「アラド戦記」で7年ぶりとなる新地域「仙界」が実装!新たなカスタムエピック装備「ミストギア」も追加に

ネクソンがアクションRPG「アラド戦記」において2月21日に実施する、「仙界」アップデートの先行プレイレポートをお届けする。

「アラド戦記」では2024年のゴールデンウィークに実施予定のアップデートまでの期間を「17.5周年」としており、様々なキャンペーンが行われるほか、ゴールデンウィーク直前には生放送も実施される予定だ。今回の「仙界」アップデートも、そのひとつとして導入されるものとなっている。

この「仙界」アップデートの最大のポイントは、約7年ぶりとなる新地域「仙界」が追加されることである。また、上級者向けにはさらに自身のキャラクターを強化することができる新装備も導入されるほか、これを機に本作を始めてみたい人向けの育成・装備支援も行われる。

今回のアップデート実施に先駆けて、ひと足お先に「仙界」を体験することができたので、こちらではそこからわかったポイントについて紹介していく。

こちらが「仙界」のワールドマップだ。
こちらが「仙界」のワールドマップだ。

ギミック満載のダンジョンや異なる「神獣」が現れる「天気システム」が追加

7年ぶりとなる新地域「仙界」実装に合わせて、新たなクエストやダンジョン、装備、システムも実装される。この「仙界」の街並みは、非常に近代的でありながらファンタジックな装飾が施されたようなところとなっており、独特な雰囲気を醸し出している。

様々な次元を旅してきた冒険者たちがようやく元いた次元に帰還できることになったものの、「大魔法使いマイア」の声に導かれて「記憶の図書館」という場所にたどり着き、そこで隠されていた真実を知ることになる。その答えを求めるために「仙界」へ旅立つことを決意するというのが、ストーリーの導入となっている。

新地域実装に合わせて新たなクエストも追加される。
新地域実装に合わせて新たなクエストも追加される。

ちなみに「仙界」エリアは、全部で3つのエリアで構成されており、今回解放されたのは「白海(はっかい)」と呼ばれるエリアだ。残りの「重泉(じゅうせん)」と「千海天(せんかいてん)」は、後日解放されていく予定である。

「仙界」の街エリアである「晴煙」には、様々なNPCが登場する。
「仙界」の街エリアである「晴煙」には、様々なNPCが登場する。

「仙界」の街である「晴煙」にはジュークボックスがあり、そこで街のBGMを選択して流すことも可能だ。その近くに設置されているステージに上がると勝手に踊るエモーションも楽しめるので、ちょっとしたリラックスをする場所としても最適である。

また、土・日・祝日限定ではあるが、全時間(朝6時から翌朝6時まで)の間「晴煙」のステージに行くと、60分間効果が適用されるバフをもらうことができる。そのため冒険に出かける前に、忘れずに立ち寄っておくといいだろう。

ステージの上にいると、勝手に踊り出す!?
ステージの上にいると、勝手に踊り出す!?

少しだけユニークなポイントとして紹介しておきたいのが、「天気システム」だ。これは「仙界」のみに導入されているもので、毎朝6時に街の天気がランダムで変わる仕組みになっている。その天気によって、出現する「神獣」の確率も変わってくるのだ。

この「神獣」は、可愛らしいペットのような存在で、プレイヤーが「仙界」にいると足元に寄ってくる。そちらに話しかけることで、1日1回冒険の助けになるポーションなどのアイテムをもらうことができる。どんな「神獣」が現れてどんなアイテムをもらえるのか? といった、ちょっとしたお楽しみ要素となっているのだ。

「噛みつくメレンゲ」という名前のカワイイキャラクターが「神獣」だ。
「噛みつくメレンゲ」という名前のカワイイキャラクターが「神獣」だ。

上級ダンジョンで新装備「ミストギア」をゲットしよう!

今回の「仙界」アップデートでは、6種類の一般ダンジョンと2種類の上級ダンジョンが登場する。一般ダンジョンでは、道なりに沿って進んでいく必要はなく、マップ内のネームドモンスターを倒すことでショートカット可能な道ができるという改良が行われている。そのため、じっくり進んでいくことも可能だが、さくっと終わらせたいときはショートカットすることも可能だ。一方、上級ダンジョンでは、新装備の「ミストギア」や装備成長に使えるアイテムを手に入れることができる。

こちらは一般ダンジョンのひとつ「白雲の灯台」だ。
こちらは一般ダンジョンのひとつ「白雲の灯台」だ。

「仙界」の上級ダンジョンに入るには、「入場チケット」が必要となる。こちらは、別の上級ダンジョンやアラドミッションで手に入れることが可能だ。どのダンジョンもユニークなキャラクターが多数登場するだけではなく、様々なギミックが仕込まれている。

たとえば「白雲の渓谷(霧のダンジョン)」では、マップ上から「霧捕集器(きりほしゅうき)」と呼ばれる壺の中に霧を集めながら進んでいくことになる。その壺に集めた霧が100パーセントになると、ボスモンスターとの戦闘時に地面に置いておくことで、ボスの「無力化ゲージ」を大幅に減少することができるのだ。ボスの「無力化ゲージ」がゼロになると、無力化状態となり攻撃のチャンスとなるというわけである。

