王道ファンタジーと本格シミュレーションをひとつのタイトルで楽しめる!「れじぇくろ!~レジェンド・クローバー~」をレビュー

王道ファンタジーと本格シミュレーションをひとつのタイトルで楽しめる!「れじぇくろ!~レジェンド・クローバー~」をレビュー

2021年11月16日 18:00

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2021年10月26日より配信中の「れじぇくろ!~レジェンド・クローバー~」(以下、「れじぇくろ!」)。英雄や神を操作して戦う王道的な要素と、ターン制の骨太なバトルが楽しめる、ファンタジーシミュレーションRPGだ。本稿では、「れじぇくろ!」のレビューをお届けしよう。

ふつうの青年が魔物を倒す旅に出る、王道のファンタジー

物語の舞台は、“レジェンド”と呼ばれる英雄たちの活躍により、魔物“アビス”を大地ごと封じた世界。その後1000年ものあいだ平和が続いていたが、ある時、封じたはずのアビスの大陸が浮上を始める。世界に危機が訪れようとするなか、辺境の村に住んでいた主人公(プレイヤー)は、父の形見を使ってレジェンドのジャンヌ・ダルクを召喚。このできごとが、主人公の運命を大きく変えてゆく。

ジャンヌ・ダルクという名前からもわかるように、本作で登場するレジェンドは、歴史上の偉人や英雄、伝説に登場する神や天使などをモチーフにしている。ジャンヌ・ダルクだけでなく、アーサー王伝説のアーサーや、三国志の武人・呂布、聖書に登場するミカエルなど、バリエーションは豊富。彼らはレジェンドとして、かわいらしい美少女にデフォルメされているのも特徴だ。

ガラハッド(左)と沖田総司(右)

ストーリーは会話をベースに進んでいく。案内役となってくれる妖精・リトリーと、主人公が最初に召喚したレジェンドであるジャンヌ・ダルク。このふたりのやり取りがメインとなる。主人公の名前は自分で決められるが、主人公本人は作中でふつうに話すし、リトリーたちの会話にも反応する。プレイヤー=主人公という構図の場合、主人公側は無口であることが多いので、こういった形は珍しい。

c|静止画ではわかりにくいが、“Live2D”により、会話パートのキャラクターたちはヌルヌル動く。

ターン制の本格シミュレーションが楽しめるバトルパート

物語とともに発生するバトルは、ターン制のシミュレーションとなる。プレイヤーはレジェンドたちを選抜してチームを組み、戦闘の指揮を執る。王道系のファンタジーとしてやわらかい雰囲気の本作だが、バトルパートはかなり本格的だ。

レジェンドや敵に備わっているクラスには相性があり、“ソルジャー”は“ランサー”に強く、ランサーは“ライダー”に強く、ライダーはソルジャーに強い、といった具合にかなり種類がある。敵味方のクラスの相性によって攻撃力が増減するため、戦う相手を見極めるのが重要だ。

さらに、フィールドに存在する地形は、レジェンドたちにさまざまな影響をおよぼす。ライダーの移動距離が短くなる代わりに戦闘時の防御力を上げる“森”や、“エアリアル”系のレジェンドしか進入できない“空”、“崖”などがあり、これらを利用することも、勝つための重要なポイントとなる。有利な場所で戦えるよう敵に隣接する位置を調節したり、あるいは自身に有利な地形があるなら、そこを軸にしつつ相手を迎撃するなど、戦術はさまざまだ。

クラスの相性や地形の影響といった多くの要素を考えながら戦うので、レアリティの高さがそのまま、レジェンドたちの強さに直結していないのもおもしろい。SSRのレジェンドを揃えたところで、敵の集団にひとりで突っ込ませれば確実にやられてしまう。一方、戦う敵の移動範囲やクラスをよく見て、地形の情報を把握しておけば、逆にRやSRしかいなくとも十分に戦えるだろう。筆者がプレイした際、序盤のクエストで強化したレジェンドを突っ込ませたら複数の敵に集中攻撃され、あっという間に瀕死状態になってしまった。

c|バトル中のレジェンドたちはデフォルメされた姿になる。攻撃や移動のモーションなども作り込まれている。

自分で戦術を練るのがシミュレーションの醍醐味ではあるが、本作にはバトルをサクサク進める機能が多数実装されている。仲間が自動で動いてくれるオートを始め、“普通”、“早い”の2段階で決められるバトル速度、バトル自体の演出の有無など、事細かに設定可能だ。クラス同士の相性や地形による影響を、バトル中にいつでも確認できる点もありがたかった。

c|オート機能は便利だが、フィールドにある宝箱は回収されない点はやや不便。
フィールドに宝箱があるなら、入手するまでは手動で動かすのがオススメだ。

やりやすさと自由度を両立したキャラクター育成

バトルをこなしたり特定のアイテムを使ったりすると、レジェンドたちのレベルを上げられる。レベルが上がれば能力も上昇するため、育成はより難しいクエストに挑むために欠かせない。

“強化ボード”を利用すると、レジェンドたちの能力をより細かく強化できる。“サブクエスト”で手に入る専用のアイテムが必要になるものの、能力を上げるだけでなく新たなスキルを獲得することもできるので、積極的に活用したいところ。強化ボードは初級、中級、上級にわけられており、項目自体も非常に多い。本作のやり込み要素も兼ねているのだろう。制覇するには時間がかかりそうなので、腰を据えてじっくり進めるのをオススメしたい。

強化ボードに必要な素材が手に入るサブクエストは複数存在する。育てるレジェンドたちが多いほど周回する回数も増えるわけだが、一度クリアしたクエストであればバトルを丸々スキップできる。サブクエスト自体は日ごとの回数制限があるものの、それもスキップでまとめてクリア可能。クリアした分だけ経験値も手に入るため、プレイヤーのランクやレジェンドのレベル上げにも有用だ。

「れじぇくろ!」は、プレイヤーがとっつきやすい王道ファンタジーでありながら、戦術が物を言う本格的なシミュレーションという一面も持つ。ファンタジーな作品が好きな人はもちろん、じっくり考えながら戦うのが好きなゲーマーも楽しめる作品だ。興味があれば、ぜひ一度触れてみてほしい。

(C)2021 EXNOA LLC / テクロス

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