新たな力を手にした4人の“剣鬼”が登場!「アラド戦記」女鬼剣士の2次覚醒を紹介

ネクソンは、「アラド戦記」において、3月16日に女鬼剣士の2次覚醒を含むアップデートを実施する。本アップデートに先駆けて、女鬼剣士の2次覚醒「マジェスティ」「ネメシス」「剣帝」「ディーサイド」を触ることができたので、その内容を紹介する。

「女鬼剣士」は、2013年に実施されたアップデート「SeasonIII Act2.女神の一手」にて実装されたキャラクター。剣の扱いに長け、優れたリーチと、多くの敵を一度に攻撃できるスキルを習得可能な近距離型の職業だ。

今回実装される女鬼剣士の2次覚醒は、「マジェスティ」「ネメシス」「剣帝」「ディーサイド」の4人。それぞれ前身となる「ソードマスター」「ダークテンプラー」「デーモンスレイヤー」「バガボンド」の長所をより伸ばしたような性能となっているので、今まで各職業を極めてきたプレイヤーならばすんなりと扱えるようになるだろう。

また、2次覚醒によって新たなスキルも実装される。中には既存のスキルに付加効果を与えるものもあるので、既存スキルと新スキルの関係性にも注目しておきたい。さらに、各職業の2次覚醒技は演出にド派手なアニメーションが採用されているので、視覚的にも見応えのある作りになっている。以下では、各スキルも含めた2次覚醒の特徴と使用感を紹介する。

4本の魔剣を切り替えながら戦う「マジェスティ」

「ソードマスター」の2次覚醒「マジェスティ」は、スキル「属性変換」によって4つの属性の魔剣を切り替えながら戦う職業。

「属性変換」自体は「ソードマスター」からあるものだが、「マジェスティ」ではこの魔剣の効果をより活用しながら戦うことが重要になる。

一定の確率で敵を攻撃した際に発動する「ソードマスター」のスキル「魔剣発現」の新たな活用法として、新スキル「魔剣放出」が実装。スキル自体は前方広範囲を攻撃する使い勝手の良いものだが、このスキルを習得することで「魔剣発現」が発動した際にストックが保存されるようになる。

このストックが保存されている状態で「魔剣放出」を発動すると、与えるダメージを追加上昇させることができる。上昇値は保存数1つにつき3%となっており、ストックは5つまで保存しておけるので、最大でダメージを15%まで上昇させることができる。

また使用している魔剣は、各種スキルに効果はもちろんエフェクトとしてもしっかり反映される。スキルによっては使用中の魔剣によって演出が異なる部分もあるので、こういった変化も「マジェスティ」を使う上での楽しみになりそうだ。

4本の魔剣を扱う「マジェスティ」。「属性変換」コマンド+方向キーでいつでも属性を変えることができるが、
変更中の数秒間は無防備になるので注意しよう。

スキル

古代の盟約(習得Lv75)

習得すると武器タイプにより物理武器攻撃力と防御無視攻撃力を増加させるパッシブスキル。

魔剣放出(習得Lv75)

魔剣の力を溜め込み一挙に強力な攻撃を与えるアクティブスキル。魔剣に力を吹き込んで強大な魔力の暴風を作り出し、前方に放出しながら多段ヒットとあわせて大爆発を引き起こす。

スキルを習得すると「魔剣発現」を保存するUIが生成される。保存は「魔剣発現」が発動される時に発動し、2秒の保存クールタイムがある。保存クールタイムの間に追加で「魔剣発現」が発動すると、一般の魔剣発現が発動されるので注意しよう。

火の魔剣・フランベルジェを使用した「魔剣放出」
光の魔剣・ストームブリンガーを使用した「魔剣放出」
フランベルジェでは“火傷”、ストームブリンガーでは“感電”といったように、魔剣によって付加効果が異なる。

極鬼剣術:破剣舞(習得Lv75)

古代の魔剣が眠る大地を現世に作り出した後、素早い動きで剣を抜き連続で打ち下ろして大爆発を引き起こすアクティブスキル。発動中は攻撃キーを連打することでさらに素早く動いて攻撃することが可能。また、発動中に抜剣術でキャンセルすると大地に眠る魔剣が一気に爆発する。早急に行動を終わらせたい時などに活用していこう。

2次覚醒技

究極の剣:レーヴァテイン(習得Lv85)

魔剣の力を凝縮させて究極の剣を生み出した後、強力な惨撃で次元を隔てる一撃を加える。次元が揺れ動く間に敵は長時間硬直して次元の破裂と共に大きなダメージを受ける。

敵を屠りその霊魂を使役する「ネメシス」

「ダークテンプラー」の2次覚醒「ネメシス」は、死の神・ウシルを信仰し、その力を利用して戦う魔法剣士。

攻撃に闇属性のダメージが付与されているスキルや、影の中を移動して一定時間無敵状態を維持するスキル、放った影にヒットした敵を拘束するスキルなど、攻撃以外にも多彩な用途に使用可能なスキルを多数所持していることが特徴だ。

