千年戦争アイギス頭を使う本格タワーディフェンス

【良い点】
・低レアリティのユニットでも頭を使えばクリアできる絶妙なバランス
・本編ストーリーとそれに連動したイベント
・作中時系列を意識したストーリーイベント開催
・一日数回数十分のお手軽プレイ時間
・力の入ったドット絵

【悪い点】
・育成にそれなりの時間が掛かる事
・一部壊れユニットによるごり押し
・ゲームが異様に重い（PC負荷）

【紹介】
復活した魔物によって滅ぼされた王子となって仲間を集めながら国を復興していくタワーディフェンスゲームです。

古き良きフラッシュゲームを彷彿とさせるゲーム性と考えられたバランスのステージが魅力なゲームで、試行錯誤次第で低レアリティ縛りでもステージクリアが可能なバランスで作られているため自分の好きなユニットを使ったやり込みプレイがゲームの主体となってきます。

他のゲームにありがちな協力要素は一切無く、完全に自分のペースで進める事が可能です。

【ガチャ】
課金要素はガチャとスタミナ回復の為の石購入が中心で、他は書籍やフィギュア等のグッズ購入や○○セット等についてくるおまけユニット購入がメインです。

ガチャ確率は最高レアであるブラックが3％、プラチナが10％となっており33回召喚でブラックが出なかった場合ブラック確定、10回でプラチナが出なかった場合プラチナ確定の天井付きです。

限定ユニットもそれなりに長期間の間入手可能な状態ですのでガチャゲーとしてはかなり良心的な部類かと思われます。

【バランス】
ユニットバランスは比較的良好な部類で、壊れキャラや不遇キャラもそこまで多くは無いです。

また、運営がキャラクター全体を見渡して定期的にバランス調整を加えていますので大きい格差は生まれにくい環境と言えます。

また、現在順次実装中の第二覚醒もイベント限定配布キャラから現在入手不能なキャラまで実装されています。

【イベント】
主なイベントは4種類あります。
1つは進むにつれ難易度が上がっていくステージを攻略していく緊急クエスト
2つ目は大量の敵をどちらかが全滅するまで倒し続ける大討伐
3つ目は手持ちの最高レアを終結させて強敵を倒す魔神討伐（エンドコンテンツ）
最後は手持ちユニットを3チームに分けて挑む大総力戦

緊急クエストでは毎回イベント専用の配布ユニットが用意されていて、イベントに参加する事で入手が可能です。

配布ユニットは戦力的にガチャユニットには劣りますが現在のエンドコンテンツである魔神討伐イベントで一線を張る事ができるユニットも多いです。

緊急クエストの入れ替わり周期は基本的に2週間で、1週目に前半、2週目に後半が開放されます。

緊急クエスト以外のイベントは基本的に不定期開催で、開催期間は長めに取られています。

過去のイベントの復刻は常時複数開催していますのでやる事が尽きる事はほぼありません。

【キャラストーリー】
通常版基本2種+R18版基本2種　＆　交流クエスト（未実装キャラ多数）通常+R18各一種づつ　となっています。

通常版もR18版もイベント1つにつき一枚絵一枚+ストーリー（声無）ですのであまり期待はしない方が良いでしょう。

通常版とR18版では回想で再生されるイベントが違うため各イベントを鑑賞するのに通常版とR18版を行き来する必要があります。

【サウンド】
一応専用BGMがあります。
ミュートでも問題ありません。

【総評】
バランスの取れたやり込みゲーでガチャも他ゲームと比べ良心的です。
半面声優が一切起用されていないため声が無く、キャライベントでも一枚絵が1つ表示されるだけの簡素な物なのでその辺を求めている方には非常に物足りない出来かと思います。

半面、2週間に一度入れ替わる緊急クエストで毎回新キャラを出してくる程キャラクター追加が早いため色々なキャラクターで遊びたいといった方にはお勧めです。

やり込みプレイや縛りプレイがやりたいゲーマーの方にお勧め。