クリーチャーを倒して爽快感を味わおう!ハック&スラッシュの要素を取り入れたMMORPG「エターナルシティ3」先行プレイレポート

フォーサイドエンタテイメントとアラリオが本日10月16日にオープンβテストを開始する「エターナルシティ3」。ゾンビが徘徊する世界で生き残りを賭けて戦う本作を一足先にプレイしてきたので、その内容をお届けする。

本作は、ハック&スラッシュの要素を取り入れたクォータービューのMMORPG。突然変異したウィルスの影響でクリーチャーが出現してしまった世界を舞台に、プレイヤーは荒廃してしまったソウル自治区を拠点にして、さまざまな人たちの依頼を受けていく。

前作の「エターナルシティ2」とは違い、本作のオブジェクトはすべて3Dで表現され、マップに高低差が生まれたことで、回避やよじ登りといった新しいスキルが追加され、アクションが大幅に進化している。

自分だけのキャラクターを作成しよう

プレイヤーは、キャラクターを作成する際に「体型」「前職」「兵科」を選択していく。体型には標準体型/筋肉質/小柄があり、男性は標準体型と筋肉質、女性は標準体型と小柄が選べる。また、選んだ体型によってステータスにボーナスが付与される。

キャラクターの見た目はオセアニア、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、アフリカ系の12人から選ぶことが可能だ。

世界が荒廃する前に就いていた職業を示す前職は、キャラクターごとに2つの職業が用意されており、選んだ職業によって体型と同様にステータスにボーナスが付与される。この体型と職業の選択次第で、一点特化型や万能型などキャラクターに特徴を持たせることが可能だ。

兵科はゴーストリコン、バンガード突撃歩兵団、バイパー戦闘歩兵旅団、デストロイヤー重歩兵連隊など、8種類の中から選択可能だ。選んだ兵科によって装備できる武器の種類に違いがあるので、慎重に決めよう。

兵科のウィンドウでは、メイン武装は緑色、サブ武装が黒色、銃火器が赤色のアイコンで表示されている。
また、レベルが上昇すると、リロード速度などがアップするスペシャリスト能力を設定することが可能だ。

大量のクリーチャーを銃で迎撃

キャラクターを作成し終えるとチュートリアルが開始され、そこで基本的な操作がレクチャーされる。操作方法は、W/A/S/Dキーが移動、Q/Eキーがカメラの視点変更、スペースキーがジャンプ、Shiftキーが回避行動、Fキーがオブジェクトへの登り降りだ。

攻撃は、敵にマウスカーソルを合わせて左クリックを押して行う。押しっぱなしにすれば、マガジンの弾がなくなるまで撃ち続けることも可能だ。リロードしたいときはRキーを入力しよう。

弾数の所持できる数は決まっており、撃ち過ぎてしまうと弾切れを起こしてしまう。
銃弾がなくなったら拠点にある販売機で購入する必要がある。

チュートリアル終了後、プレイヤーは活動の拠点となるソウル自治区に移動する。序盤はここでNPCから受注できるクエストをクリアして、レベルを上げていこう。クエストには“敵を倒す”、“物を捜索する”といったものが用意されている。

拠点の外にいるクリーチャーとの戦闘では、銃を撃つとその音に反応して周りの敵も襲いかかってくるので、周囲を警戒しながら攻撃する必要がある。ソウル自治区に周辺にいるゾンビに見つかると、走ってきたり、オブジェクトの上によじ登ってくるので、敵を近づかせないために連射性の高い武器を持っていこう。

本作には乗り物はないが、移動速度が上がる靴などが存在する。
この靴を装備すると武器で攻撃ができなくなるので敵が近づいてきたら装備を外すようにしよう。

本作の武器にはエイミング(銃の照準)の概念があり、銃を撃つと画面右上にあるAPが減少し、正確な射撃ができなくなる。アサルトライフルやマシンガンなどの武器は弾が連続で出るため多少ばらつきがあっても問題ないのだが、スナイパーライフルなどの単発の武器はエイミングが下がると敵に当たらないこともあるので気をつけよう。

また、戦闘では武器以外にジャンプやローリングなどが使える回避スキル、ハイキックやボディブローなどを繰り出す近接スキル、手榴弾や地雷などを配置する戦闘スキル、フレアなどを使って周囲を明るくする支援スキルを使用することが可能だ。特に本作ではリアルに時間が変動し、探索中に夜になってしまうことが多い。暗くなると敵が視認しづらくなるので、フレアを真っ先に取っておくのをオススメする。

仲間たちと協力して各種コンテンツをクリアしよう

クエストをこなしてレベル上げると、50名以上のプレイヤーたちと一緒に戦うアサルト、仲間と協力して1つのダンジョンを攻略していくレイド、1人で攻略するシングルミッション、PvPで仲間と勝負できるアリーナなどに参加できる。

アサルトとアリーナは一定周期で開催され、チームと個人で申請することができる。時間になると自動的にミッションの場所まで移動するので、その間にほかのクエストをこなすことも可能だ。

レイドとシングルミッションはミッションチケットを消費すると挑戦できる。ミッションチケットは時間経過で回復し、最大20枚まで溜められる。

今回、筆者はアサルトのヨンドン大橋アウトポスト、レイドのラストレジスタンス、アリーナのチームサバイバルアリーナをプレイした。

アサルトのヨンドン大橋アウトポストはレベル10以上のプレイヤーが最大50人まで参加することができ、迫りくる大量のゾンビたちから、基地にある中央発電施設を守るのが目的だ。基地には鉄の門がいくつも配置されており、そこを壊されてしまうとゾンビたちが一気に雪崩れ込んでくる。

アサルトでは自身の功績によって取得できる経験値やお金などに違いがある。功績を稼ぐためには、建物の上に登って敵が来にくい場所で攻撃をするのがポイントだ。

レイドのラストレジスタンスは、3人で遊べるダンジョン。各ステージの敵を殲滅していき、最後に出現するボスを倒すとクリアだ。ボスは攻撃範囲が広いので、距離を見極めつつ、仲間と連携しながら倒そう。

アリーナはレッドチーム20名、ブルーチーム20名に分かれ、制限時間までに敵を倒し、ポイントを多く獲得したほうが勝ちとなる。敵と交戦するときには仲間と同じ敵を攻撃して、フォローしてもらいながら一緒に倒していこう。

また、アリーナには前述のデスマッチの他に占領戦モードも存在するとのこと。区域ごとに立てられた旗を占領して点数を稼ぎ、終了時により多くの区域を占領したチームが勝ちとなる。40人のプレイヤーが一斉に拠点を取り合うことになるので、白熱した試合を楽しむことができる。

ゾンビなどが出るとホラー系の内容だと思われがちだが、恐怖感ではなく敵を倒すことによる爽快感が味わえるような作品になっている。本日10月16日にオープンβテストが実施されるので、ぜひ参加してみてほしい。

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