「リネージュII」×「七つの大罪 戒めの復活」意外な事実が明かされる関係者インタビューが公開

エヌ・シー・ジャパンは、「リネージュII」と「七つの大罪 戒めの復活」のコラボレーションについて、関係者インタビューを公開した。

エヌシージャパン「リネージュII」事業部

インタビュイー:統括プロデューサー新井友和

――コラボレーションをしようと思ったきっかけは何ですか?

日本ではコラボレーションが非常に多く取り入られていて、お客様から何かとコラボレーションをして欲しいという声をたくさんいただきました。私自身もゲームに新しい変化があったらな。というのがきっかけです。

――<七つの大罪>を選んだ理由はなんですか。

悪に挑んでいく冒険者たち。という世界観が似ているところですね。<七つの大罪>ファンのみなさんにも「リネージュII」を知ってほしいという欲張った気持ちもありました。ただ、一番の理由は私自身が作品の大ファンというところが大きいですね。

――どのようなコラボレーション内容ですか?

まず1つ目はゲーム内で行われるイベントで、<七つの大罪>キャラクターカードを集めることで、ゲーム内アイテムを手に入れることができるイベントです。カードは全部で14種類あり、カードをいくつかの絵合わせを行うことによりアイテムを獲得することができます。2つ目は「アガシオン」と呼ばれる補助魔法効果のあるアバターをご用意しています。そのほか、オリジナル壁紙や動画も公開中です。

――動画制作でこだわりたかったこと

お互いの世界観を壊さずに共存させたかったので、アニメーションの最後にホークママとシージゴレームが絡むワンシーンが一押しです。<七つの大罪>と「リネージュII」のキャラクターが同じスクリーン上にいるなんて、感激ですよね。

――実施に至るまでにどれぐらいかかりましたか

担当者さんに初めてお会いしてから6ヶ月はかかりました。今回多くの方に関わっていただきましたし、契約、制作に関しては初めてのことも含まれていたので、本当に大変でした。

――<七つの大罪>で好きなキャラクターとシーンは何ですか

好きなキャラクターはエスカノールです。昼と夜の時間差で強さと性格が変化していくのがたまらないですね。正午から1分だけ使える「天上天下唯我独尊(ザ・ワン)」もかっこいいし、好きなシーンもエスカノールが覚醒するところですね。私は「リネージュII」の種族でもオークというマッチョなキャラクターをずっと推しているのですが、基本的にガチムチの強いキャラクターが大好きです。

映像制作10GAUGE

インタビュイー:クラン プロデューサー犬飼氏、10GAUGE ディレクター山田氏

――今回のコラボレーションの話を受けてどう思いましたか

オープンβテスト※から6~7年前まで「リネージュII」をプレイしていたので正直「えーマジかー!」という気持ちでしたね。どんな仕事でもそうなんですけど、自分がファンだった作品やアーティストなどの仕事は素直に嬉しいですね。

※正式サービス前に、ゲームの不具合などを発見する目的で、人数を制限する事なく、誰でも自由に参加可能な試運転を行う事。

――動画内のストーリーがあれば教えてください

「リネージュII」の世界に<七つの大罪>が次元の狭間から侵入してきたという設定なのですが、実際のゲームではカードを集めるイベントという事で、カードからキャラクターが現れるようにしました。

――制作している最中楽しかったことありますか

まずは、「リネージュII」のさまざまな素材資料を見れた事ですね。特に音楽は聴いてるだけで懐かしい思い出が蘇ってきました(笑)

使おうと思っていた音楽は最初からほぼ決まっていたのですが、けっきょく全曲聴いちゃいました。

――一番の見どころを教えてください

全部と言いたいですが、あえて言うならば最後のショートアニメーションですね。フラッシュアニメ的なパラパラ漫画なのですが、お互いのマスコット的キャラの掛け合いをやりたくて…こういったコラボ企画じゃなきゃ絶対にできない事じゃないですか。プレミアな映像になったんじゃないかと思います。

――普段の制作と違うところはありましたか?

アーティストのMVやアニメのPV、オープニング、エンディングに似たような感じですが、それよりも商品CMに近い感じですね。実際、こういった仕事はあまりやった事が無かったので、ひとつひとつが新鮮でした。具体的、僕は「リネージュII」をよく知っていたので、こういう感じだろうと出したラフが丸々ダメになりました。要は「リネージュII」のPVならありだけど、コラボPVとしてはNGという事です。その辺りがCM的な感じで、普段とは少し違いましたね。

NCSOFTリネージュII海外開発チーム

――今回の話を受けてどのように思いましたか?感想をお願いします。

人気コミック&アニメーションである<七つの大罪>とコラボレーションをすることができて、とてもドキドキしましたし、「リネージュII」に合う開発をできるんだと思うと、とても興奮しました。結果的にうまく開発が進み、無事に進行できたので、日本のお客さまに新しい面白さを加えることができたと思います。約1ヶ月間思う存分にコラボレーションを楽しんでください。

――一番アピールしたい部分はどこですか

アニメーションの各キャラクターが大変優れた個性を持っているので、キャラクター性を生かしながら、「リネージュII」の世界に自然に存在しているように努力しました。

――苦労した部分を教えてください

限られた期間とそれにともなう開発スケジュール、部署間の協議については苦労しました。今までに経験したことのないほど短いスケジュールで進行しました。通常のプロセスとは違い、確認作業が非常に多く、特に<七つの大罪>をゲーム内で自然に登場させることが難題でしたし、我々の中でチャレンジでした。

――韓国で<七つの大罪>の人気はどうですか?また、何のキャラクターが人気ですか?


<七つの大罪>は韓国でも非常に有名です。コミックも正式に韓国語に翻訳されて発行されており、アニメも第2期を現在放送中です。テレビコマーシャルもよく流れているので、多くのファンがいます。開発チーム内部で人気投票をしたところ、男性はエスタロッサ、女性はバンと票が割れました。キャラクターの設定と声優の声がマッチしていて大変魅力的です。余談ですが、開発チームは、日本語を話せるスタッフが多く、日本語のアニメを見てバンのキャラクターのファンが多いです。

――日本のアニメや漫画は人気ですか?

日本で人気のあるアニメやコミックは韓国でもとても人気があります。これは、特に韓国だけに限らず他の国籍、異文化の国でも同じだと思います。アニメとコミックは今や1つのエンターテイメントとして大きな価値を持っています。よく考えられた構成とストーリー設定、優れたキャラクター、質の高い作画、読者が感じる共感、感動。この要素は、魅力を感じるしかありません。日本はこの部分で、世界最高の水準を持っており、世界中の人気が伴うのは当たり前だと思います。

――韓国国内でも日本のアニメやコミックとのコラボレーションは流行っていますか?

他社ゲームでも、ちらほらと人気アニメとコラボレーションをしているのを目にします。日本のアニメとのコラボレーションは、韓国でも人気で魅力的なコンテンツです。定められた世界観のゲーム内で、一時的にユーザーに新しい楽しみを与えることができ、その要素が魅力的であれば、コラボレーションは良い結果につながると思います。

――最後に日本のユーザーに一言お願いします。

いつも「リネージュII」を楽しんでくださる日本のお客様に大変感謝しております。開発チームは、ゲームを通じて喜びと楽しさを提供することが最大の目標であり、目的です。今後も日本の事業部とともに努力していきます。これからも初心を忘れずに、お客様の人生に「リネージュII」という項目を加えられるように努力してまいります。いつも本当にありがとうございます。

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