「VALORANT」に敵のアビリティを封じ込める新エージェント「KAY/O」が参戦!アビリティの特徴や気になるプレイ感を先行レポート

ライアットゲームズがサービスを行うPC向けタクティカルFPS「VALORANT」。6月23日に配信が予定されている「エピソード3 Act1」で実装される新エージェント「KAY/O(ケイ・オー)」の先行プレイレポートをお届けする。

6月23日に実装が予定されている「VALORANT」の「エピソード3 Act1」。ここでは、本作のリリース1周年を記念する「YR1イベント」や新たなバトルパスの追加など、様々なアップデートが実施される。その中でも大きな目玉となるのが新エージェント「KAY/O」の実装だ。

「KAY/O」は、実装にあわせて新たに追加されるデバフ「抑制」を使い、敵のアビリティを封じ込めることでアドバンテージを築いていく新機軸のイニシエーターとなっている。ここでは、新エージェント「KAY/O」のアビリティ性能を解説すると共に、プレイフィールをお届けしていこう。

抑制状態で味方に有利な戦場を作り出す戦闘兵器「KAY/O」

「KAY/O」は敵のアビリティを封じ込めるエージェントということで、トリッキーなキャラクターを想像するかもしれないが、実はかなり直観的なアビリティが多く扱いやすい印象だ。抑制状態中は純粋なAIM勝負になること、そして「KAY/O」のアビリティにはフラッシュバンなどの投げ物系が多いことから、FPS力が勝敗に繋がるキャラクターと言えるだろう。

とはいえ、必ずしも自分の力だけで勝負を仕掛ける必要は無く、イニシエーターらしい立ち回りこそが「KAY/O」の本分だ。味方と一緒に攻めを展開している際に上手く敵のアビリティを封じ込めることができれば、アビリティ分のアドバンテージを稼ぐことができる。味方と連携して有利な戦場を作り上げていこう。

「KAY/O」のアビリティ

ゼロ/ポイント(E)

サプレッションブレードを構え、「発射」で投げる。ブレードは直撃した場所に突き刺さり、少ししてから爆発する。爆発の範囲内にいた全プレイヤーは抑制状態になる。

「KAY/O」を象徴するアビリティが、この「ゼロ/ポイント」だ。「VALORANT」というゲームは、それぞれが持つ個性的なアビリティが大きな特徴だが、それを一定時間封じ込める「抑制」効果を付与できる。サプレッションブレードは、着弾してから少し間を開けて爆発すること、爆発内にいる全プレイヤーが効果の対象になってしまうことから、交戦中では無く、事前に敵が潜んでいそうな場所などに投げ込むような使い方が効果的だろう。

範囲は中々に広いので複数の相手にヒットした場合、これだけで戦況が一気に変わる可能性も秘めている。まさにイニシエーターに相応しいアビリティだ。

フラッシュ/ドライブ(Q)

フラッシュバングレネードを構え、「発射」で投げる。グレネードは少ししてから爆発し、視線を向けていたプレイヤー全員の視界を奪う。

こちらは、かなり標準的なフラッシュバン系のアビリティ。グレネードはカーブや跳弾性能などは無く、素直な軌道で飛ぶ。難しい使い方が無いので使いやすくはあるが、本作に登場する様々なフラッシュバンアビリティに対抗するためにはマップの知識などが必要となり、玄人向けのアビリティと言えそうだ。

なお、左クリックで投げると遠くまで飛ぶが爆発までに時間がかかり、右クリックで投げると飛距離は短いが爆発までの時間がやや短い。状況に応じて使い分けていこう。

フラグ/メント(C)

フラグメントグレネードを構え、「発射」で投げる。地面に付着したフラグメントは複数回の爆発を起こす。爆発のたび、その中心にいるプレイヤーはほぼ致命的なダメージを受ける。

敵に継続ダメージを与えるAOEを設置するアビリティ。フェニックスのホットハンドに近い性能をしており、敵の足止めとして使用できる。ただしフェニックスとは異なり、自身もダメージの対象となってしまうので基本的に近距離で使うのは避けた方がいいだろう。

ヌル/コマンド(X)

分極化されたレディアナイトエネルギーによる急激な負荷をかけることで「KAY/O」を強化し、その場から巨大なエネルギーパルスを発生させる。パルスに命中した敵は短時間、抑止状態になる。

12秒間の間、“オーバーロード”状態となり3秒間隔で自身を中心としたエネルギーパルスを発生させて敵を抑止状態にできる。複数回にわたって効果が発動するので非常に使いやすく、交戦状態になりそう、もしくはなったタイミングで使用することでほぼ間違いなく恩恵を受けることが可能だ。

さらにオーバーロード中はコンバットスティムを獲得し、連射速度やリロード速度、リコイル性能の上昇といったバフ効果が自身に付与される。自分は強化状態となりつつ敵はアビリティを使用できないので、比較的簡単に有利な場を作り上げることができるだろう。

また、オーバーロード中にキルされたとしても、一定時間特殊なダウン状態となり、味方に復活させてもらうことが可能だ。例えば、単純な一対一のトレードだったとしても、その後味方に起こしてもらうことで数の有利を作り出すことができる。

これらの効果によって、イニシエーターではあるもののアルティメットスキル中はかなり強引に介入できるのが「KAY/O」の圧倒的な強みと言えそうだ。

以上が新エージェント「KAY/O」の性能だ。使い勝手のいい投げ物系のアビリティと「VALORANT」初となる抑止効果、そして高性能のアルティメットスキルを持ち、非常に扱いやすいエージェントに仕上がっている。その分、攻撃性能に寄ったアビリティは所持していないので、プレイヤー自身のFPS力が重要になってくるだろう。

「VALORANT」を始めてプレイするという人でも直観的に操作できるキャラクターなので、実装された際はぜひ一度プレイしてもらいたい。「KAY/O」が追加される「エピソード3 Act1」は、6月23日に配信予定だ。

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