SEKIHEKI、大規模戦闘「赤壁の戦い」ついに実装!11月29日「三国志-SEKIHEKI-」にタイトルリニューアル&大型アップデート実施、インタビューも掲載

シーアンドシーメディアは、「SEKIHEKI」において、2010年11月29日に大幅なリニューアルと大型アップデートを実施する。

昨年2009年6月より正式サービスをスタートし、「国戦」「新武器」「新戦場」「軍団基地」などを実装してきた「SEKIHEKI」が、2010年11月29日に生まれ変わる!内容としては、タイトル名を「三国志-SEKIHEKI-」とし、「タイトルロゴ」「キービジュアル」を完全リニューアルする。

今回の記事では、本格派三国志MMORPGの頂点を目指すべく、開発元と連日協議を重ね、ユーザーが望むコンテンツなどを実装できるように調整された、本作の完全リニューアル&大型アップデート内容と運営担当のインタビューを紹介しよう。

キービジュアルに茂本ヒデキチ氏を起用

新キービジュアルは、墨絵イラストレーターとして名高い茂本ヒデキチ氏によるオリジナル書き下ろしイラストとなり、公開しているキャラクターは赤壁の戦いで主役格の「諸葛亮孔明」「曹操孟徳」「周瑜公瑾」「小喬」となる。

墨絵イラストレーター:茂本ヒデキチ氏

デザイナーを経てフリーイラストレーターに。

日本の画材「墨」によるドローイングを得意としそのスピード感あるタッチでミュージシャン、黒人、アスリート等、既存の墨絵では描かれなかったモチーフを取り入れたその独特な墨作品は日本国内はもとよりNYでも話題を呼び、海外からのオファーも多い。

また同時に、個展やイベント会場でその場で墨絵を仕上げるライブペイントを展開。短時間で数枚同時に描くスタイルを確立。

さらにミュージシャンやパフォーマーとのコラボレーションを試み、よりクオリティの高いライブペイントを目指している。店舗や寺院等の壁画も依頼され各地に墨絵を残している。昨年は墨絵の本場中国北京でのライブペイントも実現、アジア各国にも進出予定だ。

国戦をも超える大規模戦闘「赤壁の戦い」

三国志の歴史の中でも最も有名な戦いでもある「赤壁の戦い」がついに実装される。船上での戦いや大砲と思われる兵器、各国の有名武将を中心に編成された兵士達、歴史さながらの大戦が繰り広げられるのか?勝者には一体何が与えられるのか!?

三国に新たな風を巻き起こす新種族「蛮族」

三国志で新種族と言われてもイメージがあまり沸かないユーザーも多いかも知れないが、歴史の中で何度か登場するなじみのある種族「蛮族」が実装となる。

また、新種族の実装と共に、今までプレイしていたユーザーは「中原」という種族に分類され、種族によって体格の違いや成長の違いが表れ、新たな楽しみが追加される。

18種武器、遂に完結「新武器」

18種武器がついに完結、新たに追加される2種類の武器は、「釵(サイ)」と「槌(ツチ)」となる。

新武器「釵(サイ)」

一つ目の武器「釵」は、実装予定となっていた「矛(ホコ)」に変わって実装される新たな武器となる。片手に持った、手裏剣のような小型の投剣と、十手のように複数に分かれた鋭い先端で突く、刺すを得意とする武器だ。

使用できるスキルは、攻撃速度を生かした素早い連続攻撃と、様々な属性が付加された投剣による遠距離攻撃が特徴となっている。

新武器「槌(ツチ)」

二つ目の武器「槌」は、両手に持ったハンマーで敵を殴打するのに長けた武器となる。使用できるスキルは、重量を生かした攻撃力のあるスキルが特徴となり、さらに状態異常により相手の攻撃を制限するスキルが豊富となっている。

運営担当インタビュー

新たな展開を見せる「SEKIHEKI」、そのリニューアルとアップデートについての思いを、シーアンドシーメディアオンライン事業本部 運用チーム「大城 卓」氏にお聞きすることができたので紹介しよう。

Q:どのような想いで今回の大型アップデートを実施しましたか?

本作は、「SEKIHEKI」というタイトルでありながら、ゲーム内に「赤壁の戦い」が実装されていませんでした。開発側と協議した結果、三国が同時に戦いをするコンテンツが欲しいということで実現しました。マップは今までの「国戦」の約2倍の広さになっています。
「赤壁の戦い」というのは史実では、大きな川を挟んで展開する戦いなのでプレイヤーは船上戦も楽しむことができ、船を操縦したり、大砲を撃って敵を攻撃したり、仲間を運搬したりとユーザー間での戦略を楽しめるようになっています。

Q:何人で戦うことができますか?

基本、制限はないように考えているんですが、まだ開発側と調整しているところです。実際の人数はまだ未定となっています。もちろん大人数でできるように考えています。

また、ゲーム内では三国のうちどれかに士官することができるので、それぞれの国で戦略を立てるのが楽しくなると思います。どの国にも属していないプレイヤーの参加に関しては調整中となります。完成度はほぼ100%ですが、現在も微調整を行っている最中です。

Q:どのくらいの期間でアップデートの調整をしますか?

