「黒い砂漠」クロスボウとグランドボウを切り替えながらスタイリッシュに立ち回る「アーチャー」の先行レポートをお届け!

ゲームオンがサービスを行うMMORPG「黒い砂漠」。12月12日のアップデートにて追加される新クラス「アーチャー」の先行プレイレポートをお届けする。

10月26日に前触れなく公開されたティザー映像にて、その存在が明らかとなった17番目の新クラス「アーチャー」。

本クラスは、左腕に仕込まれたショートボウから放たれる矢とクラス名の通り、遠距離に特化した性能になっている。

同じ弓を扱うクラスとして「レンジャー」が実装済みだが、覚醒武器を持った「アーチャー」は「レンジャー」よりも射程が長いなどの特徴がある。また、遠距離職ではあるが、近距離でも使えるスキル、そして敵と距離を置くスキルを多く持つため、様々レンジで活躍することができるだろう。

ちなみに「アーチャー」は、実装時から覚醒武器を使用することが可能だ。レベル1から覚醒武器を装備でき、一部の覚醒スキルも使用可能。残りの覚醒スキルは、正式に覚醒が追加されるアップデートで使用可能になる。最初から多くのスキルを使えるので既存プレイヤーにとってはやり込みがいのあるクラスとも言えそうだ。

メイン武器:クロスボウ 補助武器:マギアグローブ
覚醒武器:グランドボウ

それでは早速、「アーチャー」の主要スキルを紹介していこう。まずは通常武器についてから。左クリックで出せる通常技は、メイン武器のクロスボウから生成した矢を放つというもの。こちらは移動しながら出せるので引き撃ちの際などに使っていける。スキルの最終段には、ダウン効果もあるので移動しながら攻撃しているだけで、敵は「アーチャー」に近づくことが困難なはずだ。

ちなみに後方に下がりながら打つと覚醒武器にスイッチする。覚醒武器は技の出が遅いスキルが多くなるため、闇雲に下がるのではなく左右移動を駆使しながら状況に応じた移動が重要だ。

高速で移動しながら矢を放つため、移動しながら攻撃しているだけで強力。

[Shift]で行う回避スキル「滑走」は、発動効果として5秒間、移動速度が10%アップする。このスキルの特筆すべき点は、クールタイムが2秒と短いこと。バフが切れるタイミング毎に使っていけば常に移動バフを得ることができる。通常攻撃と組み合わせるだけで、強力な立ち回りになるだろう。

もし万が一敵に近づかれてしまった際に使いたいのが、「突風」と「メテオシャワー」。どちらも後方に大きく移動しながら攻撃できるので、戦闘を仕切り直したいときに便利だ。それぞれ「滑走」と「通常攻撃」から派生して発動できるので、咄嗟の際に使っていける点もGood。

敵に近づかれた際、まずは距離を置くことを考えるべきだろうが、「アーチャー」は近接スキルをいくつか所持しているので接近戦もできないこともない。特に[W]+「F」で出せる「ウィングキック」は、前方ガードとノックバックを持っているので、油断している敵へのアクセントとして使っていけそうだ。

「アーチャー」は遠距離職なので、遠くから攻撃を始めるシチュエーションは多くあるだろう。その際の初手に使用したいのが[Shift]+[Q]で発動する「大地の源」。ダメージに加え命中力とクリティカルに補正がかかるので、その後の戦闘を有利に進めることができる。

攻撃スキルとしては、[Shift]+[E]で発動する「グラウンドプレイクショット」が使いやすくオススメだ。前方扇形の広範囲を攻撃でき、EP回復効果もあるので気軽に使っていける。

続いては覚醒武器で使用できるスキルを紹介していこう。こちらの攻撃では、武器が“グランドボウ”という弓に変わり、攻撃発生まで少しの溜めが発生する。その代わりに攻撃力が上がっているので、敵に追われているときは通常武器で、安全な位置からは覚醒武器で戦うと安全に戦えそうだ。

