爽快アクション&ギミックダンジョンが注目の連撃アクションMMORPG「バンドラ」先行体験プレイレポート

スペシャル

ベクターは、同社が運営するオンラインゲームポータル「VectorGame」にて、連撃アクションMMORPG「BOUNDRA(バンドラ)」を2013年夏にサービスを開始を発表。まもなくクローズドβテストもスタートする本作を、一足先にプレイしたレポートをお届けする。

「BOUNDRA(バンドラ)」は、台湾・InterServ International Inc.が開発したクライアントダウンロード型のファンタジーMMORPGだ。かつて光と闇のように相対する「武神」と「魔族」が壮絶な戦いを繰り広げ、人々場その戦いを「BOUNDRA」と呼んだ。戦いは徐々に魔族が優位となり、敗北を悟った武神は人々を守るため大陸の一部を空中に浮かせ、結界を張ることで一時的な平和を得ることに成功。時は流れ、プレイヤーは再び侵略を開始した魔族へ仲間と共に立ち向かうこととなる。

本作の特徴の1つが、美麗なグラフィックだ。オープニングムービーなど、細部まで緻密に描かれたハイクオリティの映像を体感できる。とはいえ、ハイエンドPCを必要とするわけではなく、1~2世代前のPCでも十分に動かせるのは嬉しい。OSもWindows XP~8まで対応している。

ゲームの流れをチュートリアルでしっかり把握!

キャラクターメイキングでは、性別・体型・髪型・顔の形・肌の色に加え、画面左上のアイコン画像も設定できる。選べる職業は、近接タイプの「セイバー」、重戦士の「フォート」、銃を扱う「ガンナー」、魔法を扱える「マギア」「ヒーラー」の5種類。今後、日本独自のジョブを追加する予定もあるという。レベル50になると特定クエストクリア後にセカンドジョブを選択できるため、あとで他のジョブを試してみたくなっても大丈夫だ。

チュートリアルでは、クエストの受注や戦闘方法、スキルの設定などシステムの基本を学ぶことができる。移動はオートラン可能なため迷わず目的地までたどり着けるほか、カメラ位置はマウスを置いたまま自由に調整可能。また、1つ1つの操作ごとにヘルプを参照できるので、分からなかった場合はすぐに確認しておけるのも嬉しいところ。チュートリアルが終わる頃にはレベルが10以上になっているので、序盤は無理に経験値を稼ぐ必要もなさそうだ。

戦闘では敵をターゲットし、通常攻撃と習得したスキルによる攻撃でダメージを与えて撃破する。こちらの攻撃力が弱く、また敵のHPが少ない序盤ではあまり実感できないが、高レベルになると連続攻撃による「コンボ」も楽しめる。コンボを重ねるとダンジョンでの高評価といったさまざまな恩恵に繋がるので、積極的に狙っていきたい。

さらに、便利な機能として「オートモード」を用意。オートの発動条件や索敵範囲、スキルの優先順位まで細かく設定可能だ。ド派手な必殺技もしっかり決めてくれるので、コツを掴むための参考にもなるだろう。

クエストをこなしていく間に、今後ストーリーに関わってくる重要なNPCが登場。会話中は画面がアップになり感情豊かな動きを見せてくれるので、より深くストーリーへ没入できそうだ。

チュートリアルの終盤では、強大な力をもった魔族の侵略に遭遇。そこでプレイヤーは他のNPCと協力し、撃退にむけて奮闘することとなる。緊迫した戦闘はもちろん、あちこちでリアルタイムに爆発が起きるといった演出には驚かされた。最終的には拠点である「王家の地」の動力源を利用するのだが…結果的に多大な犠牲を払うこととなる。この先プレイヤーを待ち受ける運命はどのようなものなのか、非常に気になるところだ。

