ついに黄金竜との対決も実現?「ドラゴンズドグマ オンライン」のシーズン1.2アップデートの体験会をレポート

カプコンは、「ドラゴンズドグマ オンライン」の最新アップデート「シーズン1.2アップデート」の体験会を12月15日に東京・自遊空間 BIGBOX 高田馬場店で開催した。

12月15日に実装を予定している「シーズン1.2アップデート」の体験会では、新クラス「ウォーリア」や既存クラスの新しいスキルに加えて、新モンスター「ジオゴーレム」の討伐も体験することができた。その体験会の模様と生放送で公開された本作の最新アップデート情報をお届けする。

新モンスター、新クラスなどを解説!

左から木下研人氏、松川美苗氏
左から木下研人氏、松川美苗氏

まずは本作のプロデューサー・松川美苗氏とディレクター・木下研人氏が登壇し、「シーズン1.2アップデート」の情報が公開された。

「シーズン1.2アップデート」では、新エリアとして白竜と黄金竜の戦いで消失してしまった「亡都メルゴダ」、禁じられた技術である錬金術を研究していた都市「メルゴダ護政区」、何者も踏み込めない災の地「ザンドラ禁域」、人々が住んでいる遺跡地帯「ザンドラ東部」などが追加される。

また新キャラクターのテオドールが、プレイヤーたちが新エリアに進入したときに味方となり、さまざまな手助けをしてくれる。

新モンスターとして、装着された術具を破壊することで倒していく「グリフォンアルケミー」、体の至るところについている杭を破壊して倒す「ゴリアテ」、サビついて経年劣化している機兵「ダムドゴーレム」、強固な盾で身を守りながら戦う「リビングアーマー」、煉獄の不死者の騎士「スカルロード」、炎を体にまとう「ジオゴーレム」などが実装される。

さらに新クラス「ウォーリアー」の実装に加えて、既存クラスのファイターに「流剣閃」、レンジャーに「矢継ぎ嵐」、プリーストに「ゾーンオブザゴッド」、シールドセージに「ハンズオブゴット」、シーカーに「火炎衣」、ソーサラーに「ブリザードアロー」、エレメントアーチャーに「弱体魔弓」が新カスタムスキルとして追加される。

新クラス「ウォリアー」の特徴

大剣を武器に使って戦うウォリアーには、スタミナのバーの下にリベンジゲージがあり、敵からダメージを受けるとゲージが上昇する。それを一気に放出する「魔人斬り」や「真・魔人斬り」を使用すると敵に大ダメージを与えることが可能だ。

当然ながら敵からダメージを受け続けると回復薬が足りなくなるので、ノーマルスキルの「耐魔の身構え」やカスタムスキルの「凌魔の身構え」を使って被ダメージを減少させながらリベンジゲージを溜める必要がある。

そのほかにも、上空の敵にダメージを与える「天衝刃」、敵を押しながら突進をする「魔人駆け」、高く跳躍して大剣を叩きつける「飛龍突」、地面を這うようになぎ払う「大輪斬」、竜巻を起こして敵を斬りつける「大風車斬り」などのスキルも存在する。使用武器が大剣なので攻撃の動作は遅いが、どの攻撃も敵に大ダメージを与えられる。

既存ジョブの新カスタムスキル

流剣閃

ファイターの新カスタムスキル「流剣閃」は、敵から攻撃を受けたときに盾でガードして反撃を入れる。ガード後にアナログスティックの方向によって移動する場所を指定することが可能だ。またこのスキルにはジャストガードの概念があり、成功すると威力が増加する。

矢継ぎ嵐

ハンターの新カスタムスキル「矢継ぎ嵐」は、攻撃ボタンを連打すると連続で矢を発射し、最後に強力な一撃を入れる。仰け反りやスタン系の効力があるため、非常に便利なスキルだ。

ゾーンオブザゴッド

プリーストの新カスタムスキル「ゾーンオブザゴッド」は広範囲に聖属性の魔法を放ち、敵にまとめてダメージを与えられる。プリーストには範囲攻撃ができるスキル「セイクリッドシャイン」があるが、それよりも広範囲に攻撃できる。

ハンズオブゴッド

シールドセージの新カスタムスキル「ハンズオブゴッド」は、法力でフィールドを生成しその範囲にいる味方への攻撃を無効化する。ただ、状態異常にはなってしまうので注意が必要だ。

火炎衣

シーカーの新カスタムスキル「火炎衣」は、体に炎をまとい触れた敵にダメージを与えられる。武器の属性も火属性になるため、敵に延焼の状態異常も付与できる。ただ炎をまとっているため、自分の体力も徐々に減っていくので使いどころを見極めよう。

