マスター・オブ・エピック死に際

【良い点】
10年前なら素材だけは褒めることができたが・・・。

【悪い点】
更新がガチャのみ。
2018秋頃実装だったはずの新マップや、10年前から名前が出ている通称「青バハ」と呼ばれるダンジョンは未実装。
この間にしたことは、進捗（スクリーンショット2～3枚)公開だけ。

近頃は新規グラすら無く、既存グラの拡大縮小や継ぎはぎばかり。
おそらく新規モデリングをできる者がもう内部にいない。
外注も資本金300万社員14人の会社でいつまで可能なのやら。
出来た装備は髪や他の部位が貫通するのが当然という体たらく。

まともにデバッグもしないし不具合の対応もお粗末。
つい最近起こったデュープまがいのバグでは、
「手に入れたものはプレイヤー側で破棄して」などとほざいた。
巻き戻せばいいと思うが、それすらできないのだろう。
つまるところ、やったもん勝ちである。
そのわりに、イベントモンスターを予告無く減らしたり、都合の悪いコメントをブログに表示しなかったり、消したりするなど、悪い方向にはよく動く。

1アカ2キャラだが実際は外部ツールによる多重起動複アカが多い。
もちろんお咎めはない、というか運営は副アカを「動けるメインアカ」と勘違いしているふしさえある。

プレイヤーは死に際MMOにありがちな「俺達ルール」を守らせたがる古参信者が主。
まあ基本的に誰かと一緒にプレイするメリットがゼロというゲームシステム
（戦闘が、人が加わるとかえって戦いづらくなるタイミングゲー）なので、彼らに関わる必要はない。
レイド戦もPTを組まず、適当に援護していれば勝手に倒してくれる。

会社名を変える前はあと数年続くと思っていた。
しかし今はもう1ヵ月後に終わっていても不思議ではない気がする。
もちろんその際はサービス終了の知らせは出さず、ギリギリまでガチャで回収し、
その後に当会社が捨てたパンドラや守護プロ同様、夜逃げの形をとることだろう。

最後まで読んでくれてありがとう。
賢明なあなたならこのゲーム、もといこの運営がどれほどヤバイかお分かり頂けたはず。

【総評】
高級食材を世界最低のレストランが駄目にした、そんなゲーム。