次期アップデート「G23 テンペスト」は2019年夏に実装決定!「マビノギパーティー2019」レポート

ネクソンが運営するMMORPG「マビノギ」。本日4月13日に東京・日経ホールにて、オフラインイベント「マビノギパーティ 2019」が開催された。

毎年の恒例となっている「マビノギ」の周年を祝う「マビノギパーティー」。今年14周年を迎えることを記念し、今年も「マビノギパーティー2019」が開催される運びとなった。

昨年に引き続き、イベントホールでは本作の設定資料集が掲出された「マビノギミュージアム」の展示やユーザー投稿型のイラストコンテスト、ここだけのレアなゲーム内アイテムなどが手に入るリアルガチャコーナーなど、会場は「マビノギ」一色に染まっていた。

「Lowland Jazz」がジャズアレンジでファンを魅了!ステージには巨大パン君も!?

本イベントのオープニングはジャズバンド「Lowland Jazz」による演奏でスタート。ゲーム内楽曲、全4曲をジャズアレンジで披露し、会場は一気に大人な空間に。

「Lowland Jazz」は、アニメソングやボーカロイドの楽曲をジャズアレンジしてYou Tubeなどで公開するなど、“ジャズの敷居を低くをキャッチコピーに活動しているジャズバンドだ。もちろんゲームも凄く好きで、今回のオファーもとても嬉しかったそう。これまでMMORPGを、プレイしたことは無かったそうだが、これを機会に「マビノギ」のアカウントを作成したという話も披露された。

続いて登壇したのは、阿曽沼プロジェクトマネージャー、マスたまシェフ氏、GM あーくころ氏、森一丁さん、磯村知美さん。今回のイベントを開催できたことを嬉しく思うと感謝の言葉を述べると共に、今後のイベントのために作成したという「パン君」の巨大オブジェクトもお披露目。作成過程なども公開された。

「G23 テンペスト」が2019年夏頃に実装決定!

「マビノギパーティー」の注目ステージであるアップデートコーナー。2018年の12月に実装された「チャプター7 G22 アポカリプス」の続編となる、「G23 テンペスト」が2019年夏頃に実装されることが、ステージ冒頭で明らかに。

「G22 アポカリプス」では、ハイミラク教団の拉致事件解決のために結成された遠征隊たちが、過去、現在そして未来の出来事が記された黙示録をめぐって大いなる脅威へと立ち向かったが、「G23 テンペスト」でどのように物語が動き出していくかが発表された。

G23では、ミレシアンがティルコネイルで開かれた小さなお祭りに参加するところから物語が始まる。お祭りの最中、村の広場で演劇が披露されることになるのだが、そこで披露されたのは、奇妙な物語の演劇だった。

演劇が終わると、突然と動物の群れの大移動が始まる。群れの大移動で混乱に満ちたお祭り会場の中には、黒き月の教団の姿が…。ミレシアンは彼らと再び対峙した後、2つ目の黙示録を手に入れることになる。黙示録には、エリン中がおぞましい熱病に覆いつくされるという恐ろしい未来の出来事が記されているのだった。

G22ではマルエード、そしてピルアンと遠征隊を結成し、調査を行っていたが、G23では2つ目の黙示録の予言の調査にあたり、新たな遠征隊を結成する。

新たな遠征隊、一人目のメンバーは、ジャイアントの少年「バトゥール」。彼はジャイアント全員から可愛がられる弟のような存在で、小さいころからジャイアントの戦士たちの英雄譚を聞かされて育ったため、大人になったら自分もかっこいい英雄になることを夢見ているようだ。

2人目の遠征隊メンバーはエルフの探検家「ミルオール」。彼女はとても好奇心旺盛で、世の中ことを色々と経験したいと思っており、イリアの色々な場所を探検しているようだ。そんな彼女はエルフのなかでは変わり者扱いされているとか…。

ジャイアントとエルフ。以前の遠征隊とはまったく違うメンバー構成になるが、どのような物語が進んでいくのか今から想像が膨らむ。

G22で敵対組織として黒き月の教団が登場したが、彼らは今回の騒動にも関わっているようで、ミレシアンたち遠征隊は、再び彼らと敵対することになる。そんな黒き月の教団もG23で、新たなメンバーが登場する。

まずは黒き月の教団の錬金術師「モルフィドリアナス」。ティルコネイルのお祭りで奇妙な演劇を依頼した張本人で、誰よりも真理への熱望が強いがゆえに、頭のおかしい人と思われることがしばしばあるそうだ。しかし、錬金術には深い知識を持っている。

