新クラス「エトワール」のインプレッションも掲載!「PSO2」新クラス「エトワール」先行体験会&「PSO2 STATION!」公開生放送レポート

2019年10月5日、セガゲームスは、「ファンタシースターオンライン2」(以下、「PSO2」)で、今冬に実装予定の新クラス「エトワール」の先行体験会および「PSO2 STATION!」の公開生放送を、セガサミーグループ本社にて開催した。ここでは、主に生放送で発表された内容を中心にレポートしていく。

「エヴァンゲリオン」コラボの開催時期も明らかに

ステージには、諏訪彩花さん、なすなかにしさん(那須晃行さん、中西茂樹さん)、会一太郎さんというお馴染みのメンバーが登壇。今回の放送は、長きに渡りレギュラーを努めてきた諏訪さん・会一太郎さんが最後のレギュラー出演の日だったこともあり、冒頭部では会一太郎さんが3年ぶりとなる「なぞかけ」を披露。「エトワールとかけまして、レアアイテム・ドロップと解く。その心は、どちらも欲しい」と、本日発表される新クラス「エトワール」に関連させた見事な答えで、会場の喝采を集めていた。

左から、那須晃行さん、中西茂樹さん、諏訪彩花さん、会一太郎さん

続いて行われたのは、ユーザーから選ばれた方のクエストがゲーム内で実施される、恒例となる「緊急クエスト&ブーストアンケート」。今回対象となっていたのは「トリックオアトリート2019!」、「悲劇を願う破滅の巨影」で、8割を越える圧倒的な支持率によって「トリックオアトリート2019!」が選ばれる結果となった。

アップデート以外の「PSO2」に関連した情報を紹介する「PSO2 サテライトInformation」のコーナーでは、現在実施中のキャンペーン情報の他に、「POS2es アネット抱き枕カバー ver2」、ゲーム内のファッションアイテムをまとめたカタログ第5弾「ファッションカタログ2018-2019」の発売が決定。ファッションカタログにはゲーム内で使用できるアイテムコードが付属する。

また2019年10月27日には、セガサミーグループ本社にて「POS2 TRADING CARDGAME」における「PSO2 TCG交流会」の第3回が実施。会場内では、新しいデザインのプレイマットやTCG缶バッジの販売も行われる。

「エヴァンゲリオン×PSO2」のコラボイベントの開始時期が、2019年11月20日に決定。イベントの詳細については明かされなかったものの、ゲーム内で行われるイベントの1シーンという、ポジトロンライフルを構えたエヴァ初号機のシーンも公開されていた。

2019年10月7日より放送がスタートするTVアニメ「PSO2 エピソード・オラクル」のオープニング映像も公開され、オープニング・エンディング主題歌を収録したCDが2019年11月6日に発売されることも決定。CDには、ミュージックディスクやジュークボックスといったゲーム内で利用できるアイテムコードも付属する。

「ファンタシースターオンライン2 es」最新情報

スマートフォン向けアプリ「ファンタシースターオンライン2 es」のアップデート情報では、まず★12では「ネメシスデュアル[ハロウィン]」と「アルマ[ハロウィン]、★11では「ゴレムブラフス」、「イダテン」、「メルフォンシーナ[TCG]」が新チップとして登場。

さらにニャロメロン氏によるWEB漫画「ファンタシースターオンラインes ぎゅ。」とのコラボチップとして「rtfぎゅhkl[ぎゅ。]」「ジェネ[ぎゅ。]」、「アフタル[ぎゅ。]」、「アネット[ぎゅ。]」、「メテオフィスト[ぎゅ。]」、「モア[ぎゅ。]」、「ブルーノ[ぎゅ。]」、「セラフィ[ぎゅ。]」、「ホルシード[ぎゅ。]」、「ジェネとぎゅ~さん[ぎゅ。]」の10枚のチップが配信中。期間中は、レジャーで登場するキャラクターも「ぎゅ。」仕様に変更されている。

ウェポノイドについては、「アキシオン」、「フロティアオービット」「ヴィトルオービット」、「ネメシスデュアル[ハロウィン]」の4人のウェポノイドの外伝が、10月2日以降順次追加されていく。

イベント情報では現在開催中のタワークエストイベントに加えて、10月23~11月13日にかけてチップ「メルフォンシーナ[TGC]」を獲得できるスペシャルクエスト「アークス集中訓練6」の開催が決定。報酬には、「PSO2」で配信された★13武器も追加される。

