“どこか面倒だけど面白い”そんな楽しみを再発見してほしい―「タワー オブ アイオン」クラシックサービス直前インタビュー

“どこか面倒だけど面白い”そんな楽しみを再発見してほしい―「タワー オブ アイオン」クラシックサービス直前インタビュー

2021年07月09日 12:00

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エヌシージャパンがサービスを提供するMMORPG「タワー オブ アイオン」。7月14日より開始される「クラシックサービス」について、本作のプロデューサーを務める坂本康弘氏にメールインタビューを実施した。

坂本康弘氏
坂本康弘氏

10年以上の長い歴史を持つ「タワー オブ アイオン」。本作のサービス開始初期を再現した「クラシックサービス」が、7月14日よりいよいよ開始する。

サービス初期の雰囲気を再現するため、8つのクラス、思い出のインスタンスダンジョン、ボスモンスターなどが当時のままの姿で登場するのが特徴で、これまでのプレイヤーにとっては懐かしく、これからのプレイヤーにとっては新鮮な冒険を一から楽しむことが可能だ。

ここでは、オープン間近となった本サービスについて、「タワー オブ アイオン」のプロデューサーを務める坂本康弘氏へ行ったメールインタビューの模様をお届けする。

※記事内で使用しているスクリーンショットは特別な環境とキャラクターで撮影したものです。実際のサービス時とは異なります。

原点にして至高の存在。それが「クラシック サービス」

――7月14日よりオープンする「クラシックサービス」について概要を教えてください。

坂本氏:2009年の「タワー オブ アイオン」サービス初期のゲーム環境を、忠実に再現した復刻サーバーです。最も人気が高く、ゲームバランスも最も評価が高かった時期の環境を再現することを目指したサービスとなります。

――本サービスを開始することになった経緯を教えてください。

坂本氏:「タワー オブ アイオン」はアップデートを重ねるごとに大きな変化を生み出してきました。アトレイアの世界に大きな影響を与える「龍帝」とよばれる絶対的な存在により、以前の大陸が消えて新しい大陸が出現したり、さまざまなコンテンツやシステムも時代によって大きな変化を重ねてきました。ただ、その歴史の流れの中で特に高い評価を受けてきたのがサービス初期のコンテンツやシステム、ゲームバランスであり、その当時の環境を望む声が非常に大きかったことが、今回のクラシックサービス誕生に繋がりました。

――本サービスの見どころを教えてください。

坂本氏:「タワー オブ アイオン」といえば、偶発的な対人戦の発生地域として、アビスや敵対地域への潜入戦などが見どころになると思います。アビスでは三次元空間が広がっており、宇宙空間のように上下左右に自由に飛行移動して様々な場所に移動したり、敵対種族との空間戦闘も楽しむことができます。

一方、敵対地域への潜入では「時空の亀裂」といった特殊なゲートから侵入することができます。アビスでの遭遇戦同様、こちらもいつどこで敵対種族に出会うかわからず、常に緊張感を持ったゲームプレイが楽しめます。敵対地域への潜入で出会った自種族プレイヤーとの邂逅は、運命的な出会いを感じると共に、この上ない結束力も感じさせてくれます。敵味方との偶然的な出会いと、そこで生まれるドラマは「タワー オブ アイオン」ならではの楽しさだと感じます。己の正義や宿命、味方との結束や連帯感などオンラインRPGで王道とも思える要素が存分に体感できる。それが「クラシックサービス」です。

――「クラシックサービス」ならではの要素はありますか?

坂本氏:「シエルの機運」「ディーヴァ パス」という要素があります。「シエルの機運」はこの後、詳細に説明しますのでここでは割愛します。ディーヴァ パスは、毎日のプレイする動機や目的を明確化し、プレイを飽きさせないことと、キャラクターの育成支援が目的になっています。

――「クラシックサービス」はVer1.2当時を再現したサービスになるとのことですが、細かなチューニングも行われています。クラスや種族の人気などに変動はありそうですか?

