【オンゲをめぐる】第1回は「ドラゴンネストR」の世界を体験してきました!

新旧・ジャンルを問わず、さまざまなオンラインゲームのプレイレビューを、毎月15日に紹介していく連載企画【オンゲをめぐる】。第1回目は、NHN ハンゲームがサービス中のオンラインアクションRPG「ドラゴンネストR」をピックアップ!

年始の空気も過ぎ去りつつある2016年1月、OnlineGamerの新たな連載企画としてスタートいたしましたのが、この【オンゲをめぐる】。企画の趣旨はいたってシンプルなもので、「私が」「オンラインゲームを」「毎月1本」「プレイして」「ちょっと感想をかく」だけ。分かりやすい!

なお、本企画で体験していくタイトルはさまざまなものを予定していますが、「サービスが長続きしてるみたいだし、今から始めるのもなんか…」「なんかプレイするのめんどくさそうだし、スマホゲーやっとこ…」な人も一度はご覧あれ。これからオンラインゲームのさまざまな魅力を紹介していければなと思っています。

第1回目「ドラゴンネストR」

記念すべき第1回目って、どのタイトルを選べばトゲがたたないの? そんな小心に苛まれつつ選定しましたのは「ドラゴンネストR(以下、ドラネス)」。

きっかけはいつだったか、知人が「ドラネス超ヤバい」みたいなことを言っていた気がする。たったのそれだけ。しかし、それゆえに、このような企画でプレイする気概を持てたというのが、人と人との縁を感じさせてくれます。深い。

本作は、2010年6月より正式サービスが開始されたノンターゲティング方式の3DアクションMORPGで、骨太なアクション性はもとより、継続的なアップデート、ゲーム外にも飛び出すユーザーイベントなどで賑わせており、NHN ハンゲームが誇る看板タイトルの一つとなっています。

昨年夏期にはタイトル名も新たに、「ドラゴンネストR(旧:ドラゴンネスト)」へとリニューアル。さらに、昨年12月には最新アップデートにより“純白で美しい魂を持つ新クラス「シルバーハンター」”が実装されたようで、こちらもまた巷を賑わしているようです。

というわけで、ハンゲームの会員登録をチャチャっと済ませまして、さっそくドラネスの世界へ。

まずはお決まりのキャラ作成。本作には近接職やサポート職などさまざまな職業があり、それぞれの役割(ロール)や、初心者~上級者向けといった使いやすさで差別化されているようです。まずはパッと分かりやすそうな近接職にしたいのだけれど……。

そんな中、NEWの文字が飾られた、昨年夏に実装されたというケモミミキュートな獣人「マキナ」に目が向きました。きっと誰しも目が向きます。もうこの子にしよう。巨大な機械の手「ナックルギア」によるパワフルな打撃と、獣人ならではの素早い動きが特徴のインファイターらしいです。かわいい。

キャラクターの基本動作はWASD+マウス。そのほかのアクションはキーボードにちょこちょこと割り当てられていますが、細かすぎるほどでないのが、操作量的にもかなり嬉しい。普段はパッドやアーケードコントローラーが中心の私なので、WASDに2時間くらい指を置いていると、変な拳法の構えみたく指が固まっちゃうのです。

戦闘中はマウスの左ボタンをクリックで攻撃、もしくは押しっぱなしにしていると自動戦闘。攻撃中は色々なモーションでグリングリンと動き回ってくれるおかげで、いわゆるクリックゲーのような閉塞感が全然ない。それでいて、マキナは初期スキルだけでも色々なコンボへのアプローチができるようで、クリエイティブに動けるのが楽しいところ。

私が開始数分で感じたドラネスの第一印象はズバリ、「アクションRPGなのに、ビックリするほどシンプル操作が追求されている」でした。

それは簡単すぎて痩せ細ったシステムという意味ではなく、手軽な操作でありながらプレイヤーへのフィードバックが素晴らしいということ。左クリック押しっぱなし+マウスの視点変更だけでも周囲の敵が蹴散らせるので(移動も適宜必要)、ノンターゲティングの自由度を高めつつ、ストレスを感じさせない仕上がりに思えます。

もちろん、エンドコンテンツまで行くくらいになると、“忙しない操作がもたらす充実感”が得られるようなゲームに変貌するんでしょうけど。シールド(HPゲージとは別のゲージを削らないと、攻撃を当ててものけ反らない仕様)がエグくなるのだけはなんとなく想像つきます。

