ガマニアは、本日9月16日、東京ゲームショウ2010に出展し、プレスカンファレンスを開催、日本一ソフトウェアとの「ファントム・ブレイブ オンライン」共同制作を発表した。
カンファレンスでは、Gamania Digital Entertainment CEO Albert Liu氏が登壇し、グローバル展開を目指しているガマニアの今後について、プレゼンテーションを行った。
日本一ソフトウェアとオンラインゲーム「ファントム・ブレイブ オンライン」共同制作を発表
株式会社ガマニアデジタルエンターテインメント 代表取締役社長 浅井 清氏と株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長 新川宗平氏が登壇し、オンラインゲーム「ファントム・ブレイブ オンライン」の共同制作を発表した。
新川氏は、「ガマニア社の豊富なオンラインゲームのノウハウをもとに、ファントム・ブレイブ は新たな展開を迎えます。ガマニア社と日本一ソフトウェア、互いの持ち味を最大限活かし、このタッグでしかできないことを実現したいと考えています。」と語った。
浅井氏は、「日本のコンテンツをガマニアを通じてグローバルコンテンツ展開していきたいと考えてきました。新川氏と3,4年前からお付き合いさせていただいており、何か一緒にやりたいと話していました。
日本一ソフトウェア社のゲームに対するこだわりと、ガマニアグループが持つオンラインゲームのノウハウを組み合わせることにより、おもしろいコンテンツが実現できると確信しています。2011年中のサービスを目指してプロジェクトを進めています。その後、順次海外展開を進めたいと考えています。」と語った。
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株式会社ガマニアデジタルエンターテインメント 代表取締役社長 浅井 清氏 | 株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長 新川宗平氏 |
ジョン・ウー監督の映画「剣雨」を再現したオンラインゲーム「Reign of Assassins」紹介
中国武侠サスペンス映画「剣雨」を忠実に再現しているゲーム「Reign of Assassins」の紹介では映画監督ジョン・ウー氏、女優ペース・ウーさん、Reign of Assassins ゲームプロデューサー バロン・ロー氏が登場。
ジョン・ウー氏は、映画「Reign of Assassins」について、「武術者同士の争いを描いた映画です。中国の明の時代に起こった物語を背景にしています。
物語のもっともすばらしい部分は、人と関係があり、それぞれの間の恩・恨み・情・仇が深く表現されています。単なる武侠時代劇ではなく、音声や映像も迫力のあるものになっています。予想のつかない展開のストーリーとなっていますので、ご期待ください。」と語った。
クロスメディア・クロスプラットフォームとなるオンラインゲーム合作は、監督にとってどのような経験になりましたか?
ジョン・ウー氏「非常に面白く新鮮な経験でした。もともと映画とゲームが結びつくとは思っていませんでした。将来、機会があれば、また、クロスメディアの合作として、多くの可能性を発見したい。ゲームの中から違う角度からのインスピレーションがあり、映画に活かしていきたいと思います。ガマニア社が映画とゲームを融合したことをすばらしいことだと思います。」
ゲーム内のストーリー・世界観・背景は映画に基づいているとのことですが、キャラクターも映画の設定と同じなのでしょうか?
バロン・ロー氏「最初のシーンも映画と同じになっており、服装・顔の形・武器・キャラクターも映画に基づいて設定されています。」
ガマニアの「Reign of Assassins」開発チームにとって、印象深かったことはなんですか?
バロン・ロー氏「ゲームの開発スピードと映画の撮影スピードが異なりましたが、撮影されていない部分も映画の素材を参考に開発しました。ゲームを長編の小説に例えると、映画は濃縮された短編だと思います。ゲームで映画を見たときと同じ感覚を得られると思います。」
ガマニアデジタルエンターテインメント ブースの様子
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