キャラクターの進化は新たなステップへ―「アーキエイジ」の今後のネタ(ロードマップ)を仕入れて、リアル畑にもタネをまいてきました。

ゲームオンが、「アーキエイジ」の2017年ロードマップ公開と共に行った“種まき”。なぜ種をまいたのか、ロードマップの内容とともにその模様をお届けしよう。

「アーキエイジ」では、4月26日に大型アップデート「蒼翼の咆哮」が実装された。大空を舞台に、新たなレイドボス「雷神・リーウー」の実装や、新エリア「リードランド」が追加され、プレイヤーは大忙しな毎日を送っていることだろう。

そんな本作は、今年でサービス開始より4周年を迎える。今後も様々なアップデートを予定しているようで、アップデート情報をまとめたロードマップの説明を行うとの連絡を受けた。

「アーキエイジ」といえば、今までも風変わりなプロモーションを行っており、今回も「ロードマップの説明だけではないのではないか?」と一抹の不安を覚えなかったわけではない。事前に頂いた企画書には“畑”とか“種まき”とかいう単語が踊っていたが、「きっと気のせいだよね……」とそっと閉じ、ゲームオン本社を訪問することにした。いったいどのような内容になるのだろうか。

キャラクターの進化は新たなステップへ!2017年のロードマップが公開!

まずはゲームオン本社にて、2017年のロードマップの説明が本作のプロデューサー・石元一輝氏より行われた。「アーキエイジ」は今年で4周年を迎えるわけだが、4周年といえば「花婚式」ということで、2017年は“花”をテーマに、今回はそのタネを撒くという趣旨でロードマップが公開されたようだった。

まずレベルキャップの解放が説明された。現在の上限であるレベル55に到達したキャラクターには、新たに「継承者」というレベルが追加される。継承者レベルは特定の条件を満たすことで獲得でき、実装段階では7が上限になる。また、継承者レベルを上げるには経験値の他に、特定のアイテムが必要になるそうだ。継承者レベルを上げることで基本ステータスが上昇する予定は今のところないが、代わりに「継承者スキル」が使用可能になる。

継承者スキルは、新しくスキルが追加されるのではなく、既存のスキルに対して属性を付与するものになるという。1つの適正につき3つ該当スキルがあり、該当スキルには2つの選択肢が用意される。キャラクターは3つまで適正を選ぶことができるため、全部で18個の継承者スキルが選択できることになる。ただし、継承者スキルの取得には“継承者ポイント”というものが必要になるため、全てを取得することはできないようだ。

属性が付与されたスキルは性能が変化し、新しい戦闘スタイルを楽しむことが可能になるという。これには単純に威力を上げるものあれば、敵を足止めする効果など様々なものが存在するそうだ。

属性を付与したスキルは、元の効果で使用することはできなくなるため注意しよう。ただし、継承者スキルは別途リセットを行うことができるようだ。

現状最強とされる「黒曜石装備7段階」を上回る「イフニール装備」が登場する。作成には「エアナード装備」と新規エリアでドロップする素材を使うそうだ。装備するのに前述した継承者レベルは必要なく、レベル55に到達していれば誰でも装備できる。

強化の上限も解放される。現在の最高強化等級である「神話」のさらに上位となる「太初」という等級が追加される。こちらの等級の上げ方は今までと変わらないそうだ。

上限解放に伴い、「叙事」、「伝説」に関しては性能倍率が上昇。「神話」に関してはクレセントストーンのスロットが1つ追加される。また、成功確率が上昇する調整も実施予定とのことだった。

新装備が追加されることを受け、製作法も改善される。今まで封印を解放するときにランダムで付与されていた属性が、任意で選択できるようになるという。上位装備の製作では、特定の属性を素材にしなければならないためハードルが高かったので、製作が非常に楽になるだろう。ただ、この調整と共に製作自体の難易度は上昇する予定とのことだ。

