三国RPGのレビュー・評価のめりこめるが、冷めるのも早い。

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世界観

あの有名な三国志の時代を現代風にアレンジ。
フィールドマップにはビルや工場が平然と立ち並び、
プレイヤーはそこで繰り広げられる事件に介入してゆく。

職業

兵士…タンカー兼アタッカー。火力も悪くないので最もバランスが取れている。

医師…ヒーラー。バフもあるが、基本は回復のみの職と思ったほうがいい。

呪術師…間接アタッカー。状態異常やステータス低下よりも、
      DoTに特化した職と言える。早い話が殲滅に時間のかかる火力職。

魔法士…火力職。鍛えようによっては兵士以上の火力を狙えるが、
      打たれ弱い上に、鍛えが甘いと兵士よりも火力が劣る。
      なので使いづらい。

戦闘システム

自キャラの他に武将と呼ばれるお供キャラクターを引きつれ、
最大5人(無課金4人)のパーティーを組んで戦闘に参加することができる。

ここが他のMMOと一線を画すところ。(通常はプレイヤー1名のみorペット)
他のプレイヤーとパーティーを組まずとも
自持ちのキャラだけでパーティバトルを楽しめる。
戦闘は基本オートで進められ、どうしても特殊な行動がしたい時だけ
コマンド入力をして任意の行動を取ることができる。

自キャラとお供(武将)キャラクターの違い

・ステ振りができるのは自キャラだけ
・スキルをたくさん持てるのも自キャラだけ
・装備は自キャラと武将で共用
・武将キャラクターの装備も強化・オプション追加できる。

モンスター

・人間がやたら多い
・mobごとの個性はあまりない

クエスト

○○を何匹ぶっ殺してきなさい
△△をいくつ集めてきなさい
以上。

ダンジョン

難易度の低い「普通」はソロでも攻略可能。
「精鋭」「英雄」などはパーティーを組む必要がある。
BOSSが恐ろしく硬い。
ザコは1度倒すとリポップしないので、まったり攻略できる。
ダンジョン内の敵は残りHPの低いキャラを集中的に狙うので、多少の戦略が必要。

生産

素材集めがマゾいのは他のMMOと同じだが、
「地下鉄きっぷ」のようなしょーもないアイテムから、
「経験値カード」や「祈石」のような課金アイテムまで作れてしまう。
だが武器生産とアイテム生産を同時に行うと、どうしてもインベントリが足りなくなる。

よいところ

・とにかく手軽。クライアントDLも必要ないし、読み込みも早い。
・コテコテの西洋ファンタジーに飽きた人にはパンチの効いた世界観かもしれない。
・対人戦の好きな人は高い戦略性を楽しめると思う。

だめなところ

・BGMは戦闘・BOSS戦・フィールドの3種のみ。
・驚くべきことに、効果音というものが一切存在しない。
・オート戦闘ははじめ斬新に思えるが、そのうち飽きてきて、
 戦闘が終了するまで別窓を開いて暇つぶしするようになる。

総評

要は普通のMMORPGから、「美麗なグラフィックによる3Dフィールド」という、
それまで売りだった開発コストの高い要素をバッサリと切り捨てて、
育成とか対人とかいったMMOのゲーム性だけを抽出したような作り。
BGMや効果音の乏しさが、その印象に拍車をかけている。

何がいいたいかというと、「日本人はバカだから別にグラフィックがなくても、
MMOのゲーム性だけ残しておけばいくらでも金置いてってくれるよテラぼろ儲けww」
みたいな匂いがプンプンして来るということ。

グラフィックを捨ててゲーム性を重視したゲームとは言いがたい。
ゲームバランスもあまりよくない(兵士と魔法士の火力がさほど変わらない等)し、
全体の作りもあまり丁寧とは言えない。

たとえばロマサガみたいに陣形を組んで、兵士が前衛に立って攻撃を受けるとか、
長期戦においてバフの多彩さが勝敗を分けるとかいった楽しみ方がない。
結局はLvと数の暴力だけが勝敗を分けるシステムになっている。

もー、あとひとひねり欲しいところ。
非常に惜しいゲーム。

今のままではプレイヤーの気力が1ヶ月もてば頑張った方だと思う。

評価

総合評価 2.50
システム 4.00
グラフィック 2.00
サウンド 1.00
イベント 2.00
料金 3.00
運営管理 3.00

投稿者情報

投稿者 akirachi(13)
プレイ期間 2~3ヶ月
状態 活動
投稿日 2011年9月23日
更新日 2011年9月23日

三国RPGサービス終了

本レビューは2011年9月23日に投稿、2011年9月23日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。

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