今後登場する新必殺技はかなり強いことが想定されるため、職業の立ち位置の見直しも予定しているそうだ。
続いてはマイタウンの新地区について。安西氏によると現在は、既存の住宅村の外観をモチーフにした新地区の追加を予定しているとのこと。例えば、既存の住宅村である「浜辺の町」をベースとしたようなマイタウンを想定しているという。ちなみに安西氏いわく、次のマイタウンは「機能性重視」らしい。浜辺の町は「景観重視」とのことなので、このコメントからも色々と想像できそうだ。会場では、コメントで「こんな家に住んでみたい」という要望を募り、開発へフィードバックするというイベントならではの一幕も。
バージョン6.3で実装される新コンテンツについても言及。詳細までは触れられなかったが、安西氏いわく「複数人で遊ぶ1人プレイ」とのこと。基本的には1人で遊ぶものらしいのだが、すぐ隣で他のプレイヤーもやっているものだそうだ。最初、来場者はやや要領を得ない様子だったが、次第にどんなコンテンツか予想するコメントも出ていた。こちらも続報を期待したいところだ。
新たなドルボードが開発中であることも明らかになった。画像が公開された瞬間、会場からは拍手が飛び交う。それもそのはず、新たなドルボードはDQシリーズではお馴染みの「馬車」をイメージしたものだったからだ。
安西氏いわく、ドルボートは軌道が一定ではないことにくわえ、アストルティアはデコボコした場所も多いため、調整には苦労している……ことを伺わせるように苦笑い。ただ、現在鋭意開発中であり「馬車楽しい!」と思ってもらえる内容にしたいと意気込みを見せていた。「ペガサスにしてほしい!」という要望も出ていたが、「ペガサスにしたら馬だけ空にいっちゃいます(笑)」と返していた。実現は低そうだが、果たして。ちなみに馬車は4人乗りを予定しているそうだ。
続いては、新必殺技について。安西氏によると新必殺技は全職業に実装予定とのこと。バトル班とモーション班が全力をかけて制作中らしい。ステージでは開発中の映像も公開され、大いに盛り上がっていた。
「サポートはどういう判断で使ってくれるのか?」という質問では、「冒険者(プレイヤー)だったらこういう風に使うだろうな」という場面で素直に使ってくれるとのこと。想定されない場面で使うことはないので安心してほしいとのこと。
最後に安西氏は、さらに先の展開にも言及。バージョン6のクライマックスについては、すでにスタッフ間で共有されており、「これが全部できたら凄いことになる」と自信をのぞかせていた。もちろん色々な壁はあるし、取捨選択の必要も出てくるが、ぜひ期待していてほしいとのこと。
そして最後の最後には「さらにその先も作り始めている」と明かすと、来場者からは拍手の嵐が。それが次のバージョンを指しているのか、まったく新しい展開なのかは不明だが、期待せずにはいられないだろう。また「色んな『他のこと』にも挑戦している」との言葉も飛び出した。「他のこと」が何を指しているのかは不明だが、こちらも続報を待ちたいところだ。
最後に安西氏は「10周年は通過点に過ぎないので、その先の10年に向けてDQXを作り続けていきます」というファンにとって最高の意思表明でディレクター夜話を締めくくった。
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