「黒い砂漠」高い火力と広い攻撃範囲が魅力の新規クラス「セージ」の先行プレイレポートをお届け!

Pearl Abyssがサービスを行うMMORPG「黒い砂漠」。3月24日の大型アップデートで実装される新規クラス「セージ」の先行プレイレポートをお届けする。

今回新たに追加される新規クラス「セージ」は、「黒い砂漠」22番目のプレイアブルキャラクター。久しぶりのキャスタータイプのクラスだが、そのプレイスタイルはウィザードやウィッチと少々異なり、時間と空間を捻じ曲げて強力な物理攻撃を発生させるというもの。そのため、遠距離よりは中距離で立ち回ることが多くなるだろう。

使用するメイン武器は自らが造り上げた特殊な物質「カイヴ」。普段はアクセサリーのように首にかけているが、抜刀することでキャラクターの周囲を浮遊するようになる。補助武器は魔力を制御する「タリスマン」だ。

ここでは、そんなセージの特徴を、スキル紹介を交えて解説していこう。なお、本稿で扱う情報はテストサーバーのものとなっているため、実装時とは異なる場合がある点には注意してほしい。

ワイルドな髭がチャームポイント!キャラクタークリエイトを紹介

キャラクターの見た目はこのような感じ。お髭が似合うナイスミドルといった感じだ。ヘアスタイルは左上の画像がセージ用の新規パーツだ。

試着できる衣装は以下のような感じだ。古代ローマ時代を思わせるゆったりとした衣装が多い。

髭のバリエーションを変えるだけでかなりイメージが変わる。キャラクリのポイントになりそうだ。

高い火力と広い攻撃範囲が魅力!セージのプレイスタイルを紹介

続いては、セージのスキルや立ち回りを紹介していこう。まず、全体的な傾向としてキャスタータイプのクラスらしく、遠くの敵を攻撃するスキルが多く、攻撃範囲が広いものが多い。しかし、一般的なキャスタークラスと異なるのは、魔法の力そのもので攻撃するというよりかは、魔法で増幅した自身の肉体で攻撃するような攻撃が多いという点。そのため、中距離での戦闘を得意とする。

スーパーヒーローのような攻撃が多く、アベンジャーズに混じっていても違和感がない……かもしれない。

ただし、ほとんどの攻撃に若干の詠唱時間が発生するので、スキルの発動は遅いものが多い。また、スーパーアーマー付きの攻撃も少ないので、ゴリ押しが利きづらい印象だ。

スーパーアーマー付きの「形象駛走」。ブリンクスキルなので敵の群れに飛び込む際に使用すると良さそう。

そんなセージのスキルの中でも比較的使いやすいのが、Shift+左クリックで発動できる「空間閉鎖」だ。攻撃の発生が比較的早く、自身の周囲→前方範囲という2段式の攻撃スキルになっているので雑に発動しても多くの敵を巻き込んで攻撃できる。MP回復効果もあるのでクールタイム毎にどんどん使っていきたい。

また一部スキルには前方ガード効果が付いているものもある。正面から敵と殴り合うときは、これらの攻撃を織り交ぜながら戦うと余計な被弾を抑えることができるだろう。総じてキャラクターの位置取りが重要になりそうだ。

Shift+Eキーで発動できる「亀裂の束縛」は前方ガードに加えて、引き寄せやHP回復効果があり使いやすい。

このような性能ゆえか、セージの回避スキルはかなり性能が良い。時空の狭間に入り込み、姿を消して移動するという流れになっているのだが、移動中は完全無敵、空間の出入り中はスーパーアーマー状態となっている。さらに空間移動中は衝突判定も無いので、敵に囲まれても安全に離脱できるのも強みだ。唯一の欠点は持久力を300消費するため連続して使用ができないこと。使用するタイミングをしっかりと見極めていきたい。

回避の移動距離はかなり長い。

回避のクールタイムが長いため、必然的にガードもしっかりと使う必要がある。セージはガードの性能も良く、防御成功時にMP回復と攻撃力増加+20が付与される。地味だがセージを使いこなす上で重要なポイントになるので覚えておこう。

ガードはエフェクトもカッコイイ。

スキルの中で最も特徴的なのは、全スキルの再使用待機時間を初期化する「再設定」だ。このスキル自体の再使用待機時間は10分と長いので一回の戦闘で使えるのはほぼ一度きりだが、それでもその瞬間DPSには目を見張るものがある。

ただ、セージのスキルの再使用待機時間は極端に長いものが多いわけではないので、適当に使ってしまうと恩恵が少ない。リセット対象のコンボルートを自分の中で決めておくとスムーズに使いこなすことができそうだ。

スキル再使用待機時間の多くは10~14秒に設定されているので、
一瞬で手数を出すには慣れが必要そうだ。
「アトマギア」はセージのスキルの中で最も火力が高く、再使用待機時間も長め。
最初はこのスキルとセットで使用していくと効果を実感しやすいだろう。

「アトマギア IV」…クールタイム45秒
「アトマギア III」…クールタイム50秒
「アトマギア II」…クールタイム55秒
「アトマギア I」…クールタイム60秒

以上が、今回の先行プレイで分かったセージのクラス性能だ。スキル発動に溜めが発生するというリスクと引き換えに絶大な火力を出せるのが強みで、特に範囲火力に秀でているので狩り性能は非常に高い。一方でキャッチが無かったりとタイマン性能は控えめな印象だが、「再設定」の使い方次第ではワンチャンありそうなのも面白いところだ。

細かいテクニックが必要なので、手放しで初心者にオススメ! というクラスでは無いが、使いこなすことができれば非常に爽快感溢れるアクションが楽しめる。3月24日の大型アップデートで実装された際は、ぜひ挑戦してはいかがだろうか。

クリティカル確率付きのスキルが多いので、クリティカルダメージを上げると良さそう。
古代人という設定だからか、髪型や格好のせいなのか、やたらとテルマエ(温泉)が映える……。
SS勢はぜひドベンクルンで記念撮影をしてみては?

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