開発側では今回のアップデートに関しては3、4ヵ月以上は費やしています。やはり不具合をなるべく修正して、検証を重ねて最善の形でアップデートをスタートしたいですね。もちろんユーザー様の意見を取りこんでより良いもの実装したいと思い、時間がかかってしまいますね。

Q:墨絵イラストレーター「茂本ヒデキチ」氏を起用した理由は?

「SEKIHEKI」は、三国志の世界を忠実にゲームとして再現しています。モチーフはもちろんゲーム内のストーリーとして三国志を楽しむことができます。例えば劉備が農民を守りながら進軍するなど、シチュエーションを忠実に基づきしっかり再現しています。

そこでより三国志らしさをビジュアルでも表現したいと思い、さまざまなイラストレーターさんを探していたんですが、曹操・孔明・周瑜というキーマンをかっこよく、世界観を崩さずに表現してくれたのが茂本ヒデキチ氏の墨絵でした。茂本氏の墨絵はやはり迫力があり、インパクトの強いビジュアルとなりました。ちなみにこのビジュアルは日本独自の仕様となります。実は現在動画の作成も視野に入れています。

Q:実装されるコンテンツについて

「赤壁の戦い」なんですが、かなりリアルに作られており、船の操縦はもちろん、船からの転落や、沈没なども再現しています。また問題となっているPvPにおいてのレベル差についても調整をしており、入場できる制限をかけて低レベル帯と高レベル帯が混同しないで楽しめるようにする予定になっています。レベルの平均化などの補正は現在、開発側と協議・検討中です。実はこの調整についてはユーザーからの意見が元になっているんですよ。

また武器のエフェクトについてもかなりの変更がなされており、見た目でものすごい変化が感じられると思いますので楽しみにしてください。

Q:リニューアル&アップデートで苦労した点はどこですか?

本当に山ほどあるんですが(笑)。やはり開発・運営両方のスケジューリングについてが一番苦労しました。より完成度の高い状態でリリースしたいと思っていたので、どうしてもこの時期になってしまいました。開発側ではコンテンツの増加に伴って苦労したみたいです。特にインターフェース回りも全て新しくしていますのでかなり大変でした。

Q:新規プレイヤーに向けた施策などはありますか?

実は本作について懸念していた問題として、既存プレイヤーと新規プレイヤーとの大きな差があるんです。どうしても差が大きくなりすぎると離脱してしまうプレイヤーの方も多いのが現状でした。しかし本作はレベルがある程度上がってからやり込み要素がかなり楽しめるように調整されているので、低レベルプレイヤーのレベルアップスピードを実装します。

今回のシステムではユーザー様が「目で見てはっきり」経験値などが獲得できたとダイレクトに感じることができるように設計されています。いままでよりモチベーション維持に役立つと思います。このシステムは既存のプレイヤーも遊ぶことができるのでどんどん活用してください。

Q:今後のスケジュールを教えてください。

11月29日にアップデートにおいて、「猛将システム」を実装します。これは高レベルプレイヤーのためのレベルキャップ解放のような意味合いを持ち、通常の経験値とは独立して「猛将システム」の経験値を貯めることができ、スキルのLVも開放されます。

また、その「猛将システム」に伴って新しいマップ「洛陽」も追加されます。「洛陽」は史実では董卓が逃げる際に火をつけて焼いた都で、その崩壊した街と復興しようとしている住民の様子を見ることができます。この「洛陽」では、街中にモンスターが侵入してくる「城塞戦」のようなシステムイベントも考えています。フィールドとして「草原」も実装します。もちろんマップ追加に伴いクエストも同時に配信しますので楽しんでください。

来年以降に関しては、新種族「蛮族」が11月29日に実装されますが、その他の種族も考えています。まだまだ企画の段階なので詳しいことは言えませんが…。また、武器についても種族依存の武器など個性の強い武器も考えています。現在本作の武器は色によって違いがわかるんですが、今後もっとエフェクトなども変えていきたいですね。

Q:キャンペーンやタイアップなど公開できることがあれば教えてください。

タイアップに関しては水面下で動いてはいるんですが、まずはリニューアルと大型アップデートをしっかりと提供した後にいろいろと企画したいと思っています。また、実装後にユーザーに向けてのアンケートを実施し、さらに修正などを繰り返してより良いゲームにしていきたいですね。キャンペーンとしては、ゲーム内で盛り上がるようなキャンペーンを企画しています。

Q:すべてのプレイヤーに向けて

弊社のゲームタイトルすべてに通じることなんですが、運営側の自己満足のゲームにはしたくない、と常に思っており、オンラインゲームはユーザーと一緒に作り上げていくゲームだと思っています。ユーザーの意見・要望はかなり頻繁に開発側にフィードバックしており、ユーザーからの意見が圧倒的にアイディアが良いものが多く、運営でも気付かない点も数多く要望として寄せられているので大変助かっています。もちろん要望を100%希望通りに実装することは難しいのですが、なるべく近いものを実現したいと思っています。

またプラスな意見だけでなく、マイナスな意見も弊社にとってはとても貴重な情報となっており、できるだけ運営でも意見・要望を取り入れてゲーム内に実装したいと思いますので、ぜひドシドシご意見をお寄せ下さい!

ありがとうございました。

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