闘神を操り変幻自在に立ち回れ―「黒い砂漠」覚醒武器「闘神甲」を手にパワーアップした格闘家の先行プレイレポートをお届け

ゲームオンがサービスを行う「黒い砂漠」。7月19日のアップデート実装される格闘家の覚醒武器「闘神甲(とうしんこう)」を一足先に体験できたので、その特徴を紹介する。

「格闘家」は6月28日のアップデートで追加された「黒い砂漠」14番目の最新クラスだ。

まだ実装されてから間もない印象がある本クラスだが、7月19日に覚醒武器「闘神甲」が実装される。

己の拳一つで戦う姿が特徴的な「格闘家」だが、覚醒武器を手にしても基本的な戦闘スタイルは変わらないので、あのクセになる“打撃感”が好きな人は安心して欲しい。

詳しいスキル構成などは後述するが、自由度の高いスキルコンボはそのままに、より荒々しく豪快になったアクションを楽しむことができる。

格闘家の攻撃にはヒットストップがあるので“殴ってる感”があって気持ちいい。

覚醒武器を入手するには、既存クラスと同様にレベル56以降に“闇の精霊”からクエストを受けよう。その後、カルフェオンのNPC「ミラノ・ベルッチ」から受注できる「[格闘家]カルフェオンの深い森」というクエストをクリアすることで、覚醒武器「闘神甲」を手にすることができる。

一連のクエストを終え、ついに入手できた「闘神甲」。この覚醒武器を装備すると、“闘神”とよばれるスタンドを召喚して攻撃するスキルを使用できる。既存のクラスで例えるならば、リトルサマナーの“黒狼”が近いかもしれない。ただし闘神は、スキルによって出現する/しないが決まっており、オートで攻撃を行った後に消えてしまう。

今回のテストプレイで実際に使ってみたところ、闘神はある程度、規則性を持って出現することが判った。例えば“キャラクターの右から現れて攻撃して去っていく”といった具合だ。スキル毎の闘神の出現パターンを覚えると、より使いやすくなるのではと感じた。

闘神が広範囲を攻撃してくれるお陰で、弱点だった多体一の戦いもこなせるようになった。
だが、闘神は予想以上に広範囲を攻撃するので、余計な敵を引っ掛けてしまう時もある。

また、長所でもあり短所でもあるのだが、スーパーアーマーがついているスキルが非常に多いというのも「闘神甲」の特徴だ。ざっと見た限り半数近くのスキルが該当しており、敵に攻撃されながらも、怯むこと無く殴り返していける。それ故に、被弾する機会がめっぽう増えてしまうのが難しいところでもあるのだが。

しかし、その欠点をプレイヤースキルで補っていくのも「黒い砂漠」の面白いところ。「闘神甲」には、“前方ガード”や“HP回復効果”が付与されたスキルも幾つか存在する。荒々しく立ち回りながらも要所要所で、これらのスキルを挟んでHPをコントロールすることができれば、猛虎のような怒涛のラッシュを仕掛けることができるだろう。

それでは主要なスキルを説明していこう。今回のテストプレイで明らかに強いと感じたのが、“螺旋弾”。前方に突進して攻撃するスキルなのだが、前方ガードが付いており、さらにHP回復効果も持っている。コンボの合間にちょくちょく挟んでおくだけで、HPを戻すことができる便利なスキルだ。しかもMPを消費しないので燃費も良い。

通常の狩りであれば、ずっと“螺旋弾”しているだけでいいのでは…?とまで言われていた。
コマンド:[Shiftキー]+[左クリック]
緊急停止して衝撃波を放つ“コンボ:螺旋衝”に派生。
コマンド:螺旋弾中に[スペースキー]
敵の懐に潜り込み攻撃する“神狼牙”に派生。
コマンド:螺旋弾中に[左クリック]

また、同じ移動系スキルとして“暴虐轟沈”というスキルもある。こちらは前方に大きく跳躍し、着地した際の衝撃波で敵を攻撃するスキルだ。コマンドを押しっぱなしにすることで跳躍距離を伸ばすことができる。敵に攻撃を仕掛けるきっかけのスキルとして使っていくといいだろう。

360度に攻撃判定があるので敵が群がっている場面などで使用するといいだろう。
コマンド:[Wキー]+[右クリック]

コンボの中核を担うことになりそうなスキルとして、“会心爆撃”と“煉獄神拳”の2つは特に使いやすい。どちらのスキルも連続で敵に拳を叩きつけるスキルで、扱いやすいので、この2つを軸にコンボを組み立てると良さそうだ。また、どちらのスキルも“闘神”が出現し、かなりの広範囲を攻撃してくれる。闘神は格闘家が拳を振るう回数に応じて出現する個体数が増えるようだった。

※再使用待機時間中のスキル使用では、闘神が出現しないので注意が必要。

“会心爆撃”は、前方ガードが付いているので被弾を抑えられる。
コマンド:[Sキー]+[左クリック]
“煉獄神拳”は、HP回復効果があるため体力が減ってきた時に使おう。
コマンド:[Shiftキー]+[右クリック]
コンボの始動時に“闘神甲修練”を使っておくと、攻撃速度UPのバフが付くのでオススメだ。
コマンド:[左クリック]

※“会心爆撃”は、再使用待機時間中に使用すると、前方ガードが適用されないので注意が必要。

コンボの中継技として非常に小回りが利くのが“奈落旋脚”だ。スーパーアーマーと前方ガードが付いているので、無理やり攻撃を通すことが可能で、かつ上手く行けば被弾せずに一方的に攻撃できる。さらに引き寄せ効果もあるので、コンボでバラけてしまった敵を集めなおす際にも重宝する。

※前方ガードはスキル開始時。スーパーアーマーは攻撃中に適用。
※引き寄せ効果はモンスターのみに適用。

“奈落旋脚”も闘神対応スキルだ。
コマンド:[Fキー]
“天地炎焦”に派生することも可能。大地を踏み抜いて広範囲を攻撃する。
コマンド:奈落旋脚中に[Fキー]

自身を強化するスキルとしては、“闘神降臨”がある。このスキルは、闘神を憑依させ瞬間的に爆発的な力を得るものだ。防御力が+50、攻撃速度が+30%、抵抗値が+30%増加し、HPも回復できる。

効果時間は30秒。再使用待機時間は180秒に設定されている。
コマンド:[Shiftキー]+[Eキー]

闇の精霊の怒りゲージを消費するスキルは“闘獄神炎”。闘神を複数召喚し自身の周囲を一斉に攻撃するスキルだ。スキル発動中は無敵なので緊急回避として使用してもいいだろう。

※移動モーション時のみ無敵。スキル使用中はスーパーアーマー効果が適用。

コマンド:[Shiftキー]+[Qキー]

覚醒前はどっしりと構え、良くも悪くも型にはまっている印象があった「格闘家」。だが、覚醒武器を手にすると本能の赴くままに戦場を駆け回る、猛獣のような戦いを楽しむことができる。欠点だった、範囲攻撃も闘神でカバーできるため、非常に使いやすいクラスになっていると感じた。

7月19日のアップデートの実装の際には、ぜひ一度自分の手で覚醒武器「闘神甲」を使ってみてほしい。

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