すごい時間かかるんですよね。

――あれは、そういう仕様なのでしょうか?

嶋田氏:そうです。めっちゃ硬い柵です(笑)。僕も韓国版でプレイしたときに破壊するのに凄く時間がかかってバグを疑った記憶があります。存在は知っていましたが、柵レイドなんて呼ばれているんですね(笑)。

――一応は仕様ということで安心しました(笑)。

いずれは日本サービスも韓国のアップデートに追いつきたい

――それでは続いて「ロストアーク」の今後の話を伺いたいと思います。本作では、10月から毎月大型アップデートの実施が予定されており、まずは10月28日にアビスレイド「ミスティック」と「シルマエルの戦場」が追加されます。アビスレイドについてお聞きしたいのですが、これはどのようなコンテンツになるのでしょうか?

嶋田氏:アビスレイドは、現状のコンテンツの中でも最も難易度が高いレイドになります。推奨アイテムレベルは370以上、かつ初めての8人レイドとなります。今回実装されるのが、アビスレイドというコンテンツの「ミスティック」というボスです。色々なギミックをこなしながら戦う必要があって、おそらく最初は全滅するんじゃないかなと思います。

――ギミックがヤバいんですか?

嶋田氏:攻撃パターンが何個かあるうえに、即死攻撃などもあります。そういった攻撃への対策を練って挑戦してほしいですね。

――今から準備しておいた方がいいことはありますか?

嶋田氏:とにかく週1回のアビスダンジョンにチャレンジいただきつつ、アイテムレベルを上げておいてください。

――パーティー編成などは気にした方がいいですか?

嶋田氏:ロールとまではいかないですけど、このクラスはいた方がいいなというクラスはあると思いますので、攻略しながら見つけていってほしいですね。

――報酬の方がいかがでしょうか?

嶋田氏:アクセサリーや強化アイテムが付与される予定です。

――もう一つの「シルマエルの戦場」は、ギルド用のコンテンツという認識でしょうか?

嶋田氏:「シルマエルの戦場」というギルドのコンテンツがあり、GvGの戦い方に「ギルド対戦」と「討伐戦」が追加されるイメージです。「ギルド対戦」はギルドの中から最大8名を選出して、各フィールドで戦う対戦コンテンツです。「討伐戦」は、出現するボスをいかに早く倒せるかというタイムアタックのようなコンテンツです。

――こちらはギルドに加入していないと遊べないのでしょうか?

嶋田氏:そうですね、なのでこの機会にギルドに入ってもらえたらと思います。

――こちらも報酬などはあるのでしょうか?

嶋田氏:様々なアイテムと交換できるシルマエル血石や、ギルド経験値等がもらえます。

――11月には待望の新クラス「ランスマスター」が実装されます。このクラスの特徴を教えてください。

嶋田氏:「ファイター」の上級クラスで、2つの攻撃パターンを切り替える槍を使い分けて戦うクラスです。近~中距離くらいを範囲攻撃、単体で切り替えて使用するといった感じですね。こう聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、比較的使いやすいクラスなので初心者の方にもおすすめです。

――本作はクラス毎にレベルを上げる必要がありますが、2キャラクター目以降にレベル上げの緩和などを考えていたりしますか?

嶋田氏:キャラクターを一から育てるのは大変なので、何かしらの対応はしていこうと思います。ジャンピングアイテムの導入なども視野にはいれていますが、検討段階なので決まり次第お知らせします。

――まずは「ファイター」の上級クラスが追加される形になりますが、他のクラスの上級クラスなども気になるところです。

嶋田氏:来年アップデートの詳細は開発元と協議中の為未定ですが、現在まで韓国で公開した新クラスはアサシンやホーリーナイトなど全6種で、とても魅力的なクラスが用意されています。

――「アサシン」は韓国で実装された際も凄く人気だったと聞きます。

嶋田氏:そうですね。ベースクラスが「アサシン」で、その上位職として「デモニック」と「ブレイド」が追加される予定です。その後は、韓国だとウォリアーの上位職「ホーリーナイト」、ハンターの上位職「スカウター」、アサシンの上級職「リッパ―」と実装されています。日本では、バランスを見て順番を組み替えたりする可能性もあります。