ゲームの基本的な流れは、さまざまなキャラクターからクエストを請け負って、その目的を達成していくというもの。プレイヤーが集う街はMMO方式、バトルを繰り広げていくエリアがMO方式(バトルエリアがインスタンスダンジョン)に分かれているようです。

とりあえず、物語の流れに沿って最初のエリアに突入してみると、なんか凶悪とも不細工とも形容しづらい愛嬌を持ったモンスター「ハウンド」の姿がお目見え。ペットから労働力から計測の単位まで、マスコット的な存在らしい。咬まれたら脚一本はもってかれそう。

ん? なんか画面上に公式からの告知が流れてきた。どうやら経験値2倍&ドロップ率3倍が適用される「冒険者おうえんタイム」が始まったんだとか。幸先がいいので便乗しましょ。

右側で飛んでるのがハウンド。

しかし、戦闘のテンポと操作感がとってもよい。敵が強くなるとダラダラ動かしているだけでは全然ダメそうですけど、最初の内はバッタバッタとなぎ倒せる。雑魚敵相手に一騎当千しつつ、そのままエリア最奥まで行ってみると、明らかにワンパンで即死してしまいそうなボスが出ましたが、どうやらストーリーがらみの強敵だったのかすぐに退散。

その後に出てきた張りぼてのボスをサクッと倒してエリアをクリアすると、リザルトに突入。一気にレベル1からレベル3まで上がりました。初心者帯で遊びやすいように調整されているのでしょうか? 散在されているお宝とクリア報酬をゲットし、街に帰還しましょ。

超つよそー。高レベルになったら戦えるのでしょうか?

街に戻ると、ペットが解放されました。敵のハウンドよりもつぶらな目をしたブサカワチックなハウンドでした。ステータス付与に役立ってくれるらしい。さてと、あとは入手したさきほど装備に着替えまして…。

ゲーム序盤はエリアに突入→エリアをクリア→報酬で装備更新、この流れがしっかりと成り立っていて、普通に進めているだけでも結構な充実感が得られます。

そのまま2~3つ目とクエストをこなしていきましたが、レベルがポンポン上がっていくので、本当にサクサク。スキルツリーのアクションも次々と解放できてしまう。

中でもお気に入りだったのは、ローリング中にジャンプボタンで出せる「フライバイ」というスキル。高速移動でぶっ飛んでの体当たりが攻撃・移動ともに有用でした。

ところ構わずフライバイでぶっ飛ぼう。

そしてついに!!……でもないですけど、一番最初のエリアでこちらを脅かしてきたあの強敵が再来しました。しかし、そのボスエリア突入前にインベントリ内にあったギフトBOXを開けてみたら、あらやだ、時間制限つきの体験用アバターアイテムがギッシリと出てくる出てくる。

それ一式をしこたま装備してみたら、ワンパンKO。ボスが。タイミングが良いやら悪いやらですけど、全ては立ち塞がったお前が悪いのだ。

マジで、ワンパンになっちゃった。強し。
これがアバターアイテムを一式装備した状態。めっちゃキラキラ。

「ドラゴンネストR」の感想

正しい捉え方ではないでしょうが、ドラネスって“スマートフォン向けアクションRPGが目指している理想形”なのでは? まあ、私はスマートフォンゲームの方も全然やらないので、捕捉しないとただのはた迷惑なコメントなんですが。

つまるところ、何が言いたいのかというと、普段はオンゲもスマホゲーもあまりやらない私にとってドラネスは、まさしく「お手軽操作で楽しめるアクションRPGの一つの完成形」に感じられたということです。アクション操作や人気の発端が気になるユーザーは、“キャラクター操作をはじめて開始数分の印象”のためだけにプレイしてみてもいいと断言します。

記念すべき初回だからか、企画のかじ取りを練っていなかったからか、いきなりすっごい絶賛の回し者みたくなってしまいましたが……うん、今回はこれでいいと納得できるくらい「ドラゴンネストR」は面白いゲームだと思います。実際にやってみないと分からないもんだね。

というわけで! 今後はジャンルや記事の切り口も含めて、さまざま方向でオンラインゲームの魅力をお届けできればと考えております。毎月15日掲載を予定しておりますので、頭の片隅で覚えていましたら、この連載企画【オンゲをめぐる】に目を通していただけると幸いです。おしまい!

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