モルフィドリアナスに仕え、彼女に忠誠を誓った副官「タレック」。忠誠心がとても高く、モルフィドリアナスの望みならば何でもする覚悟を秘めたキャラクターだ。彼女と一緒に研究を行える程、彼も錬金術に対する情熱と知識を持っている。

また、遠征隊、黒き月の教団以外にも新しいキャラクターが登場。それが好奇心旺盛なミレシアン「タニリエム」だ。彼女とは、黙示録の予言を食い止めるためにエリン中を駆け回っているときに出会うようだ。久しぶりにソウルストリームを渡ってきたらしいので、見間違えるほど変わったエリンが不思議でたまらないよう。

ミレシアンたち遠征隊は、黙示録の予言の調査の道中でベルファストへと向かう。しかしベルファストはかつてないほど激しい大雨に襲われており、暴雨による被害は大陸を飲み込んでいく。オーウェン提督は、この異常気象の原因としてベルファストの近くに「マナナンの船」が来ていると確信するのだ。

提督によると、マナナンの船とは海の支配者マナナンの力で動いている島だそうで、「スクアッブティン」とも呼ばれています。遠征隊はスクアッブティンへと向かい、そこで海の支配者マナナン・マクリルと出会う。

海の支配者「マナナン・マクリル」。彼は船の守護者、海賊とベルファストの守護神と様々な異名を与えられている。だが、彼自身はあまり世の中に興味がなく、波打つ海のような気まぐれな性格の持ち主だ。自分の偉大さをよく分かっており、それにふさわしい美しいものを愛するナルシストのような一面も…。

スクアッブティンの原住民で島に住んでいる妖精「パダルル」。平和に暮らしていた彼らは嵐に導かれて現れた遠征隊員たちと遭遇。好奇心旺盛で楽しいことが大好きなためか、遠征隊ともすぐに友達になるようだ。

新たなMAPとして、マナナンの船である、スクアッブティンが登場。島はいくつかの区域に分かれており、中心地には神殿があるようだ。未踏の地ではどのような冒険ができるのか今から期待が高まる。

プレイヤーは、G22で特性という力を手に入れたが、G23では新たに5つの特性を習得することができる。この習得可能な5つの特性の詳細も明らかに。

「裏面を見抜く目」は、敵の弱点を見つけ、より多大なダメージを与えたり、採集時にボーナスを獲得したりと戦闘だけでなく、生活でも活用ができる。

「状態支援」は、PTメンバーには役立つ効果を、敵にはペナルティになる効果を与えて戦闘を支援する。

「力の結束」は、PTの力を一つにして敵にとどめをさす必殺技として使用可能だ。

「再生の領域」は、生命力、マナ、スタミナだけではなく負傷、状態異常などを回復することができる。

「集中挑発」は、敵の攻撃を指定の対象に集中させることがでる。攻撃が集中している隙に魔法を詠唱したり、体勢を立て直したりと戦闘で大いに活用できそうだ。

さらに4つ目のテフドゥインミッションが追加される。平和だったスクアッブティンに突然凶暴化した大型のモンスターが出現。スクアッブティンの各区域を突破し、大型のモンスターが陣取っている神殿に辿り着こう。

4つ目のテフドゥインミッションの報酬からは新しい武器を製作するための材料が入手できる。ナックル、ハンドル、シリンダー、ガードシリンダーが新たに製作可能に。各武器はペルシウスシリーズとレヴァナントシリーズの計2種類が存在する。

G23では、新しい物語、そして出会い。新しい特性にテフドゥインミッションと盛りだくさんの内容となっている。さらに、近々のアップデートではジャイアントリニューアルや、褐色エルフなど外見のアップデートなどなどが予定されているそうだ。そちらの情報にも注目しておこう。

開発チームからの逆質問も!「マビノギにお願い!」コーナー

続いてはプレイヤーからの質問や要望に阿曽沼プロジェクトマネージャーとマスたまシェフが答える「マビノギにお願い!」のコーナー。毎年お馴染みのコーナーだが、今回も様々な質問や要望が飛び出した。以下に、寄せられた質問と回答をまとめたので、ぜひ目を通してもらえると幸いだ。

――ねぇタイアップはどうしたの?

