魔境奇談、開発会社GFzoneのデザインチームへのインタビューを公開

YNKJAPANは、カジュアルアクションゲーム「魔境奇談」において、開発会社GFzoneのデザインチームへ実施した開発裏話インタビューを公開した。

2008年12月19日(金)より実施される「魔境奇談・完全開放」のスタートを前に、開発会社GFZoneのデザインチーム4名へ「コスチューム制作」に関するインタビューを実施いたしました。開発者しか知らないマル秘エピソードや普段見ることが出来ない開発現場の写真を公開いたします。

開発会社GFzone・デザイナーチームインタビュー

本日は、魔境奇談の「コスチューム制作」についてインタビューさせていただきます。まずは、自己紹介をお願いいたします。

私は、魔境奇談のプロジェクトディレクターを務めております“ファン・ソンウォン”と申します。こちらは、グラフィックチームリーダーの「キム・ナムヨン」です。それから「ユン・ジヨン」「チェ・ヨンソク」です。

まず、新しいコスチュームを制作する時の流れについて教えてください。

新コスチュームの制作は、まずアイディアスケッチの作成から始めます。アイディアスケッチをある程度まとめた時点でデザインチームにてコンセプト会議を行います。コンセプト会議でデザインを確定後、モデリング作業を行いゲーム内へ実装する流れとなります。

アイディアスケッチは、どのくらい時間がかかるものですか。

アイディアスケッチの制作時間は、その時によって異なります。基本的には、時間がある時に“落書き”するように作業を進めますね(笑)
企画の打ち合わせ中にアイディアが思い浮かぶこともありますので、その場合は必ず書き留めておきます。アイディアスケッチ作業自体は毎日してますね。

アイディアスケッチを毎日行なうということですが、その中から採用されるデザインの確定基準は、どのようなものですか。

まずは、「魔境らしい」という事ですね。

「魔境らしい」というのは、具体的にはどういう感じですか。

具体的には、どこか怪しくて滑稽(こっけい)な感じです。細かいデザインを組み込んだ、複雑なものは避けています。すべての要素を含みながら「可愛さ」が感じられる事が最も重要です。

デザインの最終決定は誰が実施しているのですか。

最終決定は、ファン・プロジェクトディレクターが行なっております。

デザイン決定後に実施する「モデリング」には、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。

キャラクターやデザインによって異なりますが、5パーツを基準とすると、24~100時間ぐらいかかりますね。意外に時間がかかったのは「基本コスチューム」ですね。初期服装として複雑なデザインは良くないけれど、簡単すぎるものも良くないということで、バランス調整に時間がかかりました。

最後にコスチュームに関するエピソードがあれば教えてください。

エピソードといえば、ジンムの孫悟空コスチュームですかね。実は、このゲームの初期デザインを決める時、“退魔士の物語”にするか“西遊記の物語”にするか議論がありました。
最終的には、“退魔士の物語”に決定したのですが、その際に出来た孫悟空のデザインが非常に気に入っていたので、ジンムに孫悟空の衣装を実装することになりました。
その後、魔境奇談のテストバージョンに実装したところ、YNK JAPAN側からも評判が良かったため、ジンムのみのコスチュームに留まらず、今後、西遊記をテーマとしたコスチュームを実装する事が決定いたしました。

新しいコスチュームの実装が楽しみです。本日は、ありがとうございました。

インタビューについては、魔境奇談開発ブログでも紹介されておりますので、是非ご覧ください。

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