【良い点】
・レベルの高い絵師によるモンスターカードのビジュアル。
近年の萌え絵や、BLに使われそうなイケメンばかりのカードゲームに嫌気が差している人には良いかもしれない。(個人的には萌え絵でも良かったが、そこは人各々)
また、FFシリーズ出典(IX~)のモンスターも多数おり、プレイしたことのある人ならば集める楽しみもある。
・カードバトルとRTSを融合させた多人数による戦争。
TCGといえば1対1だが、当ゲームは25人×4国による四つ巴の戦争。
戦う相手が固定でないため、どの国を狙うのかなどの戦略も必要になってくる。
【悪い点】
・チャット(手打ち)以外のコミュニケーションツールが用意されていない。
特に、勝敗を決めるクリスタルを確保するためには、タイミングを合わせて一気に攻撃する必要がある。にも関わらずこれでは連携のしようがない。
中途半端に攻撃をすると敵国にクリスタルを全て持っていかれてしまうため、現状では鉱床(クリスタルの供給源のようなもの)を前に延々とお見合いしているような状況。
もしこの仕様がずっと続くのであれば、ボイスチャット(ギルド加入)は必須と言える。
・ゲーム中とにかく待たされる。
「戦争が始まるまで」、ではなく「戦争中に」である。
一回行動をすると30秒の待機時間を課せられる上に、行動を起こすために必要なポイントの回復にも1P=15秒もかかる(最大9P=135秒)
爽快感・緊張感・臨場感よりも、待たされることへのストレスの方がはるかに大きい。
戦争は25分間だが、実際に25分遊んだ気分にはなれないだろう。
・初期デッキがいまいち
これは課金ゲーム故仕方ないのかもしれない。
「一応は戦えますよ」程度のカードしか渡されないため、当分はひたすらにギル集め(もしくは重課金)を余儀なくされる。飽き易かったり、気軽さを求めて当ゲームをプレイした人はこの段階でやめてしまうと思われる。
・ギルド専用戦が無い+ギルドに入っていると野良戦でも必ず同じチームになる
どういうことかと言えば、連携ばっちりのギルドメンバーで統率の取れない野良チームを袋叩きにできるということである。
今はまだサービス開始間も無いということもあり、野良がほとんどだが、今後ギルドが増えるにしたがって上記のような状況が出てくると思われる。
これに関しては、今後ギルド専用戦が実装されるものだと期待している。
・課金アイテムの金額(正式サービス以降)
少なくとも、私はレアカード1枚+その他5枚(共に種類が多数あり欲しいものが出るとは限らない)に600円を払う気にはとてもなれない。
非課金では絶対に入手できないカードが多くあるのもマイナス。※オークションで取引可能か要確認
追加フォートレスの値段は妥当な(むしろ安い)ように思える。
【総評】
半リアルタイムゲームにも関わらず、迅速なコミュニケーションや連携がとれないのは致命的。
気軽さが売りであるはずのブラウザゲームにあって、延々とギルとカード集めをさせられる現状。そして戦争での異常な待ち時間。
12/12より正式サービス開始ということで、今後問題点が解決されていくことを期待したい。
評価
総合評価 | 3.00 |
---|---|
システム | 2.00 |
グラフィック | 4.00 |
サウンド | 3.00 |
イベント | 3.00 |
料金 | 2.00 |
運営管理 | 4.00 |
投稿者情報
投稿者 | zipa(2) |
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プレイ期間 | 1ヶ月未満 |
状態 | 活動 |
投稿日 | 2011年12月11日 |
更新日 | 2011年12月11日 |
モンスタードラゴンサービス終了
本レビューは2011年12月11日に投稿、2011年12月11日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。