レベルキャップが150→160に引き上げ！「エンジェル戦記」の大型アップデート「太陽王の迷宮」先行プレイレポート

キューエンタテインメントがサービス中のオンラインRPG「エンジェル戦記」において、11月12日、大型アップデート「太陽王の迷宮」が実施される。ベテランプレイヤー向けに数々の新システム/コンテンツが導入されるので、本稿でチェックしていこう。読者向けのプレゼントもご用意して頂いたのでプレイヤーはお見逃しなく！

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「エンジェル戦記」で11月12日に実施される大型アップデート「太陽王の迷宮」では、レベルキャップの引き上げや、新エリア“デザート”および“ペット転生”の追加など、ベテランプレイヤー向けの追加要素が数多く実装される。今回はアップデート実施に先駆けて、キューエンタテインメントを取材してきたので、新要素を紹介していこう。

10箇所のダンジョンを含むハイレベル向けの新エリア“デザート”

これまでのストーリーを通じて、プレイヤーキャラクターを含む天使達は、恐竜を撃退することに成功する。しかし今度は、邪悪な力を操る何者かが凶暴な軍団“ローグ族”を呼び寄せ、さらに砂漠地帯に謎の宮殿を出現させるなど、不穏な動きを見せ始めた。どうやらこの勢力は、“龍吠の谷”への侵攻を企てているとのことで、何としてでも阻止せねばならない。このような背景で、ローグ族との激しい戦いが描かれることになる。

ストーリーの新たな舞台として、砂漠をモチーフにしたマップの“デザート”が登場。エリア内で冒険するにはキャラクターレベルが140以上は必要とのことで、正真正銘のハイエンド向けのエリアだ。また、デザートの各地からは、計10箇所のダンジョンへ入場でき、そのラインナップと大まかなレベル帯は以下のとおり。

“デザート”に含まれるダンジョン

「ワイルドパス」（街道マップ）/対象レベル：140～155
「ローグ族の砦」象レベル：148～153
「モンビス高地」対象レベル：150～154
「古代の荒野（EXフィールド）」対象レベル：150～155
「ラバン古道」対象レベル：150～160
「亡霊オアシス」対象レベル：155～158
「守護者の谷」対象レベル：156～159
「禁呪者の宮殿（EXフィールド）」対象レベル：156～160
「ペット訓練所（ワイルドパス）」
「ペット訓練所（ラバン古道）」





古代の荒野に出現するボスモンスター“始祖鳥”	禁呪者の宮殿に出現するボスモンスター“ファラオ”

レベルキャップが160に引き上げ！

今回のアップデートにより、プレイヤーキャラクターの最大レベルが、従来の150から160へと引き上げられる。“Lv155装備/Lv160装備”や“ファイター、ハンター、ウィザード、プリースト”用の“Lv144スキル”も追加され、これらはデザートでの冒険を通じて得られるそうだ。

新たに追加されるLv155用装備

新たに追加されるLv160用装備

新たに追加されるレベル144用スキル

ラース

通常攻撃時、扱う武器によって異なるステータスアップの恩恵が得られる

シールドスパイク

敵からの攻撃をブロックした際、相手にダメージを与える

ハリケーンラッシュ

通常攻撃時、一定確率で弓を連射する。ただしHPを少し消耗する

フェイタルコート

武器に猛毒を仕込み、「ベノムスキル」（Lv75で習得できるスキル）の効果を上昇させる

エンブレムホルダー

属性攻撃などのステータスを上昇させる

ダークマインド

稀にスタン、パニック状態を無効化する

ダブルホーリー

スキル攻撃時に、一定確率で光エネルギーの矢系スキルの効果が上昇する

サンクイムヌス

「聖歌」（Lv75で習得できるスキル）の効果を増幅させ、パーティ全員の属性耐性を高める

レベル上げの環境が劇的に緩和！

プレイヤーキャラクターおよびペットのレベルアップに要する経験値量が、大きく緩和される。緩和される割合はレベル帯によって異なるが、例えばレベル40だと従来比で約半分、レベル100だと約70％まで引き下げられている。ここまでの緩和を行うのは、エンジェル戦記のサービス開始以来初めてとのことだ。

ちなみに、これまで獲得した総経験値に対し、キャラクターのレベルが再計算される。そのためアップデート後に初めてログインした際は、モンスターを1匹倒した瞬間に、いきなりレベルアップするそうなので、お楽しみに。



レベル40における、レベルアップに必要な経験値量。左の画像が緩和前で、右が緩和後だ

レベル100の場合

レベル120の場合

プレイヤーキャラクターのみならず、スキルレベルも上げやすくなる。加えて、ゲームの序盤では割安な回復ポーションも購入できるようになるので、初心者にとっても大分育成しやすくなりそうだ。



