ファイブスターオンライン・エンターテイメントが放つ、フル3D横スクロール型アクションRPG「クロスブレイブ」、そのクローズドβバージョンの先行体験をしてきたのでお伝えしよう。
「クロスブレイブ」は、中世ヨーロッパをモデルにした重厚で幻想的な世界が舞台のフル3D横スクロール型アクションRPG。
フル3Dならではの美麗で迫力満点のグラフィックはもちろんのこと、アクションゲームに欠かせない軽快な操作性、爽快感のあふれる攻撃エフェクト、その重厚な世界観をあますところなく投影したストーリー、MMORPGに引けをとらない豊富で便利なシステムの数々、そのどれもがこれまでのアクションRPGを超越した本格派アクションRPGとなっている。
現在クローズドβテストに向けて鋭意調整中のバージョンをプレイさせてもらうことができたので、さっそく紹介しよう。
どの職業で闘うか？クラス選択の自由
本作では、魅力的な3種類の中から好きなクラスを選択することができる。中・近距離戦を得意とした「剣闘士」、近距離戦に強みを持つ「武術家」、長距離戦に長けた「魔導士」の3種類。
豪快なコンボ技や華麗で豊富なエフェクトは、全てのクラスに共通しており、どのクラスを選択しても優劣なく最高の爽快感を楽しめる。
また、それぞれのクラスは一定のレベルに達するとさらに上位のクラスを選択できるようになり、プレイスタイルの幅が広がるのだ。
格闘ゲームが得意？な筆者は「剣闘士」の女性を選択！もちろんヘアースタイルやフェイスタイプも変更可能。日本限定仕様のデザインも実装予定だそうだ。
重厚で幻想的なファンタジー世界を堪能
舞台は、中世の騎士文化を基調とした正統派のファンタジー世界。傭兵の集う要塞城や、貴族の集う裕福な都市など、幻想的で探究心を駆り立てられるマップで溢れている。
多重3Dで描かれた景色は奥行きと広さを感じさせる描写で、光と影のコントラストも美しく仕上がっている。
まずは初心者へのチュートリアルとなるクエストを街の住人たちを通して習得する。新しいアクションを実行するたびにきちんと操作方法が表示されるので安心だ。さっそく筆者もレベルアップと能力の調整を済ませて街の施設の探索へ。
防具などはそれぞれに特徴あるグラフィックが用意されており、装備するとちゃんと変更箇所のグラフィックも変化するのだ。やりこみ魂をそそられる！？
期待を上回る操作感！パッド使用を強く推薦する！
一通りバトルの準備を済ませ、まずは「オルゾ平原」に向かう。筆者はキーボードで参戦。もちろんキーボードでも操作できないことはないが、このゲーム、良い意味で期待を裏切りまくる操作感の良さと、つながる、つながる多段コンボ…。
通常攻撃のコンボ後、打ち上げの一撃、ダウンした敵にも当たり判定アリ…まさに格闘！エフェクトは派手だがアクションの基本はよくできており、複数のモンスターが出現してもまったく処理落ちせず、バッサバサ斬りつけることができた。
マップのところどころにある箱や樽などのオブジェクトは一部壊せるものもあり、お金やアイテムが出現することも。一見ただのたき火でもしっかり当たり判定があり、火傷状態になることもあるので注意が必要だ。
ある程度マップを進めると最後にボスが登場！他のモンスターをともなって攻撃してくるので慎重に闘おう。特有の攻撃をしてくるボスも多いので、気を引き締めて頑張ろう！
筆者は序盤結構な攻撃を食らいながらも、なんとかボスを撃破。ボス討伐の演出の後、ランダムでアイテムを入手できる宝箱を選ぶことができる。筆者はがっかりな結果だったが…。
乱戦！混戦！白熱するコンビネーションバトル
複数プレイヤー参加型のオンラインゲームならではの、協力プレイや対戦プレイももちろん楽しめる。多種多様なスキルを持つ様々なクラスのプレイヤーとパーティーを組むことで、戦闘を有利に進めることができるだけでなく、一層派手で爽快なスキルエフェクトを楽しむことができるのだ。
