ヴァニティーオブヴァニティーズ無法者の罷り通る、弱者闇討ちOKの殺戮ゲーム

【良い点】
完美世界制作だけあってグラフィックは美しく、今回はキャラ作成の自由度も高い。
音楽も、中国独特の抒情感あふれるメロディに、好感が持てる。
戦闘バランスは選択した武術流派によって異なるが、操作に慣れればそれほど苦労しないでも済むレベル。

【悪い点】
活劇などのIDと拠点である城下町以外、どこでもPK可能なシステムのため、オープンβテストから状況が悪化。
相手に戦意が無く、クエスト進行中であろうとお構いなしのマンハンターがマップ上を徘徊する事に。
画面外背後からの集団闇討ち、重要NPC近くでの待ち伏せなど当たり前。オート移動でのルート上に、目標引き寄せスキルを使用した罠まで設置し、一方的な虐殺を行う。
それだけでは飽き足らず、ブーイングを浴びせれば逆ギレして追い回し、且つ集中してPKする始末。
そんな彼らの目的は、ただ自分たちが楽しむだけの、他人の迷惑眼中無しの自己中心的なもの。
彼等の出現により、クエストマップ全てがPK天国と化してしまっています。

【総評】
平和で安全にRPGを楽しめたのは、クローズドβテストまで。
今では、悪意に満ちた格下弱者狩りが横行する、業者BOT蔓延より酷いksゲーになってしまっています。
再三に亘り、運営へ苦情や異議申し立てを繰り返していますが、現在はまだ解答待ちです。
題材となっているのは、中国でロングセラーとなっている武侠小説「笑傲江湖」。
しかし、一部の悪意あるプレイヤーの暴挙により、その輝かしい経歴に汚点が残ろうとしています。
本文投稿日より正式サービスが開始されますが、このままでは早晩終了の憂き目に遭うでしょう。

その時になって運営と全ユーザーが悔やんでも、もう後の祭りですが…………。

追記：これではたとえ月額3kであろうと、勢力関係以外PKされない「ブレイドアンドソウル」の方が、はるかに安心して遊べるというものだ。