ソウル・オブ・ジ・アルティメット・ネイションゲームとしては無難

ゲーム全体としては良い方なので長期間プレイしていく事は可能。
しかし、こだわりを持ってゲームをしようと思った時に気付く事が職業毎の性能の差がありすぎる所だろう。
レベルが一定以上になるとゲームの楽しみ方は狩りだけではなくなる。
ＰＫやＰｖＰなどもちろんやりたくなる人も多いだろう。
しかし、このゲームは基本的にＤＫという種族がバランスを壊しているので、同条件の勝負ではまず歯が立たない。
ＤＫにもコンバットとドラゴンに別れはするが、コンバットは超火力・ドラゴンは壁職顔負けの防御力を備えている。
ドラゴンにいたってはＰｖＰで回復ＰＯＴを使わないというプレイヤー間でのルールまでできてしまっている始末。
もはや職業のバランスをプレイヤー同士でしか改善できない状況。
その他の職は狩りで便利な職がほとんどだが、中には狩りでもＰＫでも使い物にならない職業も存在する。
次に問題なのはＡＣというハマり込み要素だろう。
一見ハマり込み要素として機能を果たしているかに思えるが、実はこれがゲーム引退を加速させている原因である。
ＡＣの％を増やしていくにはラッキーモンスターを狩る必要がある。
これは数十人でようやく狩れるというモンスターだが、狩っている最中は無言が当り前で軽く１時間でようやく全員分のノルマである１匹を狩ることができる。
当然、誰だってめんどくさいと感じてしまう。
そして、ＢＺというダンジョンに該当するものを何度も挑戦してＡＣの％を貯めるのだが、これもやはりめんどくさいと言えるだろう。
何より、その作業をダッシュと名付けて無言で最短行動を取ってクリアする方法が主になってきている。
引退したは口を揃えて「ＡＣを必死にやっている姿は病気」と言う。
辞めてしまえば他のゲームよりも無駄な労力を使ってしまったと思えるゲームといえるだろう。
レベル上げに関しては他のゲームよりライトではあるが、システム面は全てにおいてヘビーなので、これから始める人は注意が必要である。