10月17~22日にかけて実施される緊急クエスト「殲爆の機動要塞」では、★14武器「アレティアレプシオン(飛翔剣)」、10月31日~11月5日にかけて実施される緊急イベント「狂厳極めし両極龍」では、★14武器「アレティアサルース(導貝)」を、それぞれ撃破報酬として入手できる。

「イドラファンタシースターサーガ」最新情報

「イドラファンタシースターサーガ」のコーナーでは、プロデューサー・田中俊太郎氏、ディレクター・陳智政氏が登壇し、アップデート内容の発表を行った。

まず10月25日より、「PSO2」本編でもおなじみの「マトイ」(CV:佐藤聡美さん)が、新クラス「ガーディアン」として参戦決定。味方全体の強化や回復効果を付与するスキルやエレメンタルブラストを所持している。なおロウ時はヒーロー、カオス時はファントムのクラスをイメージした衣装となっているという。

加えて、シャナン(CV:村井美里さん)とカリン[ハロウィン](CV:河瀬茉希さん)も実装。シャナンが相手の弱点攻撃時に睡眠効果を付与、カリンが相手のミスを長いターン数の間誘発する新たな状態異常「恐怖」を付与できるのが特徴のキャラクターとなっている。

また「エピソード・オラクル」のTV放送を記念し、メインビジュアルや作中のカットを使用したソウルシンボルも登場。「EPISODE ORACLE」と「記憶を失いし少女 マトイ」は全プレイヤーに、「寡黙な新米アークス アッシュ」はログインボーナスという形で、TV放送がスタートする10月7日に配布される。

また2019年11月27日に迎える1周年に向けて、2019年10月21日より「1周年アニバーサリー前夜祭」の開催が決定。その中の目玉として、2019年10月22日~11月1日の期間、「最大100連!1日1回10連無料ガチャ」が実施される。またこれはあくまで「前夜祭」であり、11月中旬から始まる1周年記念イベントでは、さらに豪華な企画が用意されることが仄めかされていた。

さらに2019年11月上旬からは「PSO2」側で「イドラファンタシースターサーガ」とのコラボイベントの開催も決定。こちらの内容については、下記の「PSO2」の項目で詳細を記載する。

「PSO2」中規模アップデート2019「逆襲の刻」最新情報

番組の後半からは、EPISODE6ディレクター・吉岡哲生氏も加わり、「PSO2」の最新情報の発表が行われた。

まず、現在実施中の「キャラクター作成&レベルアップキャンペーン」に加え、TVアニメ放送にあわせて10月8日から、最大10枚のACスクラッチ券が当たる「ACスクラッチ券ゲットキャンペーン」、放送日翌日に獲得経験値とレアドロップの倍率にブーストがかかる「新TVアニメ放送記念ブーストイベント」、アニメにまつわるクイズにゲーム内で回答するとアイテムを獲得できる「新TVアニメ放送記念『PSO2 エピソード・オラクル』クイズ」の3つのキャンペーンが実施される。アニメの放送に合わせ、これらのキャンペーン以外にもライブイベントなどを引き続き実施していくとのこと。

その後には、10月中旬頃に実施予定の中規模アップデート2019「逆襲の刻」PART2の内容が公開された。

新スクラッチ「サイレンスエリミネーター」実装

新スクラッチ「サイレンスエリミネーター」では、景品にダークファントムをイメージしたレイヤリングウェアを筆頭に、秋服レイヤリングウェア、新ロビーアクション「サイコロ投げ」「全弾発射」といったラインナップが用意される。中でもキャットリュックはアクセサリではなくアウター扱いとなっているため、様々な組み合わせが可能になっているとのこと。

アルティメットクエスト「艦内潜入:大型戦艦」配信

艦内に潜入して破壊工作を行う4人用クエストで、新閃機種「エルスクード」「ヒュードアズール」「ベールドフォードルス」といった敵が出現。フィールド内に設置された「レーザーセンサー」に触れてしまうと、警戒レベルが上昇し、敵が強化されるといったギミックも存在するという。クエストをプレイすることで、期間限定ミッション「ULT艦隊戦イベントミッション」を達成することもできる。

報酬としては、★13ユニット「ノヴェルシリーズ」、武器迷彩「*オブリアンストーベン」、★15武器「ダインへスペラー」、「ダインアフェクトゥス」、「ハードクロスバレット」、「クラルテドルチェ」といった装備を入手できる。