今回のアップデートコーナーでは発表されなかったが、やらないわけではない。ただ、まだ発表できる段階では無いので、今後の続報に期待してほしい。

――追加装備スロットが足りません! もっと増やしてください。

開発からもプレイヤーの声を教えてほしいと言われているので、この場でアンケートを取らせてほしい。
(アンケート終了後)
増やして欲しいという声が多いことが分かったので開発に伝え、増やせないか検討する。

――コスプレコンテストに落ちました、もっと出場者を増やせませんか?

流石に全員は難しいが、代替案として、都内のスタジオを借りてプロのカメラマンに撮影してもらえるコスプレ撮影会を実施する。詳細は後日発表する。

――新しい楽器が欲しい!

新たな楽器の追加は今後予定している。現在開発中なので詳細は後日発表する。

――【開発陣からの逆質問】新規才能を追加するなら戦闘と生活どちらがいい?

最後の質問は開発チームからプレイヤーに向けた逆質問となった。こちらの会場での結果はほぼ半々といったところ。こちらに関しては本日より公式サイトでアンケートを実施するそうなので、こちらも忘れずにチェックして欲しい。

様々な趣向が凝らされたコスプレコーナー「マビノギ★コスプレコンテスト」!

昨年の大盛況だったコスプレコンテストが今年も開催された。会場に来場した600名のプレイヤーからの投票でグランプリが決定する。グランプリには優勝トロフィーと衣装制作費として現金10万円が、GM賞には衣装制作費として現金5万円が、つぼ八賞としてつぼ八グループ共通割引券1万円×5名分がおくられる。ステージには14名のコスプレイヤーが登壇。ガチなものからネタっぽいものまで、各所に趣向が凝らされたコスプレに会場からは大きな声援があがっていた。

裟威さん(悲嘆の歌) 藤堂さん(フライングソード)
東雲えるさん(アルター) よづさん(ハシディム)
夢乃恵さん(カーズウィン) ぴーぽさん(キリネ)
エリーヴァさん(ダウラ) 崋煉さん(ケフレーン)
Oriel_tarさん(レッドアイスーツ) ルイルイさん(ナオ黒服)
リジエルさん(トルヴィッシュ) そかさん(異神化)
りりさん(トリックスター)
nemnemさん(モクルカルフィ)

気になる結果の方だが、ぴーぽさん、エリーヴァさん、nemnemuさん、Oriel_tarさん、ルイルイさんがつぼ八賞を、藤堂さんがGM賞を、そしてりりさんがグランプリに輝いた。

あまりの問題の難しさにプレイヤーもたじたじ!?「サーバー対抗 マビノギクイズの鉄人」

続いて行われたサーバー対抗クイズ大会では、4択で出題される問題を勝ち抜き方式で回答していき、最終問題終了時点で一番立っている人数が多いサーバーが優勝というもの。優勝サーバーの来場者には「太陽の王冠セット」が、またゲーム内のサーバーでは、順位に応じた報酬イベントが実施される。

さて結果から言うと、今回はなんと全3問で終了となってしまった。というのも、例年、難しい問題を出題しても答えられてしまうため、さらにマニアックな問題が出題されたからだ。そんな難問続きではあったが7名のプレイヤーが最後まで残っていた。

変身マスタリーのランク3で収集可能なモンスターはどれ?

結果は、マリーサーバーが2名、ルエリサーバーが3名、タルラークサーバーが2名となり、ルエリサーバーが優勝となった。ちなみにマリーサーバーとタルラークサーバーは同率2位となったためゲーム内イベントはどちらも戦闘経験値2倍となる。イベントは5月中を予定しているそうだ。

また、問題が難しすぎるとの声によって個人戦も行われた。基本ルールは基本的に一緒だが、最後まで残っていた参加者にはオリジナルTシャツがおくられる。こちらもなかなか難しい問題が並んだが、2人のプレイヤーが最後まで残りTシャツをゲットしていた。

豪華賞品が盛りだくさん!「プレミアム抽選会」

イベントの最後は、様々なリアルグッズがおくられる「プレミアム抽選会」のコーナーとなった。ゲーミングキーボードやマウス、トランセンドSSD256GBなど実用的なものから、イラスト入りサイン色紙やパン君のフィギュア、恒例となった等身大パネル(当日持ち帰りができる人限定)など、豪華な商品がラインナップしていた。

最後の挨拶では、阿曽沼プロジェクトマネージャーが思わず感極まって言葉が詰まる場面も。今回のオフラインイベントの終わりを惜しみながらも、「次回は出張版で会いましょう」とコメントし、イベントを締めくくった。

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