可愛いサポートキャラ「ニャコ」登場!豊富な「衣装」にも注目

プレイヤーの移動手段として、ユニークな外見の「騎乗ペット」を利用可能。当初はオーソドックスな「馬」だが、ゲームを進めていけばさまざまな装飾を施せるほか、可愛い「ウサギ」や、迫力ある「白虎」にも乗れる。また白虎は移動スピードが格段に早くなっており、用途に合わせて色々な騎乗ペットを楽しもう。

さらに、冒険を手助けしてくれる「ニャコ」という存在も。猫にそっくりなため、このビジュアルだけで癒されるユーザーも多いのでは。もちろん見た目の可愛いさだけでなく、プレイヤーをしっかりサポートしてくれる。

このほか、プレイヤー・ニャコ共に「衣装」というシステムを利用できる。これは装備品の上に重ねるといったイメージで、外見のみを変更できるものだ。「高性能だけど、外観が好みじゃない」「同じ装備ばかりで飽きてしまう」といったユーザーにぴったりのシステムとなっており、そのバリエーションはじつに多彩。バニールックや和服風、海賊風もあり、なかにはニャコ用に「真田」「伊達」など、日本の武将をイメージした衣装もあった。

装備品や調度品、アイテムまで何でも作れる「農園」システム

「農園」とは、いわゆる「マイルーム」のような場所であると同時に、さまざまなアイテム・装備品などの生産まで行える複合的なエリアだ。農作物や家畜の育成、いけすで魚の養殖や鉱物の採取までできるという本格ぶり。世話についてはニャコ達が助けてくれるので安心してほしい。

装備品や消費アイテムはもちろん、農園を彩る調度品も制作可能。プレイヤーが実際に乗れる観覧車といったユニークなものから、ベッドや椅子なの家具もあり、他のプレイヤーを招いて一緒に過ごすこともできる。こうした調度品の作成には設計図の購入が必要だ。販売は農園内にいるメイドまたは執事風のニャコが行っており、話しかけて好みのアイテムを選ぼう。

一見、オマケ要素のようにも思える農園だが、敷地となるスペースはかなり広大だ。あらゆる生産系の要素をまとめて楽しめるだけでなく、フィールドからの移動も瞬時に可能なためついつい通ってしまいそうだ。プレイヤーによってはストーリーの進行や戦闘ではなく、農園での生活をメインにしてしまうかもしれない。

NPCや仲間と協力してギミックを解け!目的に合わせて選べる「イベント」

本作にはPvPや材料集め、ダンジョンの攻略といった「イベント」を実装している。ソロで参加可能なものから、20人規模の大掛かりなものまで用意。画面右上のアイコンから即座にイベントをチェックできるため、時間や人数、目的など条件に合ったものを選んで参加していこう。

今回は、あるダンジョンの攻略に挑戦してみた。まずはNPCと合流し、BOUNDRAのマスコットキャラクターでもあるモンスターを討伐していく。基本的にはNPCと一緒に行動するのがベストだが、プレイヤー側が十分に強ければ先に敵を倒してしまうのもいいだろう。

すべての敵を倒し、NPCと共にある地点にたどり着くと、二足歩行のロボットに乗り込むことに。ロボットには固有のスキルが設定されており、使用すると強力な攻撃を放つことができた。コンボを繋ぎながらどんどん奥へと進んでいくと、ボスクラスの敵が立ちはだかる。ここでもNPCと協力し、時には彼らを守って敵の結界を打ち破り、時には彼らが作り出す防御結界で攻撃をしのぐこともあった。

このほか同時にスイッチを操作するダンジョンも存在し、プレイヤーやNPCとの協力がクリアのカギとなりそうだ。クリア時にはタイムやコンボ数などによる評価が行われるため、より高評価を目指して褒賞を手に入れよう。

本作は2013年夏よりクローズドβテスト、オープンβテストを経て正式サービス開始を予定している。テスターには限定のプレゼントも用意しており、ぜひとも手に入れたいところ。まずはクローズドβテストに応募してみてはいかがだろうか。

バンドラサービス終了

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