マスター・オブ・エピック今でもつきあいのあるネット民たち

かれこれ6年くらいはやったかと思います。当時MoEで知り合った人とは未だに連絡を取っていたりして高校の同級生よりも長い付き合いになっている場合もあります。
【良い点】
■なんといってもスキル制
これに尽きるともいえます。いつ始めても古参に追いつける、スキル振り直しはいつでも可能＆無料というのは今にして思うと良心的です。
■少ないデスペナルティー
死体回収というシステムがあり、霊体のまま死体のある場所まで行き、肉体と同化することができればデスペナルティーはゼロです。しかし霊体だとすぐMobに殴り殺されるので、回収が困難な場合はPCもしくはNPCに頼ることになります。親切なPCに助けてもらえればデスペナはゼロ、NPCに頼むとランダムでスキル減少。これが唯一のデスペナです。
■ユーザーインターフェースの自由さ
ユーザー自作のスキンを適用するとシステム周りがガラっと印象が変わります。メッセージ窓を振り分けたり、色を変えたり、窓を増やしたり、キーコンフィグをしたりということがまずキャラ作成時に必要な行為となります。
■過熱した低年齢層が少なめ
私見です。いるところにはどうしようもないPCもいます。
■PvPが熱い
PSにほぼ完全に依存する対人戦はかなり熱いみたいですが、私は熱くなりすぎて不快になることが多くあまりやりませんでした。（弱かったので）
【悪い点】
□古すぎるグラフィック
・とにかく今どきとしてはあまりにもキャラをいじれる要素が少なく、かといっていじらずに放置しているとなんともブサイクなキャラクター。
・そのため、アイテム課金制度ですが古いグラの装備にお金をかける気持ちが低下。
・課金グラフィック装備については、運営が年一度程度デザインコンテストを開いています。最優秀賞の人にはPCなどが贈呈され、デザインされた装備はゲームに実装されます。
しかし優秀賞や入選作品程度でも後日実装されるパターンが多く、みみっちい報酬（RM数百円）で彼らのデザインが使用されるという状況が私には許せません・・。もちろん後日別途褒章が贈られているかもしれませんが。
□いよいよ集金に必死な運営
月額課金時代から待望だったハウジングシステムは基本無料となって数年経ってようやく実装されましたがその実月額課金的システムです。（マイホームを維持するのに毎月お金がかかります。尚ゲームマネーでも取引可能なので沢山プレイする人には月額RMは必要なし）
システム回りの細かな修正が入るのは地味ですが大変喜ばしいです。しかしあまりにも遅い。バグ数年放置はザラです。
□売り買い周りの整備が全くされていない
・基本的にユーザーはアイテム販売のために露天商としてPCをログイン状態で放置しなければなりません。最近多い「取引所」「オークション」といったシステムはなし。ハウジングシステムの一環で、マイホームでアイテムを販売出来、そちらの専用マップではある程度欲しいアイテムを検索できますが露天商は自分の足で回って全部右クリして表示させなければなりません。そこがアナログでいい面もあり、面倒の極みでもあります。ちなみに露天商になるためには取引スキルを少し取る必要があるのと、一回に売れるアイテムは4種までです・・。
【総評】
自分の所属できるコミュニティが見つかれば定住感のあるMMOです。ユーザーは自分から仲間をみつけていく必要があります。
音楽の実装でユーザーは好きな譜面を演奏することが出来るようになり（これも数年来待望の実装）音楽にパフォーマンス、ダンスと狩りや対人にほぼ無関係なスキルが増えました。MoEのユーザーはそういうくだらなさが大好きなので、雰囲気をみてみることをおすすめします。気持ち悪い装備とかも大好きで、もともとイケメン種族の男性にふんどしをはかせたり女装させたりすることに傾注するのもいいでしょう。
現在休止中ですが、いつでも戻れる安心感はあります。無課金でも完全に遊べます。