坂本氏:1.2バージョン初期では一部クラスが強い、弱いなどの議論があり、それら改善点をもとに「リムーブ ショック」や「両手武器合成」システムが早期導入されています。その観点から言えば、クラス間の強さはかなり拮抗したものになっていると感じます。種族については、以前よりもダークな雰囲気を持つキャラクターの人気は高まっていると考えられますので、天族だけに集中といった状況にならないと個人的には思っています。クラスも種族も多様性の時代にあわせ、バランスと調和がとれることを願っています。

――基本料金を無料とした上で、「シエルの機運」という利用権を販売することに至った経緯を教えてください。

坂本氏:「シエルの機運」は従来型の定額サービスではない、新たな利用権としての意図で導入されています。従来の定額サービスモデルでは、利用料金を支払うことでゲームがプレイできるようになりますが、それではクラシックサービスを体験したい方への間口を狭めてしまう要因になると考えられました。その観点から、毎日1時間だけでもゲーム体験ができるよう「シエルの機運」が全プレイヤーに適用され、それ以上に濃密に遊ぶ場合は、利用権を購入いただきプレイを続けてもらいたいという思いがあります。

――「ディーヴァ パス」にはどのような報酬が含まれますか? 目玉アイテムなどがあれば教えてください。

坂本氏:ゲームバランスを壊さない程度の支援アイテムが主体となっています。各種消耗品やタイトルカード、乗り物など多彩なアイテムが編成されています。ただし一部アイテム獲得にはゲーム専用ポイント「キューナ」を介したプレミアム報酬解除が必要となりますので、ご利用の際はご注意ください。

――「クラシックサービス」は、どのような人にプレイしてもらいたいですか?

坂本氏:まず第一に12年前、寝る間を惜しんで「タワー オブ アイオン」に熱狂したかつてのプレイヤーの方々に体験いただきたいです。当時の思い出が蘇るとともに、今のゲームでは味わえない楽しさと面白さを再認識いただけると思います。

それ以外では、現在主流となっている他MMORPGサービスでどこか物足りなさを感じているプレイヤーの方々ですね。昨今のゲームが、簡易さ、便利さを追求することで支持を得てきたものが多い中、王道ともいえる骨太のゲームシステムや多様なプレイコンテンツが含まれており、遊び方や楽しみ方が非常に奥深いです。

採集や製作を行い、製作物を販売して金策しつつ、敵対種族との偶発戦や要塞戦で戦果をあげる。日常は生産活動し、有事には戦闘に駆け付ける「傭兵」のような楽しみ方ですかね。準備段階での細々としたことが面倒くさいと感じる方には向かないと思いますが、我々が育ってきた往年のロールプレイングゲームでは日常の生産活動も含んだ楽しみ方があると思います。「どこか面倒だけど面白い、楽しい」そんな楽しみ方を再発見してもらえると嬉しいです。

――今後アップデートはどの程度の頻度で実施していきますか? また既存の「ライブサービス」と同じ流れでアップデートを実施していくのでしょうか? 独自の進化を遂げていく可能性はありますか?

坂本氏:今後のアップデート計画は本社開発が主導するものであり、明確な回答は差し控えます。国内運営としての立場では、ひとつひとつのバージョンアップデートに新たな楽しみや面白さが詰まっているので、キャラクター成長やエンドコンテンツ到達状況にあわせて、堅実にアップデートしていきたいと考えています。独自の進化を遂げるかといった部分も、国内運営の立場ではわかりかねますのでご了承ください。

――サービス開始後に実施されるイベントやキャンペーン等があれば教えてください。

坂本氏:サービス開始直後は、ゲームバランスに大きな影響を与えるようなイベントやキャンペーン実施は考えておりません。ただ、頑張った人には大きな名誉と報償を提供したいと考えていますので、そちらを主軸としたイベント開催を予定しています。詳細は、サービス開始後に順次公開しますので、楽しみにお待ちください。

――「クラシックサービス」の今後の展望をお聞かせください。

坂本氏:皆様が常に高い満足が得られるような環境をできるだけ維持していきたいと考えています。人の数だけドラマが生まれ、他では得られない楽しさや面白さが体感できると思います。その観点から、常にたくさんのプレイヤーさんがわいわいできる環境をつくっていきたいと考えていますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

坂本氏:アビスがあり、採集があり製作もある。クラスは8種のみ。原点にして至高の存在。それが「クラシック サービス」だと考えています。12年前のコンテンツでありながら、秀逸なシステムと世界感、ゲームバランスは最先端の他ゲームサービスに全く引けを取りません。当時を懐かしんで体験いただきつつ、時代を超えても「やっぱり面白いものは面白い」、そんな印象を持ってもらえたら嬉しいです。皆様の期待を裏切らないサービスを目指しますので、ご支援よろしくお願いします。

――ありがとうございました。

(C) NCSOFT Corporation. Licensed to NC Japan K.K. All Rights Reserved.

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