邪竜クエストに難易度UHを追加

クエスト「壊滅に舞う紅き邪竜」「崩城に蘇る黒衣の邪竜」には、それぞれ難易度UHが追加され、ラコニウムソードの攻撃力や出現本数が強化される。ドロップアイテムは★14タクト「アトラタハト」で、★15タクト「アトラタハト・イクス」にアップグレードが可能。なおこのクエストでは、ドロップするS級特殊能力も優秀なものが多いとのことだ。

リバイバルSGスクラッチ「ダークフライトメモリー」実装

「ダークフライトメモリー」では、EPISODE1~4までのSGスクラッチ景品を再配信。新規では「ミコトクラスタ」のレイヤリング対応版にマトイの新しい髪型、コオリとオークのお風呂髪型、ロビアクでは3種の「マトイポーズ」といった景品が追加される。

以下は、2019年11月上旬頃より配信予定の「逆襲の刻」PART3のアップデート内容となる。

「イドラファンタシースターサーガ」一周年コラボイベント実施

ロビーに登場するVtuber「ポポナ」から受注できるクライアントオーダーを達成することで、「白羊騎士団ステッカー」、武器迷彩「*ハトスケ」を入手可能。入手したイドラポイントを「イドラ ニュートラル/カオス/ロウステッカー」、「イドラ ロウ/ニュートラル/カオス背景ボックス」、ロビアク「イドラチャンネル」といったコラボアイテムと交換することもできる。

新スクラッチ「イドラファーストアニバーサリー」では、主人公「ユリィ」とヒロインの「ステラ」、さらに「ローザリンデ」「ジャスパー」「ウィンディス」「ポポナ」のコスチュームが景品として実装。「進化デバイス/パイ」、各キャラの装備武器を再現できる武器迷彩、イラスト風の瞳やまつ毛にメイクパターン、ロビアクでは2種の「イドラキャラポーズ」も用意される。

ランチャーに「解式PA」登場&ストック上限拡張用オーダーも

ランチャーに待望の解式PAが登場し、新PAとなる「プロミネンスアサイル」は、ストックを1消費して空中から連続砲撃を行ったあと、広範囲の爆風を発生させるという攻撃。ロックオン中ならかなり高い命中精度を誇り、扱いやすいPAになっているという。それにあわせて、解式PAのストック上限を拡張するオーダーも追加される。

難易度UHをさらに追加

「連破演習:闇の痕跡」にも難易度UHが追加される。新たに超進化エネミー「オドゥナ・ゾルダッタ」が登場し、他もすべてのエネミーが変更。アブダクションについては発生しないとのこと。

加えて難易度UH「超界探索:ハルコタン」の配信も決定。「超界探索:白ノ領域」と「超界探索:黒ノ領域」の2種のクエストが用意され、超進化エネミーとして「ビリガ・ジグニンデ」、「ブロル・ブレンガム」が登場。ドロップでは武器迷彩「*シコウレイジュウ」、★15武器「コンバットカノン」、「シホウスザク」「シホウビャッコ」といった武器を入手できる。

ガンナー、フォース、ファイターのバランス調整

同時期に実施される、既存クラスのバランス調整の内容も発表された。まずガンナーでは、スキル「アナザーSロールアーツモード」の射撃威力倍率が、現在の160%→120%に、武器「オルゲイランコア」の潜在能力「閃影の弾撃」の追尾弾の威力が800→600に、それぞれ下方修正。

それに伴い、通常攻撃の威力を上方修正。加えて、空中で使用した際に移動性能が追加され、位置を細かく調整できることで、部位攻撃を狙う際の調整をしやすくなるような性能を想定しているという。

また打撃属性をもつPAは射撃威力上昇スキルが適応されるように仕様が変更に。一部威力が低くなるもののあるものの、「ゼロレンジアドバンス」が適応されることで、全体としては威力が高くなる方向性で修正されているという。

それ以外にも、「エリアルシューティング」、「バレットスコール(零式含む)」、「デッドアプローチ」、「メシアタイム」、「エルダーリベリオン」、「リバースタップ」、「ヒールスタッブ」、「グリムバラージュ」が上方修正される。

フォースでは、タリスの通常攻撃のPP回復量を上昇に、空中でのテクニック発動後に、着地までの間移動性能を追加。(「零式サ・フォイエ」、「ナ・バータ(零式含む)」「ナ・ゾンデ」「イル・ゾンデ」は除く)