また、覚醒武器のスキルにはダウンアタックが付いているものが多くある。最初の内は、通常攻撃で距離を取りながら敵をダウンさせ覚醒武器に切り替えダメージを稼ぐ、という使い方が分かりやすくてオススメ。

発生は少し遅くなるが、高速で移動しながらの射撃は健在!
右クリックで発動するスキルは視点がFPSに変更になるちょっと変わったもの。ダウンアタックやクリティカル確率100%などの効果があるので、敵をダウンさせた際などに使ってみよう。

攻撃スキルとしては、[S]+[E]で発動できるスキルは、より広範囲を攻撃するよう強化されている。与えるダメージも然ることながら、クールタイムも短くなっているのでより使いやすく。

[Shift]+[右クリック]で発動する「コールオブルトラゴン」は、その場で足を止め溜め攻撃を繰り出すというもの。最大まで溜めることでヒット数や攻撃距離が増加する。前方ガードが付いているので、多少であれば強引に仕掛けることも可能だろう。

さて、ここまでが「アーチャー」の通常、覚醒スキルの紹介だ。機動力を活かしながら敵をダウンさせ覚醒武器で大ダメージを狙うという、ヒット&アウェイが特徴のクラスである印象を受けたのではないかと思うが、実は「アーチャー」にはもう一つの側面がある。

その最たる例がスキル「スピリットブレス」の存在だ。このスキルを発動するとアーチャーは構え状態になり[A][S][D]キーで3つの属性効果を得ることができる。それぞれの効果は以下の通りだ。

[A]:範囲内の自身及び味方のHPを300回復(強化で回復量が200増加&MP/EP回復)
[S]:範囲内の敵を30%の確立で気絶(強化で気絶確立20%増加)
[D]:範囲内の敵の移動速度を30%減少(強化で攻撃/詠唱速度20%減少)

このスキルを使うことで味方のサポートはもちろん、デバッファーとしての役割も担えるのだ。特に猛威を振るいそうなのが、[S]で派生する気絶効果。攻撃は範囲攻撃なのでGvGなどの集団戦などでは、遠くからデバフを撒いているだけで、かなりいやらしい立ち回りが可能となるだろう。

付与した属性効果で光色が変わる。
手にしたブレスは[E]キーで放つことが可能だ。攻撃は広範囲にヒットする。

ちなみに、こちらは完全にネタ(だと思うの)だが、スキル一覧には載っていない隠しスキルのようなものが存在する。どんなスキルかというと、壁に向かってジャンプすると壁を蹴って一回転しながら着地するというもの。また装備している武器の状態によっても挙動が変化し、覚醒武器であればそのまま着地。通常武器であれば地面に向かって矢を放つ。

今回のテストプレイで同席してもらった運営チームに聞いてみても、使い所はかなり難しそうという意見だった。ただ、PvPを遊ぶプレイヤーなどは、きっと効果的な使い方を思いついてくれるのでは? とのことだったので、腕に自身のある人はぜひ研究してみて欲しい。

さて、本稿では12月12日に追加予定の「アーチャー」を、実装前に先行プレイし、その特徴を伝えてきた。本クラスは、対応可能レンジが広く、且つ移動しながら使用できるスキルが多いため、使いこなすにはかなりの慣れが必要そうだった。だが、自分の手足のように使いこなすことができれば、公開されたPVにも違わないスタイリッシュな戦闘で敵を完封するだけのポテンシャルを秘めているだろう。

それでは最後に、闇の精霊の怒りスキルの紹介をもって本レポート記事を締めさせてもらいたい。

グラウンドプレイクショット:精霊の力を集め、極限の速度で移動しながら戦場を焦土化させる。
スピリットブレット:精霊から助けを受け、光の矢を召喚して強力な一発を撃つ。
コールオブルトラゴン:精霊の力を限界まで集めて全てを荒らす矢を撃つ。
ルミナスエクスプロージョン:光の力を開放し、前方に複数の矢を放つ。

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