追加された2つの新ステージに挑戦!オンラインアクションRPG「C9」第25弾アップデート「水竜の安息地帯」を先行体験レポート

ゲームオンがサービスする9つの大陸を舞台としたMO型アクションRPG「C9」。ここでは、7月28日に予定されている、第25弾アップデート「水竜の安息地帯」の内容を先行して体験する機会を得たので、その模様をお届けする。

新たに実装される2つの新ステージを先行体験

なんといっても今回のアップデートの目玉は、新たに追加される2つの新ステージ「捻じれた迷路の森」と「崩れた水竜の神殿」。いよいよ第6大陸後半のステージが登場するということで、続きを待ちわびていたというプレイヤーも少なくないだろう。

ステージ中では新たなアクセサリー用の素材や、スキルブックが入手できるようになっているが、難易度はハード・エキスパート・マスターの3種類で、必要レベルもかなり高め。今回のアップデートでは、キャラクターレベルの上限が67から70へ、覚醒レベルの上限が300から400へと変更されるレベルキャップ開放も行われるため、十分にレベルを上げ、スキルの成長を吟味してから挑むことを推奨する。

さっそく筆者も、その追加予定となるステージを実際にプレイさせてもらうことに。まず「捻れた迷路の森」は、エリア毎に沸く敵を倒しながら進んでいけば、迷うことなく最奥部までたどり着けるシンプルなステージ。敵が出現するのはやや広めのエリアが多いのに対して狭い通路が多いため、無闇に突っ込まず、うまく通路側に引き寄せてから攻撃することができれば、ソロでも効率よくダメージを与えることができた。

そうして敵を倒しながら進んでいくと、ハードでのボスモンスターである「トゥガク族の大司祭」が出現。このモンスターの特徴は、接触するとダメージを受ける茨のトゲのようなトラップを、一定頻度で地面に配置してくること。戦いが長引くとそこら中にトラップが配置されてしまう上、敵は増援を呼び寄せたり、周囲のキャラクターを自身の方向へと引き付ける攻撃も行ってくるため、自由に動くこともままならなくなってくる。

スーパーアーマーが付与された状態ならトラップを乗り越えて近づくこともできるのだが、そこで足を止めてしまうと連続してトラップのダメージを受けることにもなるので、敵に近づいて攻撃する必要がある近接系のキャラクターはやや不向きのように感じられた。トラップの側に追い込まれないよう、位置取りには常に注意する必要がありそうだ。

一方の「崩れた水竜の神殿」は、やや特殊なギミックが登場するステージ。先へと進んでいきモンスターを倒していくと、4つのスイッチが出現。スイッチの中には1つだけ正解があり、間違ったものを作動させると再びモンスターが出現し、再度スイッチを選び直すまで先に進めなくなってしまう。

一度動作したスイッチはそのままなので、最悪4回挑戦すれば、確実に先に進むことはできる。(なお今回のプレイでは運が良すぎたのか、どこもほぼ一発で正解を引き当ててしまい、モンスターの姿が確認できないという困った事態も)

そのまま森の中を進んでいくと、ハードのボスである「魔女ホワイトウィーザ」が出現。「魔女ホワイトウィーザ」は、豊富な魔法を使いこなし、さまざまな遠距離攻撃を繰り出してくる。今回筆者が使用していたのはハンターの2次クラスであるバレットシューターだったため、自然と離れての撃ち合いとなったのだが、敵の遠距離攻撃はどれも弾速が遅めで、しっかりと攻撃を見極めて回避していけば、さほど苦労せず倒すことができた。

……と、ハードではここで終わりとなるのだが、このステージでの特徴的なギミックはエキスパート以降から確認できるとのことだったため、そのままエキスパートにも挑戦。エキスパート以降では、ステージ名にもなっている神殿の中へと入ることができるのだが、神殿の中の通路には、大量の物々しいトラップが。幸い一つ一つのトラップを回避するのはそれほど難しくなく、敵が出現することもなかったので、落ち着いてプレイすれば難なく突破できるはずだ。なお神殿に入る際には、思わず笑ってしまうようなトラップもあり筆者も見事に引っかかってしまったのだが、これは是非自分のプレイで体験して欲しい。

そうして神殿の中にいる敵を倒すと今度は、エキスパートのボスモンスターと戦うことになるのだが、ここで出現する「エリートアサシン タカ」はなかなかの強敵。広い攻撃範囲と手数の多い攻撃速度、素早い移動速度をあわせもち、こちらのスキルを発動前に的確に潰してくる。今回追加されたスキルブックで使用可能となる、スーパーアーマーの効果をもつスキルを中心にダメージを与えていくのがよさそうだ。

