ペーパーマン過去を懐かしみ今を嘆くプレイヤーたち

【良い点】

[別のFPSにはないシステム]
このペーパーマンならではの「キャラクターを浮かせて動けなくする」など、他のFPSとは異なった戦術をとることができます。

[どんなPCでもプレイできる軽さ]
グラフィックが数世代前のものの為、現在売られているPCのそのほとんどで動作します。グラフィックが汚いという点もリアルより絵寄りのゲームなのでまったく気になりません。

[プレイだけなら課金する必要がありません]
武器のほとんどが課金ではなく、またキャラクターなどもゲーム内通貨で入手できます。
一部の衣装とボイスが有料ですが、課金武器がすべてネタ武器である点、キャラクターの無期限がゲーム内通貨で買うことができるのは評価できると思います。

【悪い点】
[出来の悪い銃声と出来の悪いシステム]
このFPSは他と比べて異なった戦術をとることができる、と言いましたが、FPSのキモとなる銃撃戦においてのシステムはあまりよく作られていません。とはいえ気にならない程度のものではあるので、余程こだわらない場合満足できるものではあります。ただし、銃声に関しては非常にチープというか安っぽくて、単に「銃撃戦がしたい」というプレイヤーにはおすすめできないものになっています。

[常に斜め上を行く運営と人のいないサーバー]
運営はこの1年になってバランス調整(武器だけでなくキャラクターにおいても)を何度も行ったり、運営としての努力は見えます。まあただし、その努力を始めるのがあまりにも遅すぎました。まずユーザーの流出を止めるためのバランス調整を行ったもののもうその頃には夜に1サーバー200人から100人前後とかなり末期でした。(しかも200人程度の出入りがあるサーバーは8つ程あるサーバーの中で二つだけで、他のサーバーは常時0人です)
さらに新要素のアップデートなどもあまりユーザーの希望に適っているとはいいがたく、常に斜め上を行くアップデートでした。（ついに最近では"性能だけ"違うがモデル、テクスチャは一緒のぶっ壊れ課金武器なども販売し始めました。）

【総評】
ゲームとして非常に面白いものではありますが、過疎化が進んだ現在インストールしてやるまで価値のあるものではないでしょう。今やこのゲームは最盛期の頃を懐かしみ今を嘆きながらプレイするゲームとなりました。