ダンジョンによっては壺の中に霧を集めていくという、ユニークなギミックも登場する。
ダンジョンによっては壺の中に霧を集めていくという、ユニークなギミックも登場する。

また、自分で進んでいくルートを選んでそこに登場するボスを倒し、入手する支援スキル(バフ)を選ぶことができるダンジョン「ソリダリス(船のダンジョン)」も用意されている。たまにユージンが乱入してくることがあるのだが、乱入によって支援スキル(バフ)が最大レベルまで上がるので、かえってお得になるという要素も盛り込まれている。

いずれのダンジョンもこれまでとは異なる新鮮なプレイが楽しめるものとなっており、探索のしがいがありそうだ。

「ソリダリス」では、どのルートを選ぶかによって付けられる支援スキルバフを自分で選択することができる。
「ソリダリス」では、どのルートを選ぶかによって付けられる支援スキルバフを自分で選択することができる。
ユージンの乱入はかえってお得!?
ユージンの乱入はかえってお得!?

「仙界」ではなく、「次元の嵐」に追加されるダンジョンが「均衡の仲裁者」だ。こちらでも新装備の「ミストギア」を入手することが可能なダンジョンとなっている。「均衡の仲裁者」自体はLv110から入場できるため、そうした意味では「仙界」と同じだ。

「均衡の仲裁者」に入場するためには、「ミストコア」と呼ばれる素材が必要となる。名前がややこしいが、「ミストコア」は新装備の「ミストギア」を作るために必要な素材ではなく、ダンジョンの入場に必要なアイテムだと思えばいいだろう。こちらは、アラドミッションの「一日ミッション」で入手することができる。「ミストコア」自体は、「一日ミッション」で1日あたり54個獲得することができるほか、「仙界」の一般ダンジョンや上級ダンジョンでも手に入れることが可能だ。

「均衡の仲裁者」自体は、難易度の高い上級ダンジョンとは異なり、どちらかというとスピード感を重視したものとなっているためクリア自体はあっという間だ。ただ、「ミストギア」はなかなかドロップしないため、何度も繰り返し周回する必要がある。

サクサク回していくダンジョンとして登場する「均衡の仲裁者」。
サクサク回していくダンジョンとして登場する「均衡の仲裁者」。

上記に加えて、カジノ要素が入ったお金を稼ぐための新たなダンジョン「ソラス・オブ・カシュパ」も追加される。こちらは、通常のカジノダンジョンと金策要素が盛り込まれたVIPのカジノダンジョンが用意されており、VIPには専用の入場アイテムが必要だ。ノーマルダンジョンでは、クリア後にカードが出てくるが、極まれにVIPクラブの鍵が手に入る。それを持っていないとVIPに行くことはできないという仕組みだ。

「ソラス・オブ・カシュパ」の入場自体には、「ミストコア」や「入場チケット」などは不要なので、どんどん挑戦していきたいダンジョンとなっている。

「ソラス・オブ・カシュパ」でがっぽり儲けよう!
「ソラス・オブ・カシュパ」でがっぽり儲けよう!

4つのオプションを自分で選べる新装備「ミストギア」

少し話が前後してしまったが、今回の「仙界」アップデートのもうひとつの目玉と言えるのが、新装備「ミストギア」の追加だ。こちらは「仙界」の上級ダンジョン、または「均衡の仲裁者」でのみ入手できる装備となっている。

従来までのカスタムエピック装備では、4つあるオプションをランダムで一括変換する仕様であったため、自分の目的のものを揃えるのがかなり大変だった。だが、この「ミストギア」ではそちらが大幅に緩和されて、ランダムで表示されるオプションの中から好きなものが選べるようになっている。

それだけではなく、セット効果も用意されている。たとえば2セット効果や4セット効果といった感じで、特定の数を集めることでもさらにボーナスポイントが積み重ねられていくのだ。

自分好みにカスタマイズしやすいところも、「ミストギア」の魅力のひとつだ。
自分好みにカスタマイズしやすいところも、「ミストギア」の魅力のひとつだ。

男鬼剣士&ダークナイトのドットリニューアルや初心者用の成長要素もあり!

「仙界」アップデートに合わせて、人気の高い男鬼剣士とダークナイトの基本アバタードットがリニューアルされる。それに伴いスキルエフェクトや性能にも調整が入れられるため、さらに愛着の湧くキャラクターとして進化しそうだ。

また、冒頭に少しだけ触れた初心者のための施策として「新規育成支援」が今回のアップデートに盛り込まれている。今回追加された「仙界」に挑むためには、通常は新規でキャラクターを作ってから2~3ヵ月ほどの期間が必要だ。しかし、それではせっかく追加された新地域に行けるようになるには時間が掛かりすぎるため、最速で挑戦可能になるためのイベントが用意されている。

この育成イベントを順調にクリアしていくことで、約1週間で「仙界」に入るための入場レベルであるlV110に達成することが可能だ。レベルが上がると様々なアイテムが手に入るほか、それらのアイテムを使って装備を調えていき、「仙界」の入場に必要なもうひとつの条件である「名声値」も上げていくことができる。

ということで、いろいろと今回の「仙界」アップデートについて紹介してきたが、これを機会にふたたび「アラド戦記」の世界に舞い戻ってきたり、あるいは挑戦してみたりするのもいいのではないだろうか。

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