スキルブックの効果で使い勝手が大きく変化する一部のスキルを紹介

25弾アップデートで追加される要素の中でもう1つの目玉となるのが、既存のスキル性能を大幅に強化できる新スキルブックの存在。今回のプレイでは新たに強化を受けたスキルの一部を体験することができたので、その中のいくつかを紹介していこう。

まずファイターの2次クラスであるガーディアンが使用できる「ラッシュアッパー」。もっとも強力なパーフェクトレアのスキルブックであれば、スキル強化により攻撃範囲の増加、最大3回までの入力に応じた連続攻撃、発動時のスーパーアーマー、1打撃目に必ずガードを破壊するなど追加効果が非常に強力。スーパーアーマーのおかげで発動を妨害されにくく、ガードを破壊することもできる上にリキャスト時間も短いので、攻撃の起点として積極的に活用していける。同じくスキルブックにより力を増加させる効果が追加された「アーマーコンビネーション」との相性も良好だ。

次にハンターの2次クラス・バレットシューターの「バスターショット」は、攻撃のディレイが減少し射程が増加、着弾地点に最大12発までの追加攻撃が発生するようになる。動きが完全に止まってしまうためソロプレイだとやや使いどころが難しいが、味方が敵を引きつけている間や、敵がこちらに気づいていない状態から先制攻撃で大ダメージを与えるのに適している。

追加効果が非常に豊富だったのが、ウィッチブレイドの2次クラスであるブレイドダンサーの「スピニングハート」。突進しながら素早い突きを連続で繰り出す攻撃で、こちらも最大3回までの攻撃回数の増加とスーパーアーマーに加え、突進中の方向変換も可能になるなど使い勝手が劇的に変化する。ブレイドダンサーはやや攻撃の出が遅く、スキル発動を潰されやすいので、安定してダメージを与えられるスキルの存在は非常に重要だ。

運営スタッフのオススメで、筆者自身もかなり使いやすいと感じたのが、シャーマンの2次クラスであるタオイストが使用する「ライトニングボルト」。攻撃範囲が広がったことで広範囲の敵を巻き込めるようになる上、展開中はスーパーアーマーも発生するため攻撃を妨害されにくい。周囲に雷撃を発生させたあとは遠距離への攻撃も行うため、あらゆる距離の敵を攻撃できるのも魅力。とくに雑魚モンスターの殲滅に関して無類の性能を発揮してくれそうだ。

ここで紹介できたのはごく一部で、その他にも強化されるスキルは多数存在する。スキル1つでクラスの使い勝手は大きく変化するので、アップデートされたあとは自分の使用キャラクターのスキルを必ず確認しておこう。

なおスキルブックを入手するには、ステージの最後に一定確率で出現するシールドモンスターを倒す必要がある。今回は「崩れた水竜の神殿」のマスター難易度で出現する「次元のハイケの腹心 セイドラ」とも戦ったが、攻撃力が凄まじく高く、掴み攻撃でこちらのスーパーアーマーも破壊してダメージを与えてくる難敵。当然のことながらソロで戦うには厳しい相手だったので、事前の準備やパーティ編成を万全にした状態で臨みたいところ。

さらに今回のアップデートでは、デイリーワークと言われる、いわゆるデイリー報酬を獲得できるようになるミニクエストも実装される。(※7/27追記:デイリーワークについては実装が延期になりました。)

クエストはさまざまな条件の中から毎日ランダムで4つが選ばれることになるが、その条件は「取引所にアイテムを1回登録」「スペシャルダンジョンクリア」「サバイバルに1回挑戦」「古の闘技場に1回挑戦」「釣りに1回挑戦」「ニトロキューブ合成に1回挑戦」など、意識してプレイしていればまず達成できるものばかり。報酬としては強力な回復アイテムや、スキルブックのほか、今後実装される予定の新要素に関わるアイテムも入手できるそうなので、毎日忘れずにこなすようにしよう。

なおクエストの達成状況はアカウントごとに管理されるので、その日の間に使用キャラクターを変更したい場合なども安心してプレイできる。ただし、レベル20以上のキャラクターがいないとデイリーワークが表示されないため、ある程度ゲームを進めておく必要がある。

また、プレイヤー間で売買を行う取引所での新機能として、購入側の希望アイテムを予め設定しておき、取引の際に自分が何を欲しいのかを表示しておくことができるようにもなる。従来よりもスムーズな取引が行えるようになるため、プレイヤー間の交流がますます盛んになっていきそうだ。

なお今年の秋には新マップの実装を予定しているとのことだ。詳細は今後明かされるとのことなので、続報を楽しみに待ちたい。

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