また、フレンドシステムではチャットやパーティー結成、取引等により親密度を上げることができ、さらに多くのボーナス経験値が得られたり、専用のクエストを受けられるようになる。
そして我々online gamer編集部とファイブスターオンライン・エンターテイメントの夢のタッグが実現！「剣闘士」2人、「武術家」1人、「魔導師」1人の計4人でパーティーを組んで、まだ見ぬ新マップへ挑む。
メーカーさんの計らいで多少強い武器を頂き、まずは小手調べ。操作もパッドに変えていざ戦闘！前衛で剣闘士がバッサリ切りつけ、背後から忍び寄る姑息な敵は、武術家の痛ーい物理攻撃でノックアウト。わらわら群がる敵には魔導師の魔法で一閃！敵味方含めかなりの混戦になるのだが、激しいエフェクトと攻撃の嵐でモンスターはあっという間に全滅してしまった…。
パーティメンバーとの連携のおかげか、あまりのモンスターの手ごたえのなさに、高レベルの敵が出現するエリアへ移動。先ほどのマップでは見たことのない新モンスターがウヨウヨ…編集部の2人も操作に慣れてきたのか、通常攻撃から打ち上げ、スキル攻撃までしっかりとコンボをつないで闘っていく。
スキルは一度使用すると一定時間使用不可になるが、多彩なスキルが用意されているので困ることはないだろう。ただ残念なのが多いスキルを戦闘中に一覧で表示する機能が欲しかった…コマンド表などがあると技を出すときに助かるのだが…。
今後、パーティーメンバーと連携することで発動する強力なスキルや、パーティーメンバーの組み合わせによって変化する追加能力効果など、コンビネーションバトルを加速させるシステムを随時実装していく予定ということだ。
もちろん、パーティープレイだけでなく、1対1の対人戦も楽しむことができ、今後は最大16人で戦えるシステムも導入、これらの対人戦は、同レベル帯のグループに自動的にマッチングされるため、実力を気にすることなく楽しむことができるのも嬉しい限りだ。
格闘ゲームが好きなら迷わずプレイしてみよう！
今回、低スペック・高スペックともにプレイし、操作もキーボードとゲームパッドの両方体験できたのだが、スペックに関しては映像・操作感ともにあまり差はないように感じた。ド派手な技や魔法が飛び交うので初心者にはとっつきにくく見えるが、とにかく操作感が抜群に良いので、直感で操作できるのは間違いないのだ！アイテムをドロップする確率も高く、「ゲームで遊んでいる」感覚を強く感じることができる。クローズドβテスト、オープンβテストはもう少し先だが、まずは一度、遊んでみてほしい。
ゲームパッドはロジクール社製「GPX-450」がおススメ！
先に述べたように、本作はとても格闘ゲームの要素が強い。もちろん従来のオンラインゲームのようにキーボードでの操作も可能だ。
しかしオンラインゲーム初心者や、どうしてもゲームパッドでないと本来の能力が発揮できないというユーザーのために、ファイブスターオンライン・エンターテイメントでは、ロジクール社と推奨ゲームパッドの開発を行った、「PC GameController GPX-450」をおすすめする。
実は今回の先行体験会もこのゲームパッドを使用したのである。なお、このゲームパッドを使用すれば、キー配置が設定された状態ですぐにプレイすることができるように開発中とのこと。
ゲームプレイのために考え抜かれた設計は、ラバーグリップで手の負担を軽減。長時間プレイをサポートしてくれる。また、ロジクール特許技術のフローティングDパッド採用で、細かい方向キー操作がスムーズにできる。プログラム可能な12個のボタンは、付属のソフトをインストールすれば、ボタンの割り当てやボタン設定が可能となっている。