ブリザードアロー

ソーサラーの新カスタムスキル「ブリザードアロー」は魔力を溜めて前方の敵を氷で攻撃する。詠唱時間はかなり長いので扱いづらいかもしれないが、レスタニアには炎属性の敵が多いので、大ダメージが期待できるスキルだ。

弱体魔弓

エレメントアーチャーの新カスタムスキル「弱体魔弓」は、敵が怒り状態のときに発動するとシークレットコアが出現し、そこを撃つことで大幅にスタミナを減らすことができる。

今回の体験会では、「ザンドラ東部」の拠点ゾマからスタートして各ジョブのスキルなどを試しながら、討伐ターゲットであるジオゴーレムに向かっていった。

ジオゴーレム戦は、手や足などについているメダルを破壊すると露出する胸のコアに攻撃をして、ダメージを与えていくことになる。ここまでは既存のゴーレムと同じだが、ジオゴーレムは地面からマグマを噴火させて攻撃をしてくるので、足元に警戒しながら討伐しなくてはならない。

地面を叩いたり、吠えたりと予備動作をしたあとに噴火地点から炎が出てくるので、周りを見ながら戦うことが重要になりそうだ。また、怒り状態になると体から熱を発するので、しがみつくのは危険だ。

体験会にきた来場者たちは、最初は敵の攻撃に戸惑っていたようだが、すぐにジオゴーレムの攻撃パターンを把握して討伐をしていた。

「DDON TV from公認ネットカフェ」で最新情報が公開

体験会後に実施された「DDON TV from公認ネットカフェ」では、松川氏と木下氏によって本作の開発ロードマップが公開された。

「シーズン1.2アップデート」では、新モンスターや新クラスだけでなく、グランドミッション「グリッテン砦攻防戦」「失われた秩序」「太古の強者」の3つが配信され、さらに自分の好きな服を着て冒険できる「着飾り装備機能」の追加や倉庫の拡張、ポーンのAIリファインなどが行われる。

2016年春に実装される「シーズン1.3」では、新ジョブの追加やレベルキャップの解放、新コンテンツの追加が予定されている。また2016年夏以降ではメインクエスト新章やソロコンテンツなどが追加がされる予定だ。なお、ロードマップについては今後も公開していく予定だと木下氏は語った。

続いてユーザーから募集した意見や要望に木下氏が答えていくコーナーが実施された。

ユーザーからの意見・要望

――好きな装備でクエストにいきたい。

木下氏:シーズン1.2アップデートでオシャレにこだわれる機能として着飾り装備機能が追加されます。ゲーム序盤のクエスト「森の中の少女」をクリアすると解放されます。

――クランが活発になるように機能の拡張をしてほしい。

木下氏:シーズン1.2ではいくつかのキャンペーンを実施して、シーズン1.3でシステムを追加していこうと思っています。シーズン1.3では、同じくクランに入っているメンバーがパーティを組んだときのレベル補正の緩和や最終ログイン履歴、クランメンバーがログインしたときやアチーブを入手したときにチャット欄にメッセージが表示される機能などを追加していきます。

――モンスターの壁埋まりを改善してほしい。

木下氏:システムの根本の部分を修正する必要があり、検証などもしなくてはならないので、もう少し時間をいただければと思います。

――ソロでも遊びやすくしてほしい。

木下氏:本作は特別なハードコンテンツ以外は、ポーンを連れてクリアできることを目指しています。シーズン1.2でもポーンのリファインが行われますが、今後も継続的に行っています。

またゲームの序盤は装備を集めるのも大変だという意見を多くいただいたので、お店にもゴールドで買える装備を増やしています。

――ジョブポイントのリセットをしたい!入手方法を増やしてほしい!

木下氏:まずはジョブポイントの排出量を上げるようにしようと考えています。今後、カスタムスキルを冒険中に付け替えられるようにしようと思っていますので、今しばらくお待ちください。

――ジョブごとのバランスが悪い!特徴(メリット・デメリット)がない!

木下氏:火力に関しては、ハンターがかなり高く、シーカーが低いという意見を多くいただいたので、シーズン1.2でバランス調整をしました。ハンターはスキルごとの火力にばらつきがあったので、溜めてから撃つスキルは火力を上げ、多段ヒットする攻撃は抑えめにし、シーカーは火力の上向修正を行っています。

ジョブのメリット・デメリットは、シーズン1.2とシーズン1.3で実装されるジョブのなかで、その持ち味が出るようなものを追加していくのでお待ち下さい。

――ゆさぶりが単調でつまらない。

木下氏:ゆさぶりは1.1からすでに手を入れるつもりだったので、いろいろと計画をしています。シーズン1.2とシーズン1.3のモンスターは、ゆさぶらないとは言いませんが、攻略の仕方が変わるようにしています。

すべての敵がゆさぶりだけで攻略できるのは抑揚がないことは理解しているので、戦闘がよりおもしろくなるような仕掛けを考えています。

――エリアポイント稼ぎが作業になってしまうので辛い!リセットしないでほしい!