スキルレベルを上げるために必要な経験値量も緩和

ペットをより深く育成できる“ペット転生”システム

“ペット転生”とは、育て上げたペットの一部ステータスを引き継いだ状態で、再びレベル1から育成できる、上級者向けの新システムだ。手間は掛かるものの、転生したペットは専用の“ペット奥義”が使えるようになり、うまく育成させると総合ステータスも大きく向上する。

ペット転生を行うための条件は、「レベル150以上」、「“最上級五段血統書”の所持」、「“エリート”（幻獣は“レジェンド”）以上」の3つ。ペットに“1次転生ゼリー”を使用し、“転生エネルギーゲージ”を蓄積させ（減ることもある）、ゲージが100以上に達すると転生可能となる。

ただし、“エネルギー補充剤”を使うことで、更に101～200までゲージを上げることも可能だ。ゲージの値が高いほど、引き継げるステータスの割合も多くなるので、折角ペット転生を行うからには頑張って上げておきたいところ。ちなみにエネルギー補充剤はボスモンスターからのドロップや、アイテム課金を通じて入手することになる。

転生したペットはレベルが10に戻るが、転生前のステータスの一部を引き継いでいるところに注目。そして、転生後のペットは“ペット奥義書”を使うことで、特別なスキルが習得可能に。奥義書は、デザート内にあるEXエリアに出現するボスなどがドロップするそうだ。

また、現在のペットはプレイヤーキャラクターと同じレベルまでしか育成できない制限があるが、今回のアップデートにより、最大で“プレイヤーキャラクターのレベル＋20”まで育成できるようになる。

ペット奥義の一覧

ハイウェイブ

大地を伝う衝撃波を放ち、最大5体の対象に「471＋攻撃力500％」分のダメージを与える

フラッシュミラー

眩い光を放ち、対象の「物理/魔法ダメージ軽減を－15％」させる

ボルトキャスト

雷を放ち、最大15体の対象に「魔攻500％」のダメージを与えると共に、雷耐性が567上昇する

ホワイトストライク

旋風を発生させ、最大7体の対象に「567＋魔攻500％」分のダメージを与える

体力強化I

1分間、最大HPを＋150させる

魔力強化I

1分間、最大MPを＋50させる

防御強化I

1分間、防御力を＋300、魔防を＋300させる



フラッシュミラー	ボルトキャスト

課金アイテム購入時のお得な新システム“モールボーナス”

ガイアモールで課金アイテムを購入する際に、専用のポイント“モールボーナス”（BP）が獲得できるようになる。モールボーナスを集めることで、特別なアイテムが得られるというお得なシステムだ。100GP（ガイアモール）分を購入する毎に1BPが得られるレートで、GPの端数は切り捨てとなっている。

また、ガイアモールで入手できる一部のペットに関して、難易度“Hard”以上でボスモンスターを討伐した際、“卵”をドロップするようになる。これはゲームの中盤以降に登場する、ほぼ総てのボスモンスターが対象となっているそうだ。

モールボーナス用のアイテムの一覧

ボーナス：乗り物の卵（10BP）

“リバイブアビスホース”等の乗り物や、ハッピーチケットを獲得

ボーナス：PDの卵（10BP）

“エンジニアPD”などのペーパードールや、ハッピーチケットを獲得

ボーナス：武器（7日）の卵（5BP）

高性能な武器や、ハッピーチケットを獲得

ゼウススピリット箱（30BP）

装備するとダメージが30％上昇する、Lv200以下の武器に適した武器精霊「ゼウススピリット」を1000個獲得

2倍カード（50BP）

30分間、モンスターを倒した際の獲得経験値、スキル経験値、ドロップ確率が2倍

新しいギルドスキルが3種類追加

新たなギルドスキル“スキルシェアリングI、リトルラックI、マスターチャージI”が追加される。また、ギルドレベルのキャップが従来の12から14へと引き上げられ、それに伴いギルドスキル用のポイントも増える。

スキルシェアリングI

1時間ごとに“ログインしているギルドメンバー人数×30”のスキル経験値を獲得する。

リトルラックI

ログイン時間が2時間を超えると、30分間、ドロップ率が＋100％される。1日に一度だけ付与可能。

マスターチャージI

5分間、攻撃力が＋150、直接ダメージが＋100される。使用する時“盟約の魔晶石”が1個必要。

ランダムで乗り物などが得られる“天使ワンダフルロト”

サンライト城（または冥府）にいるNPC“ロトリー”を通じて、新システム“天使ワンダフルロト”が利用できるようになる。クエストなどを通じて“天使ハッピーチケット”を7枚集めることで、ワンダフルロトが1回利用可能。1人のキャラクターにつき1日1回の制限となっている。目玉景品は計3種類がある“乗り物”で、これは以前開催したデザインコンテストの応募作品を元に開発されたそうだ。