2004年~2010年と初めてのオンラインゲームで6年もお世話になった最高に思い出深いゲーム。大雑把な流れを記録しておきたい。
オープンβ期間中の2004年7月からプレイ。当時のネットでは、チャットやミニゲームが知られてようやくオンラインのやりとり人数が増えてきた段階だったが、オンラインRPGは数少なく斬新だった。
オープンβ開始の2004年5月から半年後、10月から月1000円の課金制になることになり、衝撃が走った。
当時はネットにお金を使うことは一般的でなく、ネット上だけのデータにお金を使うなんてバカらしい・・と言われ、10月に引退しよう、というのが過半数。課金もコンビニや郵便振込みで、コンビニに今のような端末もないので申し込んでからプリンターで振込用紙を印刷するものだった。
コンビニに持っていくと、店員が対応を知らず、不思議な顔をされることもしばしば(ゲームのイラストとか書いてあるのがさらにはずかしい・・)。
オープンβ最終日の9月30日には、盛大にさようなら会が開かれ、キャラで画面いっぱい埋め尽くされる程の盛り上がりに。
自分としては、連日満員でログインできないことも多いため、人数が減ることに期待した。
そしていざ10月。
当時10人程のギルドに入っていたが、皆引退すると言っていたのに、誰一人引退しなかった。ほかも同じく、8-9割といえる程課金し、ほとんど人数は減らなかった。
オンラインRPGが少なく競争が無かったため、結局行くところはなく童話を続けることにした模様。定額制になっても、大盛況だった。むしろ低年齢者がいなくなったため、よりいい環境になる。
しかし他のオンラインゲームも出てきたため、人数は少しずつ減少。2007年に現在の主流である無料+アイテム課金に変更。
アイテム課金=強さ になるとつまらなくなる、と心配したが、補助アイテムが多かったので余り心配なかった。最後まで努力(操作時間)=強さ の傾向にあったのは嬉しかった所だ。
作業に重点を置いたゲームで、最高ランクの作成アイテムはLV200だったが、6年たってもLV200のアイテムを作れたのは100人いるかどうか程度の、中々極められない内容だった。
2010年6月にサービス終了し、3D化されたレインボーアーチ童話王国に変わった。
童話王国は6年続いたが、レインボーアーチは1日でやめてしまった。
今ではアイテム課金の福袋で強い装備を得る、というのが多く、ゲットすると終わってしまうので長く楽しめないのが残念。
童話王国は本当にいいゲームだった。競争が少ない時代だからこそできたゲームだったから、今後このようなゲームは出ないだろうなあ。
評価
総合評価 | 4.17 |
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システム | 5.00 |
グラフィック | 5.00 |
サウンド | 5.00 |
イベント | 3.00 |
料金 | 4.00 |
運営管理 | 3.00 |
投稿者情報
投稿者 | oryzae(8) |
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プレイ期間 | 25ヶ月以上 |
状態 | 引退 |
投稿日 | 2010年10月23日 |
更新日 | 2011年4月22日 |
童話王国サービス終了
本レビューは2010年10月23日に投稿、2011年4月22日に更新され、現状と異なる場合があります。また、ユーザーの投稿をそのまま表示しているため誤った情報が掲載されている場合があります。ご自身の責任においてご利用下さい。