マビノギ英雄伝基礎の良く出来たオンラインACT。だが課題も……

良い点】
・HL2等で有名なValve社のSource Engineで描かれる世界は、ファンタジーでありながら非常に現実感があり、ゲームで大切な「没入感」を大いに高めてくれます。
・基礎がしっかりしている為、アクションの基本である「避けて殴る（撃つ）」が実に気持ちよく、スムーズにこなせます。
・勿論キャラスペックも大事ですが、MMOのように「キャラが強ければ棒立ち殴りで全OK」ということはありません。無理です。
・操作システムはかの無双シリーズに近いです。弱攻撃×nの後に強攻撃（スマッシュ）というシステム。魔法キャラはちょっと勝手が違いますが。
・現時点で全5キャラですが、それぞれスピード、ディフェンス、パワー、魔法、弓、、、といった感じで非常に個性があります。
・課金関連はまだまともなレベル…かな？といったところです。

【悪い点】
・ゲーム内PTを組む際リーダーとなる人が必要なのですが、この「PTリーダー」（別名：ホストとも呼ばれる）のPCスペックと回線環境が十分で無いと、PTメンバーはラグが酷くまともに遊べなくなります。所謂p2p方式なのですが……ここは韓国、北米でも不満に上がっている点です。
・良くも悪くもあるのですが、基本PT推奨ゲームでありながら人同士の繋がりは出来辛いです。「よろしく」「お疲れ様」「ありがとう」だけで大抵終わってしまいます。面白い人が居ればチャットも弾みますが……。
・トークンシステム、これは短期間にがっつり遊ぶ人には足枷です。私のような平日プレイヤーはあまり気になりませんが。
・運営のイベントが、イベントとは名ばかりの「課金アイテムお試し期間」でしかありません。まあそれはそれで構わない人も居るでしょう……。

【総評】
私は同社開発の「マビノギ」もプレイしていましたが、今はこちらでしか遊んでいません。
運営が色々とアレな点で有名なところですが、ゲーム自体は割りとしっかりした出来なので、一度遊んでみる価値はあると思います。