パッシブスキル「ベスパーズ」を習得することで、「イモレーション」や「シャドウパペット」などの既存スキルを強化することができる。

また、「ネメシス」は敵を倒すことで“霊魂”という数値が溜まっていく。この“霊魂”を消費することで一部スキルの攻撃力を増加させることができる。

左下、小さく黄色い数字で表示されているのが現在持っている“霊魂”の数だ。
霊魂は最大で30まで溜めておくことができる。

スキル

ベスパーズ(習得Lv75)

戦闘前の祈祷によりスキルの効率を増加させるハッシブスキル。

  • イモレーション:最大/最小維持時間および多段ヒット間隔が減少。
  • シャドウパペット:一閃を使用する現象を削除。
  • リベレート-マッドネス:消耗する霊魂の数が減少。
  • シャドウランサー、シャドウバインディング、ソウルドレイン、スカーフォールド、シャドウハーベスト、ブラックミラー、デッドリーケープ、デストロイヤー、ドゥームスデイ、スターフォール、ジハード、デウスエックスレイ、パニッシュメント:攻撃力増加

デウスエックスレイ(習得Lv75)

霊魂最大消費数:10
霊魂1つの攻撃力上昇値:1%

全てを破壊する死のエネルギーを発射するアクティブスキル。充電型の発射スキルでネメシスが持つ霊魂の数により攻撃力が増加する。

ジハード(習得Lv75)

霊魂最大消費数:10
霊魂1つの攻撃力上昇値:1.1%

聖戦を知らせる神の剣を召喚するアクティブスキル。空中の魔法陣からウシルの気運が入った魔法剣を落として攻撃する。スキルキーと方向キーを使って座標を指定でき、ネメシスが持つ霊魂の数により攻撃力が増加する。

2次覚醒技

パニッシュメント(習得Lv85)

霊魂最大消費数:15
霊魂1つの攻撃力上昇値:1%

前方に魔法陣を生成し、陣中に敵を捕らえておきながら異端を懲罰する執行者となって攻撃する。ネメシスが持っている魂の数により攻撃力が増加する。

魔神を使役し、伸縮自在の蛇腹剣を扱う「ディーサイド」

「デーモンスレイヤー」の2次覚醒「ディーサイド」は、広範囲を一度に攻撃可能な蛇腹剣を扱う職業。鞭のように伸縮自在の蛇腹剣を扱う特性上、剣士ながらどちらかといえば中距離からの攻撃に適しており、幅・奥行共にかなりの広範囲を一度に攻撃することができる。

「ディーサイド」は、前述の「ネメシス」の“霊魂”のような新たな要素は追加されていないものの、「ディーサイド」にはパッシブスキル「魔人の剣勢」を習得することで既存のスキルが大幅に強化される。

攻撃力の上昇はもちろん、攻撃範囲の強化や新たな効果の付与などさまざまな恩恵があるので、まずはどのスキルが強化されるのかしっかりと確認しておこう。

広範囲を一度に攻撃するスキルを多く持つ「ディーサイド」。
横の長さはもちろん、縦の長さもかなりのもので、非常に使い勝手のよいキャラクターとなっている。

スキル

魔人の剣勢(習得Lv75)

魔人の力を蛇腹剣に付与するパッシブ型の強化スキル。蛇腹剣のスキル別にさまざまな効果を受ける。

  • 蛇腹剣-発:打撃範囲が広がり、より素早く最初の一手(刃)を射出する。
  • 蛇腹剣-無:攻撃力が増加し柔軟性が最大化され、使用中にキャンセルして他の蛇腹剣スキルを使ったりその反対にも使用することができる。ただし蛇腹剣-締、非人外道:極、暗然撃:キガスラッシュの使用中にはキャンセルできない。
  • 死刑助手:攻撃範囲が増えて攻撃力が増加する。
  • 暴流螺旋、血禍乱舞:乱打すると魔人の剣気を発生させ、より多くの打撃を与える。打撃を与える魔人の剣気スキルの攻撃力の一部を反映する。
  • 蛇腹剣-締:噛みちぎる攻撃を受けた敵に魔人の霊体が付いて持続して苦痛を与えて爆発しダメージを与える。このダメージは蛇腹剣-組の攻撃力の一部を反映する。
  • 剣魔撃殺:ダイムスの攻撃回数が増加しフィニッシュ攻撃力がアップする。
  • 暗然剣:ギガブレード、暗然撃:ギガスラッシュ、非人外道:極、破戒剣:ラグナロクの攻撃力が増加する。

暗然撃:ギガスラッシュ(習得Lv75)