――12月には新大陸「ロヘンデル」や新アビスダンジョン「夢幻宮殿」、新ガーディアンレイドなど多彩なコンテンツが追加されます。ここで目玉となりそうなのは、やはり新大陸「ロヘンデル」でしょうか。

嶋田氏:12月は新大陸がやはり大きいですね。ここではストーリーの追加もあります。この段階で新しい装備なども実装されますので、2つの軸で遊びの幅が広がっていくのかなと思います。

――公開されたスクリーンショットを見ていてもファンタジー色が強くて、雰囲気もガラリと変わりそうですよね。

嶋田氏:「ロヘンデル」は、元々マジシャンの最初のマップになるのでプレイヤーの方にとっては故郷のような存在です。見た目も鮮やかで凄くフォトジェニックなマップになっています。

――新大陸ではどんな遊びが用意されているのでしょう?

嶋田氏:基本的には新しいストーリーを楽しんでいただくことになります。そのうえで、「ロヘンデル」にも大きな都市がありますので、今まで通り「カオスダンジョン」や「ガーディアンレイド」に挑戦していただく形になります。

また、「ロヘンデル」 に登場するダンジョン「夢幻宮」は、アビスダンジョンとして実装されます。「夢幻宮」は、ダンジョンの演出がかなり凄いので是非楽しみにして欲しいですね。「不思議の国のアリス」のような雰囲気で、大きいチェスを動かして謎解きをしたりするギミックがあるんですよ。隠しボスとかもいるので、ぜひじっくりと探索して欲しいです。

――それは凄く楽しみです。「ロストアーク」はオープンサービスを開始してから年末まで、大型アップデートが毎月実施されるわけですが、今後のアップデート頻度や予定はどのようになるのでしょう?

嶋田氏:2021年に関しては協議を重ねている段階なのですが、基本的には韓国のアップデートを追っていく形になるかと。そのうえで、アップデートの頻度を調整しつつ、いずれは先行している韓国のアップデートに追いついて同じタイミングでアップデートが実施されるようにしていきたいと考えています。

これは個人的な意見でもあるのですが、やはり同じタイミングでアップデートがかかるのが一番良いと思っていて、調べれば先行情報がある状態はやりがいにも影響してしまうと思うんですよ。

――確かにそれはありますよね。一方でアップデート頻度が早すぎてコンテンツに対してアイテムレベルが追い付かないということも懸念されます。

嶋田氏:まさしくそこがバランスをみている点で、ユーザーの方の成長速度に合わせてアップデートは実施していこうと思っているので、そういったことはほぼ無いと思ってもらって大丈夫です。

――わかりました。それでは最後に「ロストアーク」プレイヤーへメッセージをお願いします。

嶋田氏:CBTから遊んでくれた方々、オープンサービスで始めてくれた方など、たくさんの方に遊んでいただいておりますが、私は「ロストアーク」が今の時点では凄く成功したと思っています。この要因はひとえに皆さんに注目していただけたおかげだと思っているので、まずはお礼を言いたいと思います。

オープンサービスは始まりましたが、ここからが本当のスタートだと思っています。サービスを長く継続していくためにも、我々はお客様の意見を一番重要視して運営を行っていきます。困ったことや不便に感じたこと、「運営が良くない」とか本当に何でもいいです。何でもいいので連絡帳やSNSを通じて意見・要望を送っていただければ全て目を通しますし、開発元と改善のための協議もしていきますので、是非たくさんのご意見を送ってほしいです。

また新規の方に、もっともっと遊んでもらいたいと思っています。MMORPGプレイヤーだけでなく普通のRPGが好きな方にも本作は絶対に面白いと思っていただけるはずです。「ロストアーク」というゲームを多くの方に広げていけるように頑張っていこうと思っています。

――ありがとうございました。

(C) Smilegate RPG, Inc. All rights reserved. (C) GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.

メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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