ネームドモンスターのドロップ装備にも調整が入る。画像は一例となり他の装備に関しても調整が入る可能性があるとのことだった。

現状の貿易はリスクの少ない内陸貿易が人気で選択肢が少なかったため、流動的な経済を実現するために、貿易に大規模なアップデートが行われる。

まず通常通り特産品を製作して運ぶ内陸貿易は、一定個数が納品されることで利益率が下がり、さらに時間経過で利益率が回復しなくなる。ではどうすれば良いかというと、納品された特産品を買い取り、海洋貿易を行うことで元のエリアの在庫が減り、利益率が戻るそうだ。この買い取りは、ゲーム内マネーで行い、自分はもちろん他のプレイヤーが買い取ることも可能だという。

また、この海洋貿易を経た特産品をさらに内陸貿易することも可能に。これを行うことで“現状の海洋貿易”で入手できる素材を得られる。今まで海洋貿易でしか手に入らなかった素材が内陸貿易で手に入るため、手軽に入手できるようになったと言えるだろう。

それに加えて、旧大陸の内陸貿易と海洋貿易も解放される。なので“東大陸”、“西大陸”、“旧大陸”という3つの大きな経路の中で、市場が細かく変動していくことになるだろう。今まで以上に、どの貿易が現状のベストなのか考える必要がありそうだ。

このアップデートで、海洋貿易が必須になることを受けて「巡航船」が追加されることも明らかになった。お金を支払うことで敵対勢力から攻撃されない状態にしてくれるそうだ。ただ、巡航船に乗船することになるので自分の船は使えず、荷物も1つしか持ち込むことができない。あくまでリスクを嫌った際の救済措置のようなものになるだろう。

新規エリアが2箇所追加される。このエリアでは「イフニール装備」の材料を集めたり、新しい勢力コンテンツが遊べるようになる。新しい勢力コンテンツは、今までのように敵対勢力同士で戦うものではなく、攻めてくるモンスターから街を守るタワーディフェンス形式のものになるそうだ。対応レベル帯は継承者レベル1~3程度になる予定だという。

生活系コンテンツとして小型住宅の拡張が導入される。小型住宅を二階建てに増築することが可能になり、一階部分には苗床が設置できる。ただし、小型住宅は特化型にはできないそうだ。

その他、細かい調整事項も公開された。

以上が、今回明らかとなった内容だ。実装時期は未定だが、全て2017年内には実装を予定しており、さらにこの後も、様々なアップデートを予定しているそうだ。

ゲームオン、アーキエイジ、ネタまき。何も起きないはずがなく…

今回のロードマップも盛りだくさんの内容で、一刻も早くこの情報を読者の皆さまへ届けようと勇んで帰ろうとした筆者。しかしそんな筆者の肩を掴んだ石元氏に言われるまま向かった先には白いバンが……。

どうやら「アーキエイジ」では、夏頃にオフラインイベントとしてバーベキューを予定しているようで、今日はこのままバーベキューで使う食材の“種”をまきにいくとのことだった。

「あ、ネタ(ロードマップ)まきと、種まきをかけているんだ」などと車に揺られる頭で考えているうちに、所要時間2時間弱をかけて着いた先には立派な富士山が。そうここは「山梨県南都留郡鳴沢村」だ!

当日は生憎の曇り空だったが、晴れていればもっと綺麗に富士山が見えるだろう。

そんなこんなで、トウモロコシ(800本もの収穫を予定)やその他、様々な野菜の種を石元氏とメディア陣一行で撒いた。オフラインイベントではきっと、ここで育った野菜を美味しく食べることができるだろう。「アーキエイジ」のアップデートと共に、野菜の成長も楽しみに待とう!

富士山をバックにやる気マンマンの石元氏。
トウモロコシの種が赤いことに驚きを隠せない石元氏。
プレイヤーの事を想いながら懸命に汗を流す石元氏。
事前に撒いていた種からはすでに芽がでていた。

完全に余談ですが。

せっかく山梨県まで来たということで、付近にある施設を観光してきました。

触るとご利益のあるパワーストーン。 天然水も湧いていた。
富士山博物館は驚きの入館無料。 中には富士山に関する展示や、
様々な鉱石に加え、 ティラノサウルスも!

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