木下氏:シーズン1.2でエリアポイントの緩和を行いました。印記章入手に必要なポイントを大幅に下げました。印記章でもらえるアイテムも今後追加していきます。

松川氏:シーズン1.2からがボードクエストにエリアオーダー(大口納品)が実装されるので、時間がない人でも上げやすくしています。

――ポーンのAIを改善してほしい。

木下氏:シーズン1.2でポーンのリファインを入れています。まずはポーンの攻撃頻度を上げるようにしています。また、賛否両論あるかもしれませんが、ゆさぶり命令を実装しました。大型モンスターがダウンしているのにポーンがしがみついたままになっているなど、違和感があるところを修正しています。

――保管ボックスが足りないので拡張してほしい。

木下氏:シーズン1.2で通常ページに1枠、拡張ページに1枠追加しています。通常ページの1枠は1.0のメインクエストクリアすることで解放されます。

また1枠のアイテムのストックできる数を999にしているので、補完ボックスにだいぶ空きができるようになると思います。なお、所持できる薬の数は変わりません。

続いて「シーズン1.2」で追加されるグランドミッションの詳細が公開された。ロードマップにあった「失われた秩序」ではメインクエストに登場したズールと戦うことができる。グランエントのように性能が高い装備をしないとクリアできないようなトップコンテンツとなる。

また今後、白竜と戦った黄金竜がグランドミッションに登場することが発表された。シーズン1.2では少しだけ戦うことがあるようだが、現在どう扱うのかを決めている最中とのことだ。

パッチ1.2のストーリーを進めていくと、新しいモンスターとして「人ならざるもの」が登場する。松川氏曰く、非常に歯ごたえのあるモンスターになっているそうなので、楽しみにしておこう。

レオが「命の器」を使っている画像が公開された。シーズン1.2では、物語が一気にクライマックスに向けて動き出す。

また、新エディットパーツと新トレジャースロット「円環の竜脈」の情報が公開された。

新エディットパーツは髪のパーツが6種類、髪のカラーが40色、化粧のカラーが20色追加される。どれも派手目な色が多いので、目立てるキャラクターが作れそうだ。

新トレジャースロット「円環の竜脈」は、対敵特攻【竜族】+100の武器になっており、ドラゴンに特化した武器だ。レベル1から装備できるので、ポーンにももたせやすくなる。

そのほかにもシーズン1.2では、スタミナの消費量が緩和されている。ジャンプしたときにアクションを使ってスタミナを微回復させることで遠方まで走っていったが、今回からジャンプをするだけで良いように修正された。また、非戦闘時のダッシュ時のスタミナ消費を50%軽減する「快走の腕輪」を装備することで、さらに快適に走れるようになるそうだ。

続いて、来場者たちからの開発陣に質問をするQ&Aコーナーが実施された。

Q&Aコーナー

――余ったリムストーンの欠片の新しい利用方法はありますか?

木下氏:シーズン2.0ぐらいになるとは思うのですが、リムストーンの欠片の使い道として、とある場所でポーンの仲良く過ごせるコンテンツを実装します。

――ダメージは現状9999までしか与えられませんが、ダメージキャップが外れることはありますか?

木下氏:ダメージキャップが9999で止まっていることがゲームのプレイに影響しているのは理解していますが、数値としてはデリケードに扱っている部分です。ダメージキャップが外せるかどうか検討している段階です。

自分よりも格下の敵を攻撃したときに与えられるダメージのキャップを緩和して、自分よりも弱い敵を倒しやすくするつもりです。

――ジョブ修練が大変なのですが修正されませんか?

木下氏:「あとで楽にするなよ」という意見をいただいており、真摯に受け止めている部分でもあるので、そこも含めて検討させていただきます。

告知コーナー

告知コーナーでは、声優の安元洋貴さんと前野智昭さんのポーンの公開や公認ネットカフェ限定キャンペーンの情報、グランドミッションへの新たな戦況の追加などの情報が公開された。

最後に松川氏は「たくさんコンテンツを出していますが、プレイヤーからいただいた意見をもとに少しずつリファインもしています。公式メンバーズサイトに情報を出していっているので確認してみてください」、木下氏は「みなさんの期待が大きいので、意見が多いこともわかっています。リファインをかけていきますが、その先も作らなくてはいけないので、お待ちいただければと思います」とコメントをして「DDON TV from公認ネットカフェ」は幕を閉じた。

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