【G-STAR 2014】PCとPlayStation4のプレイヤーが同じサーバーで遊べる(予定)!新作MMORPG「ウェポンズオブミソロジー」の見どころを聞いた

ウェポンズオブミソロジー」は、12月11日の15:00からオープンβテストが始まるMMORPGだ。本作の開発を行っている台湾Gamemag Interactiveのスタッフに、ゲームの見どころなどについて取材してきたので紹介しよう。

ライオンズフィルムの新作MMORPG「ウェポンズオブミソロジー」のオープンβテストが、12月11日の15:00にスタートする。本作の開発作業を行っているのは、台湾のゲームメーカー Gamemag Interactiveだ。韓国・釜山で先日に行われたゲームショウ「G-STAR 2014」のB2B(商談向け)エリアに、同社がブース出展を行っており、この「ウェポンズオブミソロジー」の見どころなどを聞いてきたので、情報を整理してお伝えしたい。

PCとPlayStation4のプレイヤーが同じサーバーで遊べるMMORPG

Gamemag マーケティングディレクター Casper Chou氏
Gamemag マーケティングディレクター Casper Chou氏

本作は元々、台湾のXPEC Entertainmentが開発を行っていたタイトルである。過去に行われた東京ゲームショウで、XPECのブースを通じて本作が出展されたのをご存知の人もいるかもしれない。実は、同社内のオンラインゲームの開発部署が、2012年12月に関連会社として独立しており、その社名がGamemag Interactiveなのだ。

一方、ライオンズフィルムは、XPECが開発した「メイズミス」の日本国内サービスを2014年9月から行っている。その際の良い評判をGamemagが聞き、「それではウチからもお願いします!」という流れで、「ウェポンズオブミソロジー」の運営契約に至ったそうだ。少々ややこしく思えるかもしれないが、要するに「ウェポンズオブミソロジー」は、ベテランの開発者が多く揃ったメーカーが手がけており、そのタイトルが日本にもやってくる、というわけだ。

「ウェポンズオブミソロジー」において、まず注目してもらいたいのは、オンラインRPGでありながら“PC”と“PlayStation4”のマルチプラットフォーム展開が行われること。PC&PS3のマルチ展開は過去に何作か行われているが、PC&PS4は、少なくとも現時点では他にリリースされていない。ちなみに日本でのサービス開始時期に関しては、PC版が2014年12月、PlayStation4版が2015年の初夏を予定している。

PlayStation4というハードは、これまでのコンソールゲーム機と比較してもインターネットとの融合性が高く、オンラインゲームとの相性もバッチリだ。また本作のビジネスモデルは“基本プレイ無料+アイテム課金”(Free to Play)で、PCとPS4のプレイヤーが同じサーバーで遊べるなど、プレイ時のハードルが極力抑えられている。PC版のサービスが軌道に乗った頃にPS4版が登場し、MMORPGの面白さを多くの人に一気に広める可能性があるだろう。

サブクラス的な役割を担った“レリック”は100種類が用意

キャラクターの作成時に選択できるメインクラスは、“アサシン、ウォーリア、プリースト、アーチャー、メイジ”の5種類。フェイスパターン等のグラフィックスは、日本版で大きく手を加えているとのことで、参考までにローカライズ途中のバージョンを紹介しよう。

本作のキャラクターはメインクラス以外にも、“レリック”なる品を装備することで、サブクラス的な能力を得られるのが大きな特徴となっている。レリックは簡単に言うと「神々の力が宿った武器」で、装備すると複数の特殊スキルが使えるようになる。例えばウォーリアが癒しの神のレリックを装備すると、“近接戦闘+回復スキル”が得意な、ハイブリッドなキャラクターが出来上がるのだ。しかも、レリックは基本的にいつでも脱着できるので、ソロプレイ/パーティープレイや、狩場などの状況に応じて、より攻略しやすいスペックに微調整できる。もちろん、気ままにレリックを切り替えて、新鮮に遊ぶというのもアリだろう。

入手したレリックは冒険を通じてレベルアップさせられるほか、“異晶石”(クリスタル)をはめこんで、更なる特殊スキルを追加させられる。また、レリックの装備時はキャラクターの外見に反映されるのだが、これを変更することも可能だ(レリック専用のアバターアイテムがある)。

モンスターからのドロップアイテムや、インスタンスダンジョンのクリア報酬などで、新しいレリックを入手する。ゲーム内には100種類のレリックが実装されており、“本作はサブクラスが100種類!”とも言い換えられる。タイトル名の「ウェポンズオブミソロジー」とは、正にこのレリックを指しているのだ。

「ウェポンズオブミソロジー」は12月11日オープンβテストが開始予定

台湾産のオンラインゲームということで、ゲームの全体的な作りとしては、極端に複雑なシステムは無く、遊びやすく仕上がっているとのこと。レリックが100種類ということからもなんとなく想像が付くかもしれないが、ゲームコンテンツのボリュームは既に相当な量があるそうだ。

話を聞いていてちょっと面白かったのが、ペット関連のシステム。大きく分けて冒険用/騎乗用のペットがいて、前者に関しては一緒に戦ってくれたり、ドロップアイテムを取得してくれたり、回復ポーションを自動使用してくれたりする。ペットは最初、子猫などの姿をしているのだが、成長させていくと、ゆくゆくは“人型”に変化できるのだそうだ。

PC版のサービススケジュールに関しては、2014年の2月に台湾で始まったのを皮切りに、タイ、インドネシアと続き、この12月に日本と中国でのサービスを予定している。PlayStation4版に関しては、日本語版が最初となり、時期は先述したとおり2015年の初夏の予定となっている。興味を持った人は、とりあえず12月11日から始まるPC版のオープンβテストに参加してみよう。

Gamemagが出展していたその他のタイトルもチラっと紹介。「Little Mission Online」は、リアルフィギュアをNFCで
連動させたゲームで、まずは2015年に中国でリリース予定。「Tales of Brave」は童話をテーマにしたカジュアル系の
RPGで、同社にとって初となるモバイルゲームだ。
ウェポンズオブミソロジーサービス終了

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