ベクターは、「ガディウス」において、本日4月22日、錬金術士の生産スキル「錬金術」追加などのアップデート「アルケミストレポート 高等錬金術」を公開する。
錬金術士の生産スキル「錬金術」において、新たなアイテムを生成できる様になります。また、既存の錬金術の生成や、新たな生成に使用する事ができる便利な生産材料を新たに追加致します。
:日時:2009年4月22日(水)定期メンテナンス終了後
新規に追加されるアイテムについて
材料アイテム
既存の錬金術の材料としても使用する事ができ、なおかつ多数の材料が必要となる新たな生成にも使用する事が出来る、錬金術の材料を5個1組にしたアイテムです。
- 朝鮮人参5個
- 魚のうろこ5個
- こうもりの羽5個
- 硫黄5個
- 青かび5個
- 酵母5個
- 油5個
- 水酸化カリウム5個
- サビた鉄くず5個
- 塩酸5個
薬アイテム
既存の錬金術スキルの生成品である薬品と同じ効果を持ち、1個につき5回使用する事ができるアイテムです。
- 石化治療薬瓶
- ソードボトル
- アーマーボトル
- シールドボトル
- SPカプセル
- 復活の薬箱
- 力の薬
- 炎の宝珠
- 氷の宝珠
アップデートストーリー「アルケミストレポート 高等錬金術」
錬金術士は基本に立ち戻り、薬の生成に励んでいました。
薬を作っては材料を買い、薬を作っては材料を買い・・・
錬金術士ギルドと雑貨屋を往復する日々を繰り返しつつも、基礎を見つめ直し、錬金術の本質を見極めようとしていました。
毎日のように薬を作り続ける錬金術士に、ある日、雑貨屋の主人が声をかけました。
「毎日色々と買ってくれてるが、バラバラじゃ持ちにくいし、カバンに入る量にも無駄が多いんじゃないか?アンタが気に入るかどうか分からないが、まとめてかさ張らない様にした物を用意してみたんだが・・・」
錬金術士は、ギルドと雑貨屋の往復が楽になると思い、あまり深く考えずに材料を購入し、ギルドへと足を向けました。
しかし、大量の材料をまとめただけの物では、無駄になる部分も多く、なかなか満足のいく生成を行うことが出来ません。
持ち運びには便利ではあるが、あまり役には立たないと、この材料を使う事をあきらめかけた時、一つの考えが浮かびました。
「大量の材料をがあると言うのに、今までと同じ様に薬を作っていては無駄が多いのは当然の事ではないか。
大量の材料を生かす為にも、濃度や分量を調整し、新たな薬品を生成するのが正しい使い道ではないだろうか・・・?」
錬金術士の考察と研究の成果は、一つの結末を迎えました。
机の上には、今までに見たことの無い薬品の容器が並んでいます。
残念ながら多数並んだ容器の中には、新たな効果の薬品は一つもありません。
しかし、濃度調整によって作られた薬は、数回に分けて利用する事ができるという新たな特徴を持っていました。
この新たな技術による薬は、錬金術師の間で広く普及し、いくつかの薬品を安定して生成出来る様になりました。
今回、錬金術士が基礎から見出した物は、錬金術士の望む本質の部分へは踏み込めなかったようです。
しかし、新たな成果を生み出す日はそう遠くない・・・。
そう思わせるには十分な結果を導き出せたのかも知れません。
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