プノムを大剣に変形させた後、跳躍後に降り立って衝撃波を発生させ広範囲の敵に一度に打撃を与えるアクティブスキル。方向キーの入力を応じて跳躍距離を定めることができる。

非人外道:極(習得Lv80)

魔人ケルクスの刃を鋭く変形させた後、前方の敵を掴んで左右に激しく振り回すアクティブスキル。攻撃時に方向キーを入力すると、その方向にだけ掴める。掴めない敵には別のダメージを与える。

周囲を一掃できるので、敵に囲まれた時などにも有効な一打。

2次覚醒技

破戒剣:ラグナロク(習得Lv85)

空中に飛び上がった後、ダイムスと合身する。合身によりプノムの最大開放型に変形させ大地に向かってむちを打つ。むち打ちの最後にプノムの刃を大剣化して地面を打って衝撃波を発生させ敵を硬直させる。その後に巨大な刃で最後の一撃を加える。

シンプルに打撃力が強化された「剣帝」

「バガボンド」の2次覚醒「剣帝」は、いくつかの非常に強力なバフを持つ近距離型の職業。なんといってもその圧倒的な攻撃力が魅力で、「剣帝」ではその攻撃性がより強化されている。

パッシブスキル「登峰造極」を習得することで全ての剣術と掌法の攻撃力を増加させることが可能。強力なバフを切らさないように動く「バガボンド」での立ち回りはそのままに、攻撃力そのものが底上げされた職業といえるだろう。

「バガボンド」からの特徴として、左手にメイン武器とは別に補助武器を持つことができる。戦闘中にメインと補助を切り替えて戦うことも可能。「剣帝」で習得する新スキル「蓮花剣舞」では、この特徴的な二刀流を存分に活かした攻撃モーションを見ることができる。

補助に装備できるのは光剣のみだが、メインには大剣や小剣、光剣などの多種類の武器を握れる。
振りの速度などに違いがあるので、状況によって切り替えていこう。

スキル

登峰造極(習得Lv75)

五気朝元を越え登峰造極の境地に到達した剣帝の全ての剣術と掌法の攻撃力を増加させるハッシブスキル。

蓮花剣舞(習得Lv75)

前方の敵を双剣で華麗に切り落として移動した後、大きく回転して敵を切り捨て本来の位置に戻るアクティブスキル。回転攻撃で切られた敵は大きく硬直し、方向キーを入力することで回転攻撃を本来の位置で発動させることができる。空中で使用するとフィニッシュ攻撃力が増加する。

蓮花閃(習得Lv80)

刃を抜いた後、前方の広範囲の敵を高速で斬った後、本来の位置に戻るアクティブスキル。本来の位置に戻った「剣帝」が刃を鞘に戻すと、敵が大きなダメージを受けて倒れる。

2次覚醒技

月光比武(習得Lv85)

「剣帝」特有の剣術と掌法から成る秘武を広げて敵に大きなダメージを与える。

2次覚醒実装に向けたキャンペーンやイベントなども実施!

今回4人の2次覚醒を一挙に紹介したが、筆者が特に使いやすいと感じたのは「ディーサイド」。近接職でありながら広範囲をまとめて攻撃できるスキルを多く持つ彼女は爽快感もあり、使用していてとても楽しいキャラクターに仕上がっていた。

また本稿ではスクリーンショットでしか紹介できなかったが、各職業の2次覚醒技も非常に凝った演出となっている。「ディーサイド」の画面一杯を疾走する蛇腹剣のアニメーションはもちろん、「ネメシス」が禍々しい黒い外装へと変身する演出も必見だ。

さらに女鬼剣士の2次覚醒実装に向けて、3月16日から4月13日までの期間、女鬼剣士の2次覚醒を行ったユーザーを対象としたキャンペーンが実施される。抽選で100名にNexonポイント 2,000ポイント、5名に女鬼剣士のキャラクターボイスを務める植田佳奈さんのサインが当たる。

またWチャンスとして、抽選に漏れた人の中からWebMoneyを使用して本作のアイテムを購入したことがある100名には、WebMoneyカードのプレゼントも実施される。

そのほかにも、「女神再臨 ~女鬼剣士2次覚醒イベント~」や「女鬼剣士スターターパッケージ」の販売も実施。2次覚醒イベントでは、女鬼剣士育成に便利なバフや武器をレンタルすることが可能なほか、女鬼剣士で特定ミッションをクリアすると豪華なゲーム内アイテムを報酬として受け取ることができる。

「女鬼剣士スターターパッケージ」は、女鬼剣士の2次覚醒をSDデザインしたクリーチャーと、育成に便利なアイテムがセットになったお得なパッケージとなっている。多彩なイベントやキャンペーンが行われるこの機会にぜひ、新たな力に目覚めた女鬼剣士たちを覚醒させてみてはいかがだろうか。

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