魔法少女まどか☆マギカオンライン稀に見る斜め上運営

【良い点】
・サウンドは原作の雰囲気を伝えてくれる
・操作が簡単
・原作はファンの多いビッグタイトル

【悪い点】
・グラフィックはほとんどトレース応用の使いまわし
・運営の管理体制と課金仕様が極悪
・サーバーが弱すぎる、強制切断やフリーズと戦うのがメイン
・コンテンツが現状ではほぼ空っぽ、数日で最終コンテンツまで行って他に遊べるものがなし
・オンラインゲーと銘打っているが、これも現状ではオンライン要素はない

【総評】
・特に運営の管理と課金仕様の凶悪さに関しては、悪名高いソーシャルゲー業界の中でも、ここは飛びぬけてすごい。

一例をあげよう
　・一回300円のガチャに「大当たり」が入っている可能性は0,03%である。
　・ガチャのうち98%は「はずれ」であり、残念賞としてもらえるアイテムは全くの無価値（即削除級）である。
　・「大当たり」を引くまでに費やす平均額が日本円にして80万～100万円であり、しかも「大当たり」アイテムは6個必要である。
　・なぜならば、すでにゲーム内で「大当たり」アイテムはプレサービス期間に無料で放出されてしまっており、一定数のユーザーは「大当たり」アイテムで無双してしまっている。
　・しかも、ガチャの確率は簡単に変動させられ、また運営が捏造したと思われる「大当たり」ガチャの当選画像や動画が、ネット上で話題となっている。

　⇒　当運営会社ストラテジーアンドパートナーズの加盟する、日本オンラインゲーム協会は、先月「課金ガチャ」に関する自主規制のガイドラインを消費者庁向けに発表したが、実際のゲーム運営では全く守られていない、あれは一体なんだったのだろうか…

また、当然のようにユーザーからの問い合わせには全て「調査中」との返答のみ、公式掲示板もなし。将来のアップデートについても漠然としたものだけが現在観察できる。

怖いものみたさで登録してみるのは良いかも知れないが、原作ファンであっても課金はさすがにお薦めしかねる。

一原作ファン＆ゲームファンとしては、こうした広告費だけに資金を使って、ゲーム内容やサーバー整備を極端に削り、超絶課金仕様で回収したあと夜逃げするような、公共性やユーザーのことを考えていない運営会社は、早急に自然淘汰されていってくれることを望んでやまない。非常に残念である。