さらに複合属性テクニックのリキャストが120→90秒に軽減、「サ・フォイエ(零式)」と「ナ・フォイエ」を除く炎属性のテクニックの威力の向上、「ナ・フォイエ」の消費PP軽減、「バータ」「ギ・ゾンテ」の威力が、共に1.25倍に上方修正される。

ファイターでは、ダブルセイバーの武器アクション時に「テックアーツ」が維持されるよう、コンボを継続するよう仕様を変更。また「ケイオスライザー」以外の武器アクション使用時のギア消費量が、1ストックへと軽減される。

「トルネードダンス(零式含む)」、「シザーエッジ」、「ランブリングムーン」、「イリュージョンレイヴ」、「サプライズダンク」、「アクロエフェクト」、「ハリケーンセンダー」にも、スーパーアーマーの追加や攻撃範囲の拡大といった上方修正が加えられる。

一方、ツインダガーにも「テックアーツ」維持のための変更が適応される他、武器アクションのJA受付タイミングが、ステップ中にも発生するようになり、通常攻撃とステップアタックによるPP回復量が増えるなど、よりスピーディな戦いが可能に。スキルでは「シンフォニックドライブ」の消費PP量の低下、「ブラッディサラバンド」「ファセットフォリア」「フォールノクターン」の威力が上方修正される。

ナックルは、武器アタックのJA受付時間延長と、通常攻撃及びステップアタックの威力が上昇。さらに「ダッキングブロウ」、「フリッカージャブ」、「スライドアッパー(零式含む)」、「フラッシュサウザンド」、「ハートレスインパクト」、「ペンデュラムロール」、「シェイクハウリング」、「サプライズナックル」らにも上方修正が加えられ、一部にはガードポイントやスーパーアーマーも追加されている。

新クラス「エトワール」の使い心地は……?

生放送では、新クラス「エトワール」について、吉岡氏による実機プレイも交えながら解説が行われた。当日の会場では、筆者も「エトワール」を使用感を体験することもできたので、そのインプレッションを交えながら紹介を行っていく。

エトワールは、「ヒーロー」「ファントム」に続く第3の後継クラスであり、強固な守りと高いパーティ支援力を誇るのが特徴。使用可能な武器は、「ダブルセイバー」「デュアルブレード」「ウォンド」の3種類で、それぞれに別の武器アクションとギアが設定されている。

代表的なスキルには、アクティブスキルでは自分も含むパーティ全員のHPとPPを全回復し、一定時間PP最大値を上昇させる「オーバードライブ」、パーティ全員のアクティブスキルのりキャストを軽減する「リキャストセイブ」、ガード成功時にパーティ全員のPPを微量回復させる「ジャストガードPPエール」など、パーティ全員を支援する手段が豊富。

また他のクラスにない個性として、そのほかにもアイテム以外の回復効果が全て「1」になってしまう代わりに、被ダメージを70%軽減する「ダメージバランサー」を持つ。こちらはサブクラスでも習得可能なので、ファイターの「リミットブレイク」使用時のダメージを軽減するといった、組み合わせての運用も可能になっている。

ダブルセイバー

空中戦に秀でており、ガードとカウンターの種類が豊富。敵の攻撃に対するリアクションでダメージを与えていけるのが特徴。武器アクションであるディフレクトは、任意の方向に移動しながら敵の攻撃をガードでき、さらに再度入力を行うことで、カウンター判定を発生させながら攻撃を行える。武器アクションは高度維持にも使用できるので、空中戦もこなしやすい。

PAは、移動と攻撃がワンセットになったタイプが多いため、一つ一つのモーションが少し長めになっているのだが、移動入力を行わずにPAを発動すると、PA前半のモーションを省略できる「スキップアーツ」と呼ばれる特殊なスキルも存在する。

後半のモーションからはジャストガードが発生するものが多いため、敵との距離がある場合は移動入力しつつ、敵に近づいたらスキップでPAを発動……といったように、使い分けを行うのが楽しい。特殊な仕様が多いため、使いこなすのが難しそうにも見えるのだが、スキップアーツを利用してジャストガード付きの攻撃を連発するのがシンプルに強く、敵の攻撃を回避するのが苦手な筆者でも積極的に攻撃に参加できた。また、乱戦で敵の攻撃タイミングを図りにくくなる12人クエスト時などでも力を発揮するはず。

ステップを2回入力すると地面を滑るように移動することもでき、遠距離で使用するPAの中には、特定のタイミングで通常攻撃を入力すると、一瞬で敵に距離を詰めながら攻撃を行う「クイックテイク」と呼ばれるスキルも存在するなど、やりこみ甲斐も十分。

ギアゲージには、攻撃を受けた瞬間にダメージを軽減するか、攻撃時に追加攻撃を発動するかの2通りの使い道があり、溜まったギアゲージを攻撃と防御のどちらに割り振るかという部分にも、プレイヤーの個性が出て来そうだ。

デュアルブレード

攻撃中もガードを展開できる「エッジ」が特徴。エッジはシールドのように周囲に展開されたり、複数呼び寄せて投擲したり、一つの巨大な剣に合体したりと、様々なアクションに使用される。

中でも特徴的なのが、ジャストガードを行う武器アクションである「パリィ」。移動や攻撃、アイテム使用中にも発動することができるのが最大の強みで、攻撃や回復の隙をフォローしながら、敵の攻撃を気にせず積極的な攻撃が可能。ステップ中に武器アクションを行った場合は、パリィを行いながらエッジを投擲する、攻防一体の攻撃である「ステップエッジ」も繰り出せる。

PA発動時にはエッジもPCと一緒に攻撃を行ってくれるが、攻撃判定がPCから独立しており、途中で発動をキャンセルしても独自に攻撃を行ってくれるものもある。エッジをいくつも展開させたあと、自ら接近して近接攻撃を仕掛けるのと同時にエッジに攻撃してもらうといった、スタイリッシュな戦い方も可能。ステップエッジ中にさらに武器アクションを行うことでギアゲージを消費し、「コネクト」「フルコネクト」という必殺技も発動可能だ。

どのPAもド派手でカッコよく、とにかく使っていて気持ちよくなれるのがデュアルブレードの特徴。遠距離でも効果を発揮するPAが多く、距離・状況を問わずに戦える。アイテムや攻撃のモーション中でも発動できるパリィの存在もあり、とにかく操作が忙しいとも感じたが、溜まったギアゲージを開放し、敵の隙をついて大技を叩き込むという流れはシンプルでわかりやすい。

ヴォンド

攻撃・ガードなどのアクション中も移動が可能で、細かな位置調整を得意とする。武器アクションの「プロテクト」は、全方位の攻撃に対してジャストガードを行うことができ、ギアゲージを消費することでガードの展開時間を延長することも可能。ギアゲージを消費してプロテクトを展開している間は自動でチャージが行われ、ギアゲージの消費量に応じて必殺技を繰り出すこともできる。

通常攻撃時に方向を入力することで、任意の方向への移動を行えるため、常に動き回りながら攻撃を行える。またPAは発動までのタイミングに「フォーカス」が行えるようになっており、通常時は範囲、フォーカス時は威力と、PAごとに2種類の効果を持ち、状況に応じた選択が重要になる。特定の範囲に一定時間攻撃発生を発生させ続けるものや、レーザーを照射しながら自由に移動できるものなど、PAの効果の幅も非常に広い。PAの中には、攻撃を行いながら延々と高度を高められるものもあり、3次元的な動きが可能になっている。

今回筆者がプレイした3つの武器の中でも、もっともインパクトがあったのがこのヴォンドで、通常攻撃からPAまでのすべての動作がスピーディで足回りが抜群に良く、これまでのヴォンドに対するイメージを完全に一変させられた。トリッキーな動きに加えて攻撃の選択肢も多い分、使いこなすまでは骨が折れそうだが、非常にバランスのとれた武器種になっていると感じられた。

次回のアップデートの告知も

「エトワール」の紹介が行われた後には、今後のアップデートで実装予定の、完全体となったマガツ(開発陣の間では「スペースマガツ」と呼ばれているのだとか)との宇宙戦闘を行う8人用イベントクエスト映像が公開。さらに次回の生放送では、7thOP映像が公開されることが明かされ、会場では大きな歓声も沸き起こっていた。

番組の最後では、今回が最後のレギュラー出演となる諏訪さんと会一太郎さんのこれまでの活躍をまとめたダイジェスト映像も上映され、それぞれファンに挨拶。「PSO2」への想いと、スタッフ・プレイヤーへの感謝を述べつつ、割れんばかりの拍手